キャストは次々に下る指令をクリアできるか!?『ソードアート・オンライン』第1話先行試写会

By, 2012年7月11日



2012年7月より放送が開始されるTVアニメ『ソードアート・オンライン』の先行試写会が6月24日(日)、東京国際フォーラム・ホールCで行われた。

約10倍の当選率をくぐり抜けたファンが集まり、宇宙最速で第1話を楽しんだ。
この日はキリト役の松岡禎丞さん、アスナ役の戸松遥さん、リーファ役の竹達彩奈さん、シリカ役の日高里菜さん、リズベット役の高垣彩陽さんもゲストに登場、トークを楽しんだ。
なお、今回のイベントは司会者不在、ということで『ソードアート・オンライン(SAO)』ゲーム内の「クエスト」にちなみ、「指令書」に沿って進行することに。
まずは早速第1話の上映。息をつかせぬ展開に、オーディエンスはスクリーンに見入っていた。

上映が終わると再び出演者が登場。作品の感想を聞かれると
「第一話なのにクライマックスのような展開で、油断していると泣きそうです。これからも頑張って演じていきたいと思います」(松岡さん)
「第1話のアフレコ現場を見させていただいたのですが、自分が本当に《SAO》の中に入り込んでいるような感覚になりました」(戸松さん)
「個人的に梶浦由記さんの音楽がとても好きで、すごく感動しました。また、私自身、オンラインゲームをよくやるので、共感できるようなシーンが出てきて楽しかったです」(竹達さん)
「現場で皆さんの演技を聞いていて『すごい!』と思いました。私も作品の中に入ってしまったような感覚になりました」(日高さん)
「今回初めて第1話を観たのですが、『私のキャラクターはここにいたんだ!』と分かりました。環境音やキャラクターの表情など、バーチャルな世界ですが臨場感をすごく感じます」(高垣さん)
とそれぞれ語った。

続いて、PSP用ゲーム『ソードアート・オンライン -インフィニティ・モーメント-』の最新PV映像が紹介。短めのムービーだったが、世界観が凝縮された映像に場内は息を呑んだ。
さらに、公式サイトで募集された、原作とゲームで登場予定のアバター、ソードアートの紹介が行われ、スクリーン上に次々飛び出す秀逸な作品にステージからも客席からも歓声が上がった。

ここで松岡さんに取っておきの指令が!それは「ソードスキルを披露しろ」。少々戸惑い気味の松岡さんだったが、上着を脱ぎ、タンクトップ姿になって採用作品の片手剣スキル「ベア・ノック」を披露。見事に成功し、大喝采を浴びた。

 
ここでしか見られない、長編版の第二話予告映像が流された後は、サプライズゲストとしてLiSAが登場! ファンのサイリウムが輝く中、OPテーマ「crossing field」を披露した。
イベントもいよいよ終盤。最初に課された「楽しいイベントにせよ」という指令をクリアできたか、ファンに確かめることに。客席からは大きな拍手が起こり結果は大成功! クリアしたためにクエストコードが発表された。

最後に、登壇者から挨拶が行われイベントは終了した。


高垣さん:本当にテレビシリーズなのかと思うくらいにクオリティが高い作品です。誰もが一度はファンタジーの世界に憧れたことがあると思いますが、アニメをご覧になると、より身近に感じられると思います。彼らがこの状況をどう乗り越えていくのか? 是非見届けてください。


日高さん:第二話の予告版も見られて良かったです。スタッフ、キャストが一生懸命作った作品です、応援して下さい!


竹達さん:放送前なのにたくさんの方に集まっていただき、とても気合が入るイベントになりました。心をこめて演じていきたいです。


戸松さん:一人でも多くの方に観ていただきたいという気持ちでいっぱいです。戦闘以外にも人間ドラマがありますので、そちらもお楽しみに。期待を裏切らない作品になっていると思います。


松岡さん:昔から応援されている作品ですのでプレッシャーもありますが、「自分ひとりで抱え込んでもダメなんだ」ということを教えてもらっています。『ソードアート・オンライン』という作品を「クリア」するためにも、皆さんの力を是非お貸しください!

<Text/ダンディ佐伯>

●作品公式サイト
http://www.swordart-online.net/