【プレゼントあり】観る人全員に元気を！『AKIBA-POP√NICOLLECTION』2012年2月25日（土）開催!!
2011年も２枚のアルバムをリリースするなど精力的に活動してきたMOSAIC.WAVがニコファーレでライブを開催！ 昨年11月に発売されたベストアルバム『AKIBA-POP RECOLLECTION』に収録された楽曲を中心に、新旧織り交ぜたナンバーが披露される予定だ。
ちなみに今回、MOSAIC.WAVとしては初の1日2回公演となっており、こちらも注目点。
ライブを間近に控えたヴォーカルのみ～こ、キーボードの柏森 進（かやぴー）のお二人にお話を聞いてきました！
―ソロでのライブは昨年の「吟遊Planet☆MOSAIC.LIVE」以来、約１年ぶりということですが、現在の心境をお聞かせください。
み～こ：もう１年になるんですね、「前回のソロライブから１年間、あっという間だな」、と感じています。
柏森：僕は、現在はライブに向けて１つ１つ片付けているところです。今回もオータムリーフ管弦楽団からストリングス隊とブラス隊の方に来ていただいて、豪華な編成になります。今は楽譜制作と編曲作業に追われています（笑）。
―今回はave;newさんもゲストアーティストとして参加されますね。
柏森：昨年12月に東京・新宿BLAZEで行われた「みるくらりあっとVol.4」以来の同じステージでのライブとなりますので楽しみです。
―皆さんがパーソナリティを務めているニコニコ生放送の『MOSAIC通り』にもa.k.a.dRESSさんと佐倉紗織さんがゲストにいらっしゃいました。「アキバポップジャム」コーナーではみ～こさんとデュエットもされましたね。
み～こ：『MOSAIC通り』の後に佐倉さんと「また歌いたいね」と話していましたし、夢が早く叶って良かったです。
―ave;newさんとMOSAIC.WAVさんはユニットの構成も近いものがありますし、何か感じる部分はあるのでしょうか？
柏森：僕たちがデビューした当時、まだMOSAIC.WAVの存在が固まっておらず、「他の人がやったことのないことをやらなきゃ」という焦りがあって。どうしても見てる方から勝手に比べられてしまうじゃないですか。
み～こ：え、そうなの!? 私たちとは対極な立ち位置というイメージがあるんだけど……。
柏森：そうですね。キュンキュンする楽曲は、ave;newさんやI’veのKOTOKOさんの専売特許だと思っていて。僕たちの楽曲では「キュン・キュン・パニック」くらいでしょうか（笑）。
ave;newさんさんはストレートな「萌え」を表現されていますが、我々は、たとえれば「裏道」を行っているようなところがありますので（笑）。でもお互いに「わだかまり」のようなものは全然持っていなかった、というのが分かりましたので、お会いできて良かったです。
み～こ：ちなみに以前は佐倉さんは女子力が高くて、私ではとても近づけなかったです（笑）。お姫様のような方でしたが、気さくに話しかけていただいて。お会いして更に自分の黒さが分かりました（笑）。
柏森：a.k.a.dRESSさんのアツいトークをお聞きして、「僕たちも頑張らなきゃ」と感化されました。でも佐倉さんはとても歌がお上手ですね。音響設備もそんなによくないところでいきなり生で歌うというのは大変なのに「歌がうまい」というのはこういうことなんだな、と思いました。同時に「み～こも頑張ってくれ」、と（笑）。
―ave;newさんもMOSAIC.WAVさんも、PCゲームの曲などをよく歌われていますが、起用される作品の方向性がちょっと違うかな、という印象を受けます。
み～こ：純愛路線のゲームの主題歌の依頼が来た場合はちょっと面食らうことがあります。「爽やかなんだけど、どうする!?どうする!?」って（笑）。
柏森：PCゲームではありませんが、『百合星人ナオコサン』のようなギャグ作品だとやりやすくてありがたいですね（笑）。
僕たちとave;newさんは、実はほぼ同じタイミングでデビューをしているんです。同期の人と会う機会がほとんどなかったので、お話をきいて同じ2003年デビューだと知りました。
―ちなみに、お二人はニコファーレに行かれたことはありますか？
み～こ：先日、ライブの下見で行きました。実際に現地でイベントやライブを見たことはないです。
柏森：下見の際には、今までニコファーレで行われたイベントの模様を映像で見せていただきました。また、「ニコニコ生放送」でニコファーレのイベントを見たりしたことはあります。
―LEDを使った映像や演出はとてもきれいですよね。
柏森：はい、楽しみです。360度LEDに囲まれていますので、それだけでも未知のライブ体験ができますよ。けれど今回のライブ、ステージに立つ人数がとても多いんですよね（笑）。ワンマンライブではいつもバンド編制でやらせていただいてますので、実現し得なかった部分もあるんですが、せっかくのワンマンなので生演奏は欲しいなと。歌ってるみ～こが安心できるというのも大きいです。
―弦・管楽器の皆さんが一緒に演奏する曲もあるとか。
み～こ：前回のライブでは別々の登場だったのですが、今回は共演もあります！
柏森：ブラスで演奏したいと思うナンバーをやってもらえるようなセットリストを組みました。
―現在WEBサイト『pixiv Visual Story』などで読むことができる『mirAI☆サテライト』を読めば、ライブをより楽しむことができるとか。
柏森：そうですね、今回の幕間劇では、小説のスピンアウト的な位置づけの物語が展開します。前回のライブを踏襲した形で考えていまして、今回もストーリーの分岐点では皆さんに色違いのサイリウムを振っていただき、その結果を受けてストーリーが進行します。
み～こ：物語のアフレコに参加したサテラ役の声優さんが被り物をして登場し、実際にステージ上を動いてもらう、という面白い仕掛けを考えています。もともと舞台をやられていたらしいので、ステージ上では動き回ってもらおうかな、と思っています。
―今回はスーパー・エンターテイメント・ユニットの「TAP DO！」の皆さんも出演されるということですが。
み～こ：元々、天の声（事務所の偉い人）から「『ヘブンアーティスト』（東京都が実施する審査会に合格した、パフォーマンスに公共施設や民間施設などを利用できるアーティスト）を探してくれ」、とお願いされていました。
それとは別の部分で、ライブでバトントワリングとかかわいいかな、と何気なく調べていくうちに、「TAP DO！」のサイトにたどりついて、「TAP DO！」自体が「ヘブンアーティスト」に登録されている方々だったので、すぐに天の声に報告して……と偶然の流れでお願いさせていただきました（笑）。
―１回目は「電気コレクション」、２回目「元気コレクション」ということですが。
柏森：2枚組ベストアルバムの「元気SIDE」「電気SIDE」にちなんで付けました。「この曲が聴きたいからこちらの回に行く」という人のために、「電気SIDE」の曲を「元気コレクション」で演奏したり、というのは極力しない方向です。まあ、言ってしまえばどちらの公演も「元気」な曲が盛りだくさんなのですが。
み～こ：このセットリストの中では「We Love “AKIBA-POP”!!」が一番遅く感じました。
柏森：それよりも「Magical Hacker ☆ くるくるリスク」のほうが遅いですよ？ 今度MOSAIC.WAVの曲で「BPM早見表」みたいなものが作れれば面白いかも知れません（笑）。
―今回はMOSAIC.WAVさん初の１日２回公演ということですが……。
柏森：ライブ前はいつも不安ですけど、いざ本番に入ってしまうと忘れてしまいますね。
み～こ：で、終わってから疲労困憊で熱を出す……今からもうその姿が見えます（苦笑）。（天の声の「本当は２日で４公演やるつもりだった」という話を受けて）え!? なにかんがえてるの（笑）!?
柏森：おかげさまで今回のライブも多くの人にきていただけることになりました。一度に入れる人数に限りがあるので、その日程でやれるのならやりたかったです。僕らの体力はまた別の問題で（笑）。
―ライブ直前の２月２２日（水）には、MOSAIC.WAVさん単体としては初めてのライブDVD『吟遊Planet☆MOSAIC.LIVE DVD』、『吟遊Planet☆MOSAIC.LIVE CD』が同時発売となりました。映像を実際にご覧になっていかがですか？
み～こ：最初から覆面かぶるアーティストにすれば良かったと思いました（苦笑）。
柏森：ライブ終わりに「ニコ生」のみんなのコメントを見ていた時は、まだ気持ちが高揚していたのですが、数ヶ月経って見たら「粗が目立つな」と（笑）。
その場限りの楽しみという意味で「ライブ」があると思うのですが、ライブの熱気をいざパッケージングしようとすると難しいな、と思いました。
―柏森さんも編集作業に関わられたのですか？
柏森：はい。映像を見せていただいたり、音は各パートごとに分けたデータを、一度データでもらって不要なところをカットしたりして聴きやすくしました。
DVDの方はお客さんの歓声がたくさん入っていて臨場感が感じられて、CDの方は演奏が聴きやすくなっています。
―見たり聴いたりした後は、ちょっと落ち込んでしまいましたか？
み～こ：完璧にしようと意識しすぎることと、ファンの方々が楽しんでいただけることとはまた違うと思うんですよね。そこのすり合わせが難しいです。
ジャンプしながら歌えば盛り上がれますけど、そうすると次の曲に支障が出たりしますから（苦笑）。
―正直、編集せずに全部を観て欲しい、聴いて欲しいという気持ちはありますか？
柏森：それは全くないです（笑）。その場にいたらそれも楽しいですけど、映像で冷静に見ちゃうと……。
み～こ：トラブルを見られるのは会場だけ！
―ちなみに今回のDVDの見どころは？
柏森：ライブに参加した方はあのときの熱気を思い出す意味で、ライブに行った事がない人には「MOSAIC.WAVの曲ってライブでこう再現するんだ！」というのを分かってもらえるんじゃないかと思います。
み～こ：マルチアングルシステムで、「ニコニコ生放送」でライブをご覧になっていた方々のコメントが見られたりもするので、こちらも是非ご注目下さい。
―最後に、ファンの皆さんに一言お願いします。
み～こ：「電気コレクション」、「元気コレクション」と両方来ても楽しめると思います。『AKIBA-POP√RECOLLECTION』の曲をもう一度楽しむ気持ちでライブに臨んでください！
柏森：ベストアルバムを元にセットリストを組む、というのはあまりないですし、初期の曲から最新の曲まで楽しめますので、是非いらしてください！
＜Text・Photo／ダンディ佐伯＞
【ライブ概要】
『AKIBA-POP√NICOLLECTION』
2012年2月25日（土）【東京】ニコファーレ
＜1st stage＞電気コレクション 開場：13:00 開演：14:00
＜2nd stage＞元気コレクション 開場：17:30 開演：18:30
チケットはSOLD OUTしました。
※当日ネット配信を予定しております。詳細はお待ち下さい。
●MOSAIC.WAV公式サイト
http://web.mosaicwav.com/
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