許斐先生も次回作出演に意欲!?『劇場版 テニスの王子様 英国式庭球城決戦!』初日舞台挨拶
『テニスの王子様』アニメ10周年記念プロジェクト第2弾となる劇場版最新作『劇場版 テニスの王子様 英国式庭球城決戦!』が9月3日に初日を迎え、公開を記念した舞台挨拶が行われた。
登壇者は今回ゲスト主役(ジウ役)を務めた大東俊介と、同じく特別ゲスト(キース役)として出演の早乙女太一、ピーター役の入野自由に加え主人公・越前リョーマ役の皆川順子、跡部景吾役の諏訪部順一、多田俊介監督、そして原作者の許斐 剛先生。
声優初挑戦で大役を務めた大東は「『休憩はいらないので一気に終わらせたいです』とお願いしました」とコメント。こちらも初挑戦の早乙女は「先に大東さんの声が入っている状態でアフレコしたので、すごく緊張しました」とコメントした。
そんな二人に対し、作品での経験が豊富な皆川は「二人ともキャラクターに声が合っていて、とてもカッコよかったです!」と絶賛した。
入野は「いつも通りの『テニプリ』らしく、すごく楽しんでやれました。『アイツ嫌な奴だな』と思ってもらえるように演じましたが、物語が進むにつれてピーターがただの嫌な奴ではないことが分かってもらえると思います」と話した。
人気キャラクターの跡部景吾を演じた諏訪部は『テニスの王子様』が10周年を迎えたことについて「10年ひと昔という言葉もありますが、10年前のことを鮮明に覚えている人は多分いないと思います。こうしてまた、たくさんの笑顔を届けられると思うと武者震いしてしまいます」と心境を語った。
多田監督は「物語終盤の、とあるセリフを残すかどうか最後まで迷いましたが、結果残しました」とちょっとした裏話も披露。
許斐先生は「ゲスト声優の二人の演技は素晴らしかったです。画に関しても『こんなに気合い入れて描いてくれたんだ』と感激しました」とキャスト陣、スタッフ陣の働きを手放しで喜んだ。またキャスト陣の好演に、思わず「次回作に出演したくなってきちゃいました!」とウソとも本当ともつかない発言が飛び出し、拍手が沸き起こった。
また、「(青学の)海堂 薫が好き」という大東に対し、海堂のイラストとサインが入った色紙がプレゼントされ、大東も思わず握手を求めるほどの興奮状態に!場内も大きく沸いた。
サプライズ発表として、これまで発売されたOVAをテレビ向けに編集した『テニスの王子様 ベストマッチ』が10月より放送されることと、月刊マンガ誌『ジャンプSQ』にて連載中の原作のアニメ化作品『新テニスの王子様』が2011年1月より放送が開始されることも発表された。
「まだ話せないことがたくさんある」(許斐先生)という『テニスの王子様』10周年プロジェクト。映画ともども今後の展開に期待大だ。
<Text・Photo/ダンディ佐伯>
<インフォメーション>
☆『劇場版 テニスの王子様 英国式庭球城決戦!』
2011年9月3日(土)より新宿ピカデリー ほか、全国ロードショー
☆アニメ『テニスの王子様 ベストマッチ』
2011年10月5日(水)25:50~テレビ東京にて放送開始!
☆アニメ『新テニスの王子様』
2011年1月よりテレビ東京ほかにて放送開始!
●劇場版公式サイト
http://tenipuri-movie.com/
●『テニスの王子様 ベストマッチ』サイト
http://ani.tv/anime/tenipri-best
(C)許斐 剛/集英社・NAS・劇場版テニスの王子様プロジェクト2011