夏目やニャンコ先生たちと過ごす最高のクリスマスイブ!『夏目友人帳 肆』放送開始直前イベント『夏目友人帳 ~集い きよしこの夜~』

By, 2012年1月23日



これまで3度に渡ってTVアニメ化され、2012年1月2日からはテレビ東京にて第四期の放送が開始した『夏目友人帳』(原作・緑川ゆき)。その『夏目友人帳 肆』の放送開始直前イベント『夏目友人帳 ~集い きよしこの夜~』が、2011年12月24日、東京・ラフォーレミュージアム六本木で開催された。イベントには夏目貴志役の神谷浩史さん、ニャンコ先生/斑役の井上和彦さん、田沼要役の堀江一眞さん、西村悟役の木村良平さん、北本篤史役の菅沼久義さんが登場。クリスマスイブに相応しい豪華なメンバーによる和気あいあいとしたイベントとなった。

ステージはクリスマスらしくデコレーションされた室内が再現され、会場に集まったファンの中にはサンタ風の衣装を身に付けた人も。クリスマス気分が高まる中、「メリークリスマス!」とステージに現れたのは北本篤史役の菅沼さんと西村悟役の木村さん。2人の呼び込みで後方の扉から夏目貴志役の神谷さんと田沼要役の堀江さん、そしてニャンコ先生/斑役の井上さんも登場し、5人揃ってのトークが開始した。ステージに置かれたソファに座った5人は、リラックスした雰囲気でトークを進めていく。

そんな中、井上さんと堀江さんの熊本ロケに関する話題へ。『夏目友人帳』のゆかりの地、熊本県・人吉市でラジオの収録を行ったお二人は、自然あふれる人吉の地でアニメの世界に浸ってきたそうだ。会場ではその様子を映したVTRも上映され、TVアニメで描かれた風景の数々が映し出されていた。実際に現地に足を運んだ井上さんは「熊本はすごく空気が綺麗でした。流れ星もたくさん見ましたよ」と思い出を語る。堀江さんも「人吉に入った瞬間、身近な風景が広がって、まるでアニメの世界にすっぽりと入ったような感覚でした」と話した。

また、「夏目友人帳を手に入れたら?」という質問をされた井上さんは「花粉症の時は便利ですね」と回答。その他のメンバーに「友人帳で鼻をかむの!?」と突っ込まれていた。トーク中には神谷さんがニャンコ先生のコスチュームを身につける場面も。そのあまりのかわいらしさに、木村さんも「神谷さんダメです!かわいいです!」と漏らしていた。さらに「お願い♥サンタニャンコ先生」のコーナーでは井上さん扮するニャンコ先生が公式Twitterで募集したファンからのお願いを叶えてくれるという嬉しいコーナーも。ニャンコ先生は斑とニャンコ先生の声を入れ替えてみたり、クリスマスのブルースを披露したりと、大サービス。後半にはキャスト陣のサイン入りグッズなど豪華賞品が当たる抽選会も行なわれ、盛りだくさんの内容のイベントとなった。

最後に、キャスト陣からファンへメッセージが送られた。
「今日は本当のクリスマスイブにイベントが出来て嬉しいです。『夏目友人帳』を応援してくださるみなさんの優しい空気を感じることができました」(菅沼さん)
「大好きなものを同じにするみなさんとこうしてクリスマスイブを過ごすことが出来て嬉しいです。僕にとって『夏目友人帳』は身の一部になっています」(木村さん)
「人吉に行って実際にその土地を見て、得られたものは本当に大きかったです。そして、今日はみなさんと楽しい時間を過ごすことができて幸せです」(堀江さん)
「クリスマスイブという素敵な日を『夏目友人帳』を愛してくれるみなさんと共に過ごすことができて、こんなに嬉しいことはありません。人の優しさが染み込んでいる作品だと思いますので、その優しさを大切にしていかなければいけないと思います。第四期もみんなで一緒に味わって行きましょう!」(井上さん)
「みなさんの『夏目友人帳』への想いを肌で感じられるイベントでした。その想いに少しでも何か返すことができればいいなと思っています。またテレビの前でお会いしましょう!」(神谷さん)

<Text/福島槙子>

●アニメ公式サイト
http://www.nasinc.co.jp/jp/natsume-anime/