5pb.から発売されているゲーム「科学アドベンチャー」シリーズ最新作『ROBOTICS;NOTES』(ロボティクス・ノーツ)。2012年6月28日(木)発売予定の近作の主題歌をZweiが歌うことが決定した。これを受けて都内で行われたマスコミ向けのインタビューの模様をお届けしよう。
―『ROBOTICS;NOTES』の主題歌を担当することが決まった時の、率直な感想をお聞かせください。
ヴォーカル・Ayumuさん(以下、Ayumu):ロボットを題材にしたアニメで歌を歌いたいと思っていましたので、嬉しかったですね。気持ちよく制作に入れました。
ベース・Meguさん(以下、Megu):これまではロック、ポップ系の楽曲を歌ってきましたが、「ロボット系の曲も合ってるのでは?」と言われていましたので、今回主題歌を歌うことになったのは必然だと思いました(笑)。とても気合が入っています!
―「科学アドベンチャー」シリーズにはどのようなイメージがありますか?
Megu:「教科書」みたいだと思いました。ゲーム内の用語が難しく、その用語を学ぶことができるシステムもあり、遊びながら勉強できるのは、大人としても子どもとしても楽しいと思いました。
それと「ポケコントリガー」というシステムが気になります。
Ayumu:ゲームはあまり得意ではないのですが、絵はきれいで好きです。私は高校時代はバレー部に所属していて、青春していましたのでドキドキ感が伝わってきます。早く映像を見たいと思います。
―レコーディングの感想をお聞かせください。
Megu:今回、レコーディングに臨むにあたり、主役を引き立てるために自分たちに何ができるのか? ということを考えました。編曲を担当した大島さんにはいつもお世話になっていますが、テクニカルでキメの部分が多い曲を作って下さいました。
Ayumu:皆さんの心に届くような歌い方をしたいと思い、高校生が青空の中で口ずさむような感覚を意識して歌いました。
―本作の聴きどころをお聞かせください。
Ayumu:歌詞が終わった後に「Wow」といい続ける部分があるのですが、拳を振り上げて盛り上がって欲しいです。「夏に叫ばないでどうする!」と(笑)。それと2番のサビの「強く大地に立て~」という部分は特に心を込めて歌いましたので、注目して欲しいですね。
Megu:間奏の部分は自分としては挑戦しましたので、ライブでは、そこだけでもいいので注目してください(笑)。
―この曲の歌詞で伝えたいことは何でしょう?
Ayumu:一人の人間から部活の生徒たち、島民、日本、そして世界へと拡張していくというイメージと聞いて興奮しました。マイナス思考ではなく、プラス思考で是非聴いて欲しいです。
Megu:「自分次第で可能性は広がる」ということを教えてくれ、夢を与えてくれる歌詞になっていると思います。
―歴代の「科学アドベンチャー」シリーズを歌ってきたアーティストさんは意識されました?
Megu:意識はしていないですね。皆さんには「Zweiだから良かった」と思ってほしいです。
Ayumu:舞台の季節が夏で曲調も爽やか、ということもありますし、これまで歌ってきた曲とは根本的に違いますから。これまで歌われてきたアーティストの皆さんには歌うことができないような曲にしたいです。
Megu:具体的には、メロディーラインがゆったりとしている中で、弦楽器やドラムが忙しくしている部分に注目して欲しいですね。
―お二人のどの辺がロボットものの作品に合っていると思いますか?
Ayumu:歌っている曲のタイプなど、アーティストとしてのイメージがロボットにつながっているのではないかと自分では思っています。
Megu:『エヴァンゲリオン』や『AKIRA』といったロボットもののアニメが元々好きなんです(笑)。
―最後に、ファンの方に一言お願いします。
Megu:皆さんに期待されている以上の作品になっていると思います。楽しみに待っていて下さい!
Ayumu:今年の夏はZweiと『ROBOTICS;NOTES』が皆さんを拡張させます。拡張していきましょう!!
<Text/ダンディ佐伯>
●Zwei オフィシャルサイト
http://www.reussit.com/pickup/zweiii/zwei.html
●ロボティクス・ノーツ 公式サイト
http://roboticsnotes.jp/