櫻井孝宏、羽多野渉ら豪華声優陣が集結!「三国志 Three Kingdoms」発売記念イベントレポート

By, 2012年6月4日



諸葛孔明を始め三国志の武人たちがここだけのトークを繰り広げる!

5月27日(日)、アジアドラマ史上最大級の歴史ドラマと言われる「三国志 Three Kingdoms」から、キャラクターの魅力により踏み込んだ朗読CDの発売を記念したイベントが開催されました! 物語を声で彩る豪華声優陣が出演したイベントの2回目の模様をレポートします!
出演者は櫻井孝宏さん(荀彧役)、KENNさん(趙雲役)、置鮎龍太郎さん(周瑜役)、羽多野渉さん(甘寧役)、堀内賢雄さん(諸葛孔明役/ナレーション)、司会進行に寺川愛美さん、そして声の出演に杉田智和さん(馬超役)を迎えました。

全員が登場しての挨拶では「皆さん、三国志は好きですか?」「好きです!」のコール&レスポンスで場を温めると、堀内さんが「甘寧は好きですか?」「KENNくんは好きですか?」にコールを変更。「好きです!」とレスポンスを受けたKENNさんと羽多野さんは「(いい声で)愛してます」の追加メッセージで会場を沸かせました。
そして司会進行を務める寺川さんと堀内さんは「三国志ラジオ」のパーソナリティを務めるコンビとして滞りなく進めますよ!と宣言。集まったファンにより三国志を知ってもらうための意気込みはバッチリのようです。

最初のコーナーは「三国志トークショー」と題し、キャスト自身が演じたキャラクターになりきって自己紹介スタート。堀内さんは演じる諸葛孔明の誠実さを維持することに苦労したとし、アフレコではなりきって演じたとのこと。櫻井さん演じる荀彧は頭の良い武人ということで、収録後は賢くなった気分だったようです。さらには集中しすぎてヒゲが生えてくるかと思ったと笑いを誘う場面も(劇中の荀彧はヒゲをたくわえています)。
調べてもおよそ悪いとこが見当たらないと言うイケメン趙雲を演じたKENNさんは、アフレコの難しさだけではなく、役をひきずったままブックレットの撮影も苦労した点だった様子。置鮎さんが演じた周瑜は諸葛孔明との絡みが聞きどころとし、「男の嫉妬心は恐ろしい!」と演じた感想を語ってくれました。地声よりも低い声で甘寧を演じた羽多野さんは、優しい不良(雨の日に子猫に傘をさしてあげるような)をイメージして演じたとし、「二枚目ばかりだからこういう役はビックリした」と堀内さんからもお墨付きをもらったようでした。
馬超役の杉田さんからはボイスメッセージが届き、曹操への怨念が強く描かれていることから、馬超の死因についての謎を語るなど、笑いも交えつつどの出演者よりも長い紹介メッセージを残したのでした。

続いての「キャストが好きな三国志のシーン」を選ぶコーナーでは、羽多野さんが周瑜の奥さんを好きになる曹操の話を挙げますが、1回目では劉備の奥さんのことについて語ったこともあり、出演キャスト全員に“人妻・禁断フェチ”に認定されてしまうことに。しかし寺川さんも「禁断っていいですよね」と支持する発言が飛び出します!
櫻井さんは曹操のセリフ(実際にはありません(笑))の「魏の王に俺はなる!」と言ったことで波乱を起こし、堀内さんの指示でドヤ顔でセリフを決める櫻井さんに対しスルースキルを発動させた寺川さんに笑いが起こりました。
堀内さんが選ぶ三国志の名シーンは、主に孔明の関係するシーンが入っていることで「やっぱりな」という空気が流れつつも、趙雲が単身敵の軍に突撃するアクションシーンや、趙雲が守った赤子を曹操が地面に投げつけるといった衝撃的な一幕、周瑜と魯粛(ろしゅく)の男同士の友情を挙げるなど、三国志の様々な魅力を詰め込んだ内容となっていた。

トークのあとは「諸葛孔明先生の三国志塾」と称したクイズコーナーが行われました。まず最初に「司馬懿の変わった特技とは?」という問題が出されますが、キャスト陣は「猿真似」(KENNさん)「早食い」(置鮎さん)、「二重跳び」(羽多野さん)、「ネイル」(櫻井さん)と適当な解答を次々に発言。途中でKENNさんが女狐ダンスと歌を即興で披露する場面ではKENNさんの華麗なターンに歓声があがります。ちなみに正解は「体を動かさず首だけを真後ろに回転させる」でしたがもちろん正解者はなし(笑)。

続いてはプレゼント争奪の○×クイズコーナー。お客さんは事前に手渡された○×が書かれたシート用いて問題に答えていき、勝ち残った人のに三国志に関する豪華景品がプレゼントされます。孔明と三顧の礼に関する問題や周瑜は孔明に呪い殺されたなどの初級問題だけでなく、呉の孫権の在位期間や趙雲に対し劉備が言った賞賛の言葉などの何問まで幅広く用意されましたが、順調に勝ち残るファンに舞台上のキャストからも「スゴい!」と声があがっていました。

イベントも終わりに差し掛かり、ここでキャストによるオリジナル朗読劇が披露されました。孔明によって集められたかつての武人たちが、下界でのムーブメントについてどう思うかを議論し合います。そして「もしも生まれ変わるなら?」というトークでは、真面目な性格の趙雲が警察官、少々荒い性格の甘寧は犯罪者なのではと現代の職業を当てられたり、風になりたいとしみじみ語る周瑜の自由な会話が展開されます。
さらに「今だから話せるやりかったこと」という話題では、三国志キャラクター一の色男の趙雲を呉にスカウトする周瑜と悔しがる甘寧の掛け合いが笑いを起こします。生朗読のあとはキャラクターに縁のある短い槍や羽ペン、竹簡などのグッズが抽選でプレゼントされ、最後はキャスト陣から集まったファンへメッセージが贈られてイベントは終演となりました。

<Text・Photo/あみこ>

【CD概要】

「三国志 Three Kingdoms 公式朗読CD」シリーズ
【~眠れぬ貴女に捧ぐ~特装版】

絶賛発売中!

税込¥3,990


★三国志の人気キャラクターが豪華声優陣によって蘇る!

1.“虚空に降る涙” /荀彧篇:櫻井孝宏
2.“虎の咆哮”   /馬超篇:杉田智和
3.“夷陵に燃ゆ”  /趙雲篇:KENN
4.“月下美人”   /周瑜篇:置鮎龍太郎
5.“鈴の音来たりて”/甘寧篇:羽多野渉

※堀内賢雄による諸葛孔明は全5話の語り部として登場します。

★三国志ファンと声優ファンの両方が楽しめる、2バージョンを収録!

ドラマ全95話では描ききれなかった、人気の高いキャラクターにスポットを当て、さらに膨らませた“熱きエピソード”を収録。三国志の“男たちの絆と闘い”が、映像ではなく、声と音の世界で蘇ります。
エピソードは5つ。荀彧(じゅんいく)、馬超(ばちょう)、趙雲(ちょううん)、周瑜(しゅうゆ)、甘寧(かんねい)といった魏呉蜀の人気キャラクターの物語が、豪華声優陣たちの熱い演技とオリジナルストーリーによって新たな息吹が吹き込まれ、各一話づつ収録。また本シリーズのナレーションとストーリーテラーとなる諸葛孔明(しょかつこうめい)役を堀内賢雄が担当。

【特装版】には声優陣を撮り下ろした特製8Pブックレット、収録直後のインタビューを記録したDVD、さらに諸葛孔明役を担当した堀内賢雄による“特別語りかけナレーション”の収録など、豪華特典あり。三国志を知っている人にも、初めて触れる人にも楽しめるCDとなっています。

発売元:「三国志TK公式朗読CD」製作委員会 
販売元:エスピーオー

(C)「三国志TK公式朗読CD」製作委員会

●「三国志 Three Kingdoms」公式サイト
http://www.sangokushi-tv.com/index.html