秋葉原『春のラジ館まつり2012』にて、カレー大好き声優の大須賀純さん、森谷里美さんが『華麗なる食卓』原作のふなつ一輝さんと夢のカレートーク!

By, 2012年4月26日



電脳タウンのシンボルとして長年、親しまれている“世界のラジオ会館”による秋葉原振興イベント『春のラジ館まつり2012』が4月21(土)~22日(日)に開催。その一環としてカレーをテーマにした「秋葉原カレーまつり」が展開され、22日にはカレー大好き声優を自認する大須賀純さん、森谷里美さんによるトークショーが行なわれた。

 
会場限定の様々なカレーが食べたいという理由で、早めに来場したという二人。大須賀さんは7種類のカレーを食したとのこと。「カレーなら際限なく食べられる」と豪語する大須賀さんに、「普通のカレーとスープカレーをハシゴしたりします」とさらっと話す森谷さんにとって、最高のお仕事だったそう。ちなみに森谷さんがよく食べるカレーは「バターチキンカレー」とのことだ。

 

また、人気カレー漫画『華麗なる食卓』(集英社刊)の作者・ふなつ一輝さんのサイン会後のステージで、大須賀さんは作品中で主人公・マキトが働くカレー店「カレー大将」のTシャツを着て、フリークぶりをアピール。作中で登場したカレーも実際に調理するほど大好きらしい。最近、作中のカレーで気になった梅カレーもハマってしまったと話した。

 
ここで飛び入りゲストが登場! 声優にあこがれているアイドル・麻 友美さんは、二人に声優になるにはどうしたらいいのか、アドバイスをお願い。「のどのケアは必要だけど、カレーは大丈夫」と森谷さんが話すと場内爆笑。「ウーロン茶はのどに必要な脂まで取ってしまうため、あまり飲まない」や「ペットボトルの水にアメを入れる」などのマル秘テクニックを聞いて、うなづく麻 友美さん。
声優は演技が大切と力説した大須賀さんだったが、カレーを食べたリアクションを求められると、事務所の後輩である森谷さんに押し付け、声優界の縦社会の厳しさもレクチャーした(笑)。「頑張って声優になります!」と元気にステージを後にした麻さんだった。

 
そして、ふなつ先生も参加して3人でトーク。それまでテンポ良く、おしゃべりしていた大須賀さんは「感動してます」と、とても緊張気味。森谷さんが「毎回、コミックを初版で買うほど大好きなんですよね」と話題を振られた大須賀さんは「コミックを買って最初にするのはカバーを開けること(サービスカットがあるため)」だが、最新刊は許せなかったらしく「あれは何ですか?」と、態度が急変!? ふなつさんも「あれはすみませんでした」と笑った。詳しくは最新刊の45巻のカバーをめくってみよう!

元々、読み切り作品がスタートだったが、大須賀さんはその時から読んでいたと明かすと、ふなつ先生も「そんなに前から。ありがとうございます!」とうれしそう。ふなつ先生は連載当時は、あまりカレーの知識がなく、作品監修の森枝卓士さんにアドバイスを受けていたらしい。
また森枝さんは元々、世界をまわるカメラマンで、どこに行ってもカレーがあるため、興味を持ち始めたとのこと。二人が、カレーと梅やスイカは合うのかという疑問についても「インドでは酸っぱいカレーもあるので梅はよく使われてます。スイカの皮はきゅうりみたいなものですから」と答えてくれた。

カレー一本での長期連載だが、カレーネタはまだまだ尽きないと聞いて、「早く次のコミックが読みたいです!」と懇願する大須賀さんと森谷さんはすっかり愛読者の視点になっていた。

おいしそうなカレートークで食欲をかきたてられた参加者はトークショーの後、会場のカレー店で食していた。おいしいトークとカレーでお腹を膨らませたイベントだった。

<Text・Photo/永井和幸>

●「春のラジ館祭り 2012」公式サイト
http://www.radiokaikan.jp/event/fes-spring/