3月18日(日)に「ゲームの電撃 感謝祭 2012」で発表された“乙女ゲームアワード2011”。このアワードで4冠&総合1位となった「うたの☆プリンスさまっ♪」のスペシャルステージが同日に開催された。ステージには音楽プロデューサーを務める上松範康、新作PSP用ゲーム『うたの☆プリンスさまっ♪Debut』で美風藍を演じる声優の蒼井翔太がトロフィーを授与された。
同作はコンシューマゲーム作品部門、キャラクター部門、期待の新作部門、乙女ゲームCD部門で1位を獲得。その喜びを聞かれ、上松は「こんなに愛される作品になったことが本当に嬉しいです」とコメント。蒼井も「すばらしい賞をいただいて本当にうれしいですが、同時に重みも感じます」とコメント。自身が出演する新作ゲームへの期待にこたえたいと語り、意気込みを新たにしていたようだった。
続いて、その他の声優陣から届いたビデオメッセージを上映。下野紘(来栖翔役)、寺島拓篤(一十木音也役)、鳥海浩輔(愛島セシル役)、諏訪部順一(神宮寺レン役)、谷山紀章(四ノ宮那月役)、鈴村健一(聖川真斗役)、宮野真守(一ノ瀬トキヤ役)ら総勢7名からの喜びのコメントを、会場に集ったファンたちがしっかりと聞き届けていた。
ステージ後半の話題は“Debut”一色。オープニング曲「innocence」に乗せたオープニングムービーの初公開は大歓声と共に迎えられ、美風をはじめとする新登場の先輩キャラクター4人にも大きな声援が送られていた。“Debut”は、プリンスたちがデビューするまでを先輩たちが厳しく指導するという内容で、蒼井は美風について紹介。美風は先輩陣の中で最年少の15歳だが、一番厳しい指導にあたるというキャラクター。身長は178cmで蒼井よりも5cm高い。謎多きところも気になるキャラクターのようだ。
発売中のユニットドラマCD「藍&那月&翔」の聴きどころとして上松が“Debut”の挿入歌にもなる収録曲「Triangle Beat」を推すと、蒼井は一部をアカペラで披露。さらに美風のセリフも生で聴かせるという大サービスに、客席は大いに盛り上がった。
最後に、サイン入りの「うたの☆プリンスさまっ♪Debut」のポスターとユニットドラマCD「藍&那月&翔」をじゃんけん大会の勝者3名にプレゼントし、スペシャルステージを終えた。
<Text・Photo/興津正子>
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