2008年に小学館より刊行され、口コミで広がっていった人気長編小説『とある飛空士の追憶』が待望の劇場版化! 10月1日の全国公開に先立ち行われた完成披露試写会にシャルル役・神木隆之介、ファナ役・竹富聖花、宍戸淳監督、原作者の犬村小六先生が登壇した。
今回が監督として初の作品となる宍戸監督は「初めてづくしでしたので、全てのセッションで苦労しました。シャルルとファナの二人の、コクピットでのやりとりで物語の厚みを持たせられるか試行錯誤しました。スタッフ・キャストの皆さんのおかげでここまで来られました」とコメント。
声の出演を果たした神木は「自分よりも年上の役は初めての挑戦でした。芯の強い青年ですので、そこを出していければと思いながら演じました。シャルルの気持ちを理解するために色々と考えましたね」、声優初挑戦の竹富は「まさか自分が声優をやることになるとは思いませんでした。実際に演じてみて声優の仕事の難しさがわかりました。特に息遣いの部分が難しかったです」とコメントした。
犬村小六先生は「特に星空のシーンがすごくキレイで自分がイメージしていたものを超えていましたので、是非観てほしいです」と語った。
また途中、この日来られなかった千々石(ちぢわ)役のサンドウィッチマン・富澤たけしのビデオメッセージも紹介され、宍戸監督も「富澤さんは声優を職業にしてもいいくらいいい声でした」と絶賛した。
最後に神木より見どころが紹介され、舞台挨拶は終了。「空の美しさ、素晴らしいBGM、空中の臨場感など、見どころたくさんの究極のラブストーリーです。皆さんぜひ映画の世界に入り込んで下さい!」。
<Text・Photo/ダンディ佐伯>
<インフォメーション>
劇場版『とある飛空士への追憶』
2011年10月1日(土)全国ロードショー
●オフィシャルサイト
http://hikuushi-tsuioku.com/
(C)2011 犬村小六・小学館/「とある飛空士への追憶」製作委員会