【10/23開催】感動の2ndライブ!PointFive(.5)Live@野音2011レポート

By saeki, 2011年12月1日


PointFove(.5)が走り抜けた1年3ヶ月の集大成を見届けました!

2011年10月23日、ニコニコ動画で人気の男性歌い手、蛇足、clear、amu、みーちゃん、あさまるの5人からなるヴォーカルユニットPointFive(.5)のワンマンライブが、東京・日比谷野外音楽堂にて開催されました。10月に発売されたばかりのニューアルバム『ドウシンエン』からはもちろん、豪華ゲストが登場しての夢のデュエットも実現。そして、今回のライブをもって活動休止となる彼らの区切りとなるライブでもあり、会場には約3,000人のファンが駆け付けました。ここでは3時間に及んだ内容盛りだくさんのライブの様子をレポートします!

大歓声に迎えられ、まずは全員が揃って「キミリフレクション」からライブはスタート。5人のハーモニーとamuの「もっとこいよ!」の煽りが客席の熱を上げていき、続く「デッサン」ではclearの伸びのある声が響き渡ります。場も温まったところでMCを務めるPUPIが登場。今回はPointFive(.5)にとって2回目、さらに前回から6倍という規模のライブということでテンション高めに進行させるものの、何故か感想をあまり言い合わないメンバー。
見かねたPUPIの、「今日のライブについて感想は?」の質問には、「ビルが見えるね」(蛇足)「ビルの人観てるー?」(amu)といきなりフリーダムな掛け合い(笑)。2ndフルアルバム『ドウシンエン』の感想には、「『Away we go』がカッコいい」(あさまる)、「全部素敵で全部大変でした」(蛇足)というざっくりとした感想をコメント。しかしこのゆるーいテンポ感もPointFive(.5)ならでは。空気感を知っているであろう会場からはしっかりと笑いが起こります。

みーちゃん、蛇足、amuによる「Holography」は3人にぴったりなロックナンバー。ドラムのビートとステージを駆け回るamuに合わせてフロアからはいくつも手が突き挙がります。蛇足とclearがステージ場でバトンタッチをし、みーちゃん、clear、amuの「リスキーゲーム」では一転、ジャズ調のメロディーに自然と手拍子が沸き起こりました。
途中MCではあさまる、clearによるPointFive(.5)に多い“宇宙”というコンセプトの楽曲についての熱いトークが交わされ、この場でPointFive(.5)と公認の“宇宙担当”となったあさまるには温かい拍手が。その楽曲の中からまずは「ポラリス」をしっとりと歌い、clearと入れ替わりにやってきた蛇足との「フタリボシ」では異なる声のハーモニーを上手く利かせて会場を魅了していきました。

【ゲストデュエット①:clear、nero】
続いてはゲストヴォーカルとして、clearとのユニット“cleanero”でもお馴染み、歌い手neroの登場に歓声が起こります。まずはアップテンポの「予感」を披露。ねろやか(nero+爽やか)な歌声でステージを作り上げていきます。スローバラードの「Gift」では、幼馴染な2人の声のシンクロで会場を魅了。歌詞にもある通り“夢のように儚く”歌い上げました。

【ゲストデュエット②:amu、みーちゃん】
メンバーチェンジで登場したのはPointFive(.5)からamuとみーちゃん。色気たっぷりの声質が特長な2人から繰り出されたのは「Somatic Delusion」。この曲のコラボはamu、みーちゃんが本家であるということが再確認され、ライブで歌うのは今回が初めてなのだとか。MCでは、「ここでamuから重大発表!」と、1月に発売のアルバムでメジャーデビューを果たすことが発表されます。客席からは大きな歓声とお祝いの言葉があちこちで飛び交いました。
そんな嬉しい報告のあと、ステージでは2人が次の楽曲で使う衣装の準備を開始。何をするのかと不思議そうに見守るファンを前に、ネコ耳とネコの手、しっぽを付けたネココンビに大変身!「鳴呼、素晴らしきニャン生」サビの「にゃんにゃんにゃん♪」にネコっぽい仕草を見せると、ファンもサイリウムを振って盛り上げました。

【ゲストデュエット③:あさまる、Nem】
続いてはあさまると、ゲストヴォーカルにNemがステージに登場。ニコニコ動画に楽曲を提供するプロデューサー兼歌い手としてもマルチな才能を発揮するNem。まずは自身が作曲を手掛けた「Stray Sheep」をあさまるとデュエット。歌い手としてステージに立つのは初めてのNemでしたが、安定した歌唱力で爽やかなロックチューンを響かせます。
次の楽曲に移る前に、ユニット“あさまっく”であさまるの相方じゃっくと突然の生電話。「まるたんあれやって!」(じゃっく)、「あさまるです、キラッ☆」(あさまる)と掛け合いを見せます。ステージ上のあさまる、Nem、PUPIと一通り世間話を交わすと、「みんなバイバーイ!」と元気に去っていきました。「会場のアナウンスは僕でしたよ!」という発言に、そういえば“あさまっく”のCDの宣伝をよくしていたような……ということを思い出したファンからは笑いが起こりました。1stアルバム「enhance」の衣装に身を包んだあさまる。「夕日の向こうに君を探しに行きましょうか」の掛け声で「サマーレイン」。切ない曲調と2人の声が見事に絡み合い、ファンも静かに歌。声に聴き入っていました。

【ゲストデュエット④:蛇足、【蓮】】
空もすっかり暗くなり、ここからはちょっと大人の時間へ。次のデュエット蛇足と【蓮】の中年コンビ(笑)の登場に、待ち望んでいたファンからは黄色い声が上がります。意外にもニコニコ系ライブで歌うのは初めてという【蓮】は、「なかなか声が掛からなくて(笑)」とはにかみます。まずはニコニコ動画上で高い再生数を誇る「え?あぁ、そう」を2人の艶のある美声で披露。動くと歌詞を忘れてしまうらしい蛇足が、懸命にステージをちょこちょこ動く可愛らしい様子も見られました。
2曲目は蛇足の、「わんわん!」の合図で「DOGS」。間奏で蛇足に絡む【蓮】に「可愛いー!」と声が上がる場面も。途中MCでは11月に蛇足×【蓮】のアルバムを発売することが告げられ、それに伴い全国まわっちゃうかも?の嬉しいお知らせも。彼らがどこに遊びに来てくれるのか楽しみに待ちましょう!

【ゲストデュエット⑤:halyosy&that】
ラストのデュエットパートはhalyosyとthat。作曲家、歌い手として、共に音楽活動を行なっている2人。その息の合った歌声は聴きどころ満載。ニコニコ動画でも人気のナンバー「ダブルラリアット」で集まった3000人とぐるぐるまわって楽しみます。MCは2人の出会いのエピソードなどが語られ、2004年から始まった活動のきっかけとなった「桜ノ雨」ではアコースティックギターの音に乗せて、歌詞に込めた思いを届けます。歌い終わると会場を見渡して、「サイリウムが桜の花に見えました!」と語りました。

【コラボパート:PointFive(.5)+halyosy&that】
ライブはいよいよラストスパート。PointFive(.5)のメンバーが登場し、halyosyが作詞・作曲を手がけた「Select me」を全員で歌います。曲作りの裏話では「select me」というメロディーラインだけが出来上がっており、「5人の中から誰を選ぶ?」という意味を込めて歌詞を書いたことが明かされました。歌詞の“もし君が僕を選ぶなら、この手を掴んでよ”のフレーズで蛇足が手を高く挙げる仕草に「きゃー!」と声が上がりました。続く「COLOUR」では5人のイントロのハモリでいきなり魅せ、こちらもテンポ良く歌い上げました。

いよいよ最後の1曲であることが告げられると、会場からは「えー!」と名残惜しむ声が次々と上がります。ここでPUPIの口からPointFive(.5)活動休止の報告が改めてされると、メンバーからもメッセージが送られます。「アットホームな雰囲気が大好きでした。応援してくださった皆さん、ありがとうございました」(みーちゃん)、「今まで生きていて1番思い出に残る1年でした。寂しいけど待っててね!」(あさまる)、「クラブ活動のような雰囲気が大好きでした。スゴく楽しかったです」(clear)「仲が良くて、皆でソファーで寝れるんだよ(笑)!またこのメンバーで歌えたらいいね。PointFive(.5)を好きになってくれた皆さんも大好きです!」(amu)、「俺が1番年上なんだけど、皆で集まったら関係なく楽しめるんです。これからもそれぞれの活動を応援していただけたらと思います」(蛇足)と、一人一人が1年3ヶ月という期間を懐かしむように振り返ります。
そんな思いを込めた最後の曲は「ほんの少しのさよなら」。歌い終わった5人は会場を見渡し、満足そうにステージをあとにしました。

【アンコールは全員揃って大団円!】
鳴り止まない拍手の中、再びPointFive(.5)のメンバーが登場。1stアルバムの1曲目「undecidable」でアンコールの始まりを告げます。ステージにはPointFive(.5)のディレクターを務める沙Pが登場。曲のバックではPUPIがボイスパーカッションを、沙Pがベースボーカルをも披露し歓声を浴びます。演奏後、沙Pはライブの感想を聞かれると、「曲を聴いて、ここに集まってくれている皆さんもPointFive(.5)のメンバーです!ありがとうございます!」と感謝の気持ちを表しました。続く「流星スイングバイ」は宇宙をイメージしたポップな楽曲。
サビでは全員で飛び跳ねて、3000人の大合唱に会場は一体となります。ライブの締めはゲストヴォーカルのhalyosy、that、【蓮】、Nem、neroを呼び込み、出演者全員による「Fire◎Flower」の大合唱。感想ではメンバーより改めてメッセージが届けられ、その場にいた誰の心にも思い出という美しい大輪を咲かせました。

始まりがあれば終わりもある。けれど彼らとは“ほんの少しのさよなら”。そう信じてこれからも彼らの活動を見守っていきましょう!

<Text/あみこ>

■イベント概要
PointFive(.5)Live@野音2011

会場:日比谷野外音楽堂(東京)
開催日:2011年10月23日(日)

<セットリスト>

1.キミリフレクション(PointFive(.5))
2.デッサン(PointFive(.5))
3.Holography(みーちゃん、蛇足、amu)
4.リスキーゲーム(みーちゃん、clear、amu)
5.ポラリス(あさまる、clear)
6.フタリボシ(蛇足、あさまる)
7.予感(clear、nero)
8.Gift(clear、nero)
9.Somatic Delusion(amu、みーちゃん)
10.鳴呼、素晴らしきニャン生(amu、みーちゃん)
11.Stray Sheep(あさまる、Nem)
12.サマーレイン(あさまる、Nem)
13.え?あぁ、そう。(蛇足、【蓮】)
14.DOGS(蛇足、【蓮】)
15.ダブルラリアット(halyosy&that)
16.桜ノ雨(halyosy&that)
17.select me(PointFive(.5)+halyosy&that)
18.COLOUR(PointFive(.5))
19.ほんの少しのさよなら(PointFive(.5))

―アンコール―
20.undecidable(PointFive(.5))
21.流星スイングバイ(PointFive(.5))
22.Fire◎Flower(PointFive(.5)+出演者全員)

●「PointFive(.5)」公式HP
http://www.team-e.co.jp/sp/point5/