橘ぱんさん原作のライトノベル『だから僕は、Hができない。』が7月11日よりTOKYO Mxほかにて放送を開始する。“特異者”を探すため人間界にやって来た死神の少女リサラ・レストールと出会い契約をさせられてしまった“エロには誰よりも忠実な男子高校生”エロ介こと加賀良介。
リサラに人間界で必要とするエナジーを吸い取られてしまうのだが、そのエナジーとは良介のHな魂(エロスピリッツ)。おかげでここぞという時に何も感じなくなってしまった良介だった。リサラの他にも死神の少女キュール・ゼリアや福宗イリア、幼馴染の大倉美菜など可愛い女の子が登場!
果たして良介はエロスピリッツを取り戻すことができるのか!?
アニメ『だから僕は、Hができない。』はヨスガノソラを制作したスタッフが集結し描く抑圧系エロコメディ。
今回、加賀良介役の下野紘さん、リサラ・レストール役の遠藤綾さん、大倉美菜役の石原夏織さん、キュール・ゼリア役の西口杏里沙さん、福宗イリア役の福圓美里さん、原作の橘ぱんさんにお話をお聞きしました!
―演じるキャラクターのご紹介をお願いします
加賀良介役:下野 紘さん(以下、下野):良介はエロ介と言われるぐらい、自分の考えているエロいことが全部口からポンポン出てしまうようなエロい男の子です。
リサラ・レストール役:遠藤 綾さん(以下、遠藤):リサラは人間ではなく、死神の世界からやってきた死神の女の子で頑張り屋さんな印象です。ひょんなことから良介君と出会います。良介に助けられながらドタバタと明るく楽しく、でもエロ介と呼ばれているだけある男の子と一緒なので何があるかわらかりません。
大倉美菜役:石原夏織さん(以下、石原):美菜ちゃんはヒロインの中で唯一の人間なのですが、常にぽーっとしていて何を考えているのかわからない感じです。良介君のことが凄く好き?
下野:やったね!
遠藤:好き?って疑問形だったよ。
石原:良介君に好意を持っていて、良介と一緒にいることが楽しかったり一途な感じが可愛らしい女の子です。あとは良いお胸をされています(笑)。
キュール・ゼリア役:西口杏里沙さん(以下、西口):キュールちゃんはリサラの従姉妹でリサラをお姉ちゃんのように思っているのですが、表向きは可愛い妹を演じ腹の中では何を考えているのか、まだ私も掴みきれていません。きっとリサラが大好き故のいたずらっ子なのかなと思っています。
福宗イリア役:福圓美里さん(以下、福圓):イリアはリサラとは死神の錬成学校の同期でライバル。並々ならぬ複雑な思いをリサラに対して抱いている女の子です。今はライバル会社に所属をしていて人間界ではアイドルとして活動しています。この人もとても良いお胸を持っていらっしゃるのですが、詳しくは本編を見ていただけるとちょっと面白い秘密が隠されていたりまします(笑)。
原作・橘ぱん先生:この原作をアニメ化していただいてありがたいなと思っています(笑)。アフレコもちょくちょく聞いていますが、皆さんの素晴らしい演技に満足です。これからもよろしくお願いします。
―演じてみていかがでしたか?
下野:おっぱいなどには並々ならぬ執着を持っていまして……、おっぱいだけでなく基本エロ全般に並々ならぬ執着を持っていますね。
リサラに生命活動をするためのエネルギーを吸われて、普通の人間であれば2、3日寝込んでしまうところを、瞬時に回復をしてしまうのですが、その源となっているのが、エロパワーなんです。そのエロパワーをリサラや自分が宝と思っている女の子たちを守るために、、、、とにかくエロいことばかり言ってます。
(一同笑)
下野:エロいこと言ったり身悶えしたり叫んだり基本そういう一般常識に照らし合わせると奇行?が目立つ男の子だと思っています。名台詞という訳ではないのですが、なぜなのかよくわかりませんが予告をよく聞いていただくと色々なところでエロという単語を強調して言っていて「それは本当に毎回言わなきゃいけないことなのかな?」って毎回疑問に思いつつ(笑)楽しく演じさせていただいてます。
ぜひとも毎回聞いていただけると嬉しいです。
遠藤:リサラとしてはとても不本意ながら良介のパワーをいただかないと力を発揮できないところがあって、とても不本意なんですけども(笑)、その源がエロというのが凄く不本意ながら恥ずかしながら残念なんですけど、あれ?言い過ぎ(笑)?
下野:遂に不本意から残念に変わりましたな(笑)!
遠藤:残念なんですけど、でも良介とリサラのやり取りがここまでくると逆に清々しいくらい助け合いというか助け合っちゃってる感じが見ていて微笑ましくもあります。他の皆は腹の中が良くわからないので(笑)、この4人の中で一番純粋なんじゃないかなって今回のアフレコで感じました。
ポッと赤くなったりすることも多いなと思っているので、そういう可愛らし部分とちょっと上から目線がありつつのリサラなのかなと思いながら演じています。
石原:初めてこういったおっとりしてふわふわした女の子を演じさせていただいたので、最初はなかなか掴めずキャピキャピしてしまいましたが、今回の収録でつかめてきたような気がします。
良介のためにキュールと契約をしたりする点で一途さとか素直さとかはリサラに近く、美菜ちゃんも純粋な枠に入るとのかなと思います(笑)。その純粋さとふわふわさを美菜に近づけるように頑張っていきたいと思います。
西口:キュールは最初は純粋にお姉さまのことが好きだったんですよね。でも「この家柄の頭首になるのは私よ!」ということを考えていて、序章から「私が乗っ取ってやる」という腹黒い部分が丸出しでの野心家です。その上ちょっとクールな感じで、14歳なのですが本当に14歳? って考え方をしています(笑)。
黒いなと思うと同時に可愛いなと思う部分もあったりと読めないところがあるので、今後が楽しみです。14歳を演じることに未だにドギマギしているので、可愛いところは可愛く、黒いところは黒く頑張って演じていきたいと思います。
福圓:純情か腹黒かで分ける話がでていますが、確実に腹黒い方に振れている役です。アイドルをしている間はかなり媚びている感じで、胸を寄せたり笑顔を振りまいたりしています。この人は素性がだんだんバレていく役で、どんどん変わっていく多面性を楽しみにしていただけたらと思います。コントラストをはっきりつけて演じていきたいと思います。
―アニメ化に際して制作にお願いしたことはありますか?
橘ぱん先生:良介のキャスティングで「画面の中にも外にもいるような人を」とお願いしていたのですが、綺麗にキャスティングしてくれていたので、下野さんにはありがたいと思っています(一同笑)。
下野:のべつ幕なしにおっぱいおっぱい言っている訳じゃないですよ(笑)。
遠藤:でもそれが何の違和感もないんだもん。
橘ぱん先生:男の子の物語を作りたいと思って書いた物なので、俺にとっての男の子というものがああいうものなので(笑)。
下野:じゃあ先生もおっぱいが好きと?
橘ぱん先生:嫌いなわけないじゃないですか(笑)。
―先生がモデルなんですか?
橘ぱん先生:そんなことはないですよ(笑)。
下野:自分の欲望をとか?
橘ぱん先生:口じゃ言えないけどペンなら言えるかなと思いながら、、、、
遠藤:口で言わせられてるんじゃん(一同笑)
橘ぱん先生:尊敬しています!
下野:そうだよ!俺代弁者だ!(一同拍手)
―番組を楽しみにしている皆さんへメッセージをお願いします。
橘ぱん先生:こういう作品ですので、絵がエッチでエロいことというのをとても大切にしていて、それは監督をはじめスタッフの方に素晴らしくやっていただいています。アフレコに来て思いますが掛け合いなども素晴らしくて感謝しています。
心の中で思っていても学園生活で言えないことがたくさんあると思うので、このアニメを見て自分の代弁だと思って見てくれると嬉しいです。楽しい作品になると思いますので、よろしくお願いいたします。
福圓:一癖も二癖もある女の子たちがたくさん出てきます。テンポも早くて30分があっという間に感じるようなコメディありバトルありで凄く楽しい作品になると思いますので、応援のほどよろしくお願いいたします。
西口:最初の印象はエロに清々しくて良い作品だなと思いました。アニメの収録の現場に来て、見ていても演じていても楽しいので、見てくださる皆さんも楽しんで頂けたら良いなと思いながら頑張っていきたいと思います。よろしくお願い致します。
石原:最初タイトルでびっくりしたのですが、エッチな部分じゃなく白熱するバトルシーンだったり、ひとりひとりのキャラクターの思いがたくさん詰っている素晴らしい作品になっています。
私達演者も頑張っていきますので、皆さんもぜひこの作品で一緒に盛り上がっていただけたら嬉しいです。よろしくお願いいたします
遠藤:特に難しいことを言っている訳ではなく、特にリセラと良介は思ったことを言い合っているだけで、それがむしろ爽やかに見えて演じていても楽しいです。男性の視聴者の方は「そうそう」と思ってくれたら嬉しいですし、女性の視聴者の方は「本当に男子って馬鹿だな」って思ってくれればこの作品は大成功なんじゃないかなって思います。
放送を楽しみにしていただけたらと思います。よろしくお願いいたします
下野:第1話の収録のときから「この作品はタイトル通りのそういった作品です」と言われていたので、女の子たちがあんな風になったりこんな風になったりするシーンもいっぱいあるのですが、それ以上に馬鹿馬鹿しいことを真剣に言っている良介だったり、リサラたちがバトルをしていたり面白い要素がたくさんあるなと思います。掛け合いもものすごく楽しくやらせて頂いています。
男性も女性もたのしめる作品だと思いますので、詳しくはTVで確認してみて下さい。よろしくお願いいたします。
<Text/藤本 厚>
●アニメ公式サイト
http://boku-h.com/