2012年2月23日(木)に発売が予定されているドラマCD『アイリス・ゼロ』(メディアファクトリー刊『月刊コミックアライブ』にて連載中)の発売記念イベントが2012年2月4日(土)、東京・コトブキヤ秋葉原館にて行われた。
今回のイベントに登場したのはヒロイン・佐々森小雪役の日高里菜さん。
バレンタインデーを10日後に控えているということもあり、この日のイベントではトークの後にチョコのお渡し会も開催され、ファンとの交流を楽しんだ。
取材陣が入ったのは、この日3回行われたうちの3回目。
MCを務めた、プロデューサーのサイトウP氏から「3回目ということですから、イベントにもかなり慣れているでしょう?」といきなりハードルをあげられた日高さん(笑)。「頑張って楽しくいきたいと思います!」と意気込みを語った。
ドラマCDの発売に際し、日高さんは「友人が愛読者で、作品自体は知っていたのですが、改めて原作を読んでみると小雪ちゃんはとても可愛い女の子でしたので、演じられて嬉しかったです」、台本を読んだ感想を聞かれると「小雪ちゃんはやっぱりかわいくて、透くんはカッコよく描かれていますし、ハラハラドキドキするシーンもあると思いますので、皆さんには楽しんでいただけると思います!」と語った。
また、アフレコの感想については「小雪ちゃんはいつも一生懸命なので、私も頑張らなきゃ!と励まされました」、CDの聴きどころについては「限定版にはボーナスCDがついているのですが、本編とはまた違った魅力がたっぷりと詰まっていて、とても楽しいです!」とのことだ。
トークは本日の衣装の話へ。制服や襟章、髪を結んだリボンなど、細部に渡り小雪が再現されており、「ここまで再現して下さり、とても嬉しいです。最初は恥ずかしかったですが、楽しくなっちゃいました」とコメント。客席からの「かわいい!」の言葉に「照れるじゃないか(笑)!」と本音(?)を漏らす一面も。
最初は取材向けのためだけに作られた衣装だったが、イベント開催にあたり、こうしてファンの前でお披露目できたとのことだ。
こちらの写真は2月10日(金)発売の『声優グランプリ3月号』にグラビアとして掲載されているので、チェックしよう。
そして、この制服を使ったPVが来場者だけに特別に先行上映。とある学校に行って撮影したというこちらのPVは『メディアファクトリーTV』(http://www.youtube.com/user/mediafactory/)ほかで公開予定ということだ。
上映が終わると大きな拍手が!「1回目と2回目は、最後の商品を紹介する部分で笑いが上がったので(笑)、今回こんなに拍手がもらえて嬉しいです!」と喜びの声を語った。
この後は原作のピロ式氏が書き下ろしたという特別台本を使用した、バレンタインにまつわる物語の生アフレココーナー。こそばゆいストーリー展開に、ファンも大満足だったようだ。
最後は、来場者全員を対象にしたチョコのお渡し会が開催され、交流を楽しんだ日高さん。
イベント後に行われたインタビューをお届けしよう。
―本日のイベントの感想をお聞かせください。
日高さん:今回のイベントは1日で3回行われたのですが、最後まですごく楽しめました。これまでファンの方と近い距離でお話する機会もあまりなかったですし、貴重な経験をさせていただきましたね。
また、イベント中にPVを上映したのですが、皆さん喜んで下さったみたいですし、生アフレコを聴いて「ドラマCDがますます楽しみになりました!」と言って下さるファンの方もいて、たくさん元気をもらいました!
―本作では『アイリス(瞳)』とよばれる超能力が登場しますが、日高さんがもし『アイリス』の力が使えるとしたらどんな力が欲しいですか?
日高さん:以前、原作者のピロ式先生と対談した時に「アイリスが欲しいです!」と言ったら「そのことで悲しかったりツラい思いをするんだよ」と言われまして。「やっぱりそんな単純なものではないんだな」と思いましたので、軽々しく「欲しい」と言えるものではないのですが、(井上麻里奈さん演じる)結城あさひが使える「相手の嘘を見抜く能力」に興味があります。でも先生がおっしゃったように、やっぱりツラい思いをするでしょうし……複雑ですね(苦笑)。
―ご自身が演じた小雪の好きな部分はどこですか?
日高さん:いつも一生懸命で明るくて。自分では気づいていないようですがド天然で(笑)。でも無意識のうちに周りを明るくしようと行動しているところがとても好きです。
―PV撮影の感想をお聞かせください。
日高さん:カメラもたくさん入ったりして本格的な撮影で、ちょっと戸惑いましたが、途中からはノリノリになっていたのですが(笑)、楽しく撮ることができました。観て下さったファンの皆さんも「いいね!」って言って下さいましたし、「撮ってよかったな」と思いました。たくさんの人に観て欲しいです!
―撮影で苦労した点は?
日高さん:細かいところなのですが、走ってカメラの前に来るシーンで、どうしても前髪がバサッとなってしまうんです。メイクさんに苦労をお掛けしてしまったな、と思いました(苦笑)。でもPVはそこまで長いわけではなかったので、何度もリテイクを重ねた、ということはなかったです。
―制服を着てみての感想を、改めてお願いします。
日高さん:私は現役の学生なのですが、珍しいデザイン・色合いだったりしますので、新鮮な気持ちで着ています。ニーハイは個人的に好きでしたが、まさか「見る側」ではなく「履く側」になるとは思いませんでした(笑)。PV撮影、雑誌のグラビア撮影、そして今回のイベントで3回目でしたので、今日は自然と着られたかな、と思います。
―生アフレコを実際に行われての感想をお聞かせください。
日高さん:ピロ式先生が書き下ろしのストーリーということでキュンキュン、ニヤニヤしてしまうようなお話だと思いました。それと今回、集まっていただいた皆さんの顔と向かい合わせになるような形でしたので、そこが一番緊張しました(苦笑)。
―最後に、ファンの方に一言お願いします。
日高さん:イベントでも紹介させていただきましたが、ドラマCD本編は、原作ファンの方にも「これが『アイリス・ゼロ』だよな」と思っていただけるような内容になっていますが、限定版の特典でついてくるCDは、本編とはちょっと違う魅力が詰まっていて、各キャラクターの違った一面が垣間見えると思いますので、原作ファンはもちろん、読んだことのない方にも楽しんでいただけるのではないでしょうか? 是非たくさんの方に聴いていただきたいと思いますのでよろしくお願いします!
<Text・Photo/ダンディ佐伯>
<インフォメーション>
「アイリス・ゼロ ドラマCD」
2012年2月23日(木)発売
【市場流通初回限定版】
BNEG-1034~35
税込¥3,500
【市場流通通常版】
BNEG-1035
税込¥3,000
発売元:EDGE RECORDS
販売元:株式会社ビートニクス
<キャスト>
水島 透:柿原徹也
佐々森小雪:日高里菜
篠塚聖:宮坂俊蔵
結城あさひ:井上麻里奈
時田晴海:赤羽根健治
久賀七瀬:伊藤かな恵
真田賢一:高塚正也
仁科加奈:佐藤聡美
ほか
●商品紹介サイト
http://www.edge-records.jp/title/iris/
●アイリス・ゼロ公式サイト
http://www.mediafactory.co.jp/comic-alive/iris/
(C)蛍たかな+ピロ式/メディアファクトリー
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