【5月29日開催】吉岡亜衣加 First Live Tour 2011 ~心(ここ)で逢いましょう~

By, 2011年7月15日



吉岡亜衣加 First Live Tour 2011 ~心(ここ)で逢いましょう~
2011年5月29日(日)【東京】渋谷CLUB QUATTRO

朝から降り続く雨にも負けず、会場となるCLUB QUATTROには吉岡さんに逢えることを心待ちにする300人以上のファンが集まった。
自身初となる初のライブツアーもいよいよ千秋楽。いつもライブには女性ファンが多いことで知られる吉岡さんのライブだが、この日は男性ファンの姿も多く見受けられた。それだけ彼女の歌は聞く人を魅了しているのだろう。
そんな彼女の歌は、声は、言葉は、皆の心にどのように響いたのだろうか。ここではツアーファイナルの様子をお届けしよう。

開演時間となり、白いワンピースに身を包んだ吉岡さんと、所属事務所社長の沢田昌孝氏がステージに登場。3月の大震災以降自分たちにできることは何かを考えた結果、ライブを開催しステージに立って歌を届けることを決めたという2人。被災地へ全員で黙祷を捧げ、この日のライブの幕開けとなった。

まずはシンセサイザーの軽快なイントロ、「はらり」からスタート。「この規模でライブをやるのは初めてです!」と語る吉岡さんは今日の日の喜びを最大限に表し、続けて薄桜鬼のナンバー「散らない花」「時の栞」を歌い上げた。
続いてはツアーも一緒にまわったという相方、ピアノの関さんがステージ上に登場。吉岡さんの故郷、静岡県を思って作った「麦わらぼうし」や、つらさも嬉しさも分け合いたいという彼女の優しさが込められた「つぼみ」などのしっとりとしたナンバーが続き、最初の一歩を後押ししてくれる「緑桜」では、客席にたくさんのサイリウムの花が咲いたのだった。

ライブ後半では最新シングル「響ノ空」がお披露目され、感情のこもった彼女の歌声の心地よさに、そこにいた誰もが聞き入っていた。「実は今日使っているマイクは誕生日プレゼントにもらいました。大きな会場で使おうと決めていました!」と自慢げに見せた真っ白なマイクで、「紅い蜃気楼」「風遙か」を力強く歌った(個人的にこの2曲は是非会場で聞いて頂きたい。鳥肌!)。そして、待ってましたと言わんばかりの歓声とともに、アニメ薄桜鬼の主題歌「舞風」「十六夜涙」を皆で一緒に歌ってのラストナンバーとなった。

ツアーファイナルということで、ライブはまだまだ終わらない。ツアーTシャツに着替えた吉岡さんとバンドメンバーが再び登場し、アンコール曲に「Wish~出逢いを越えて~」「こぼれるメロディーは風唄に」を、ありがとうの気持ちとともにプレゼント。
ラストは「ねぇ、もしも2人が…」でフィナーレ。「ラララ」の大合唱で会場が一体となったこの曲は、ファンの心に確かに触れたことだろう。オフマイクで「ありがとうございました!」と感謝の気持ちを述べた吉岡さんは、大歓声に包まれながらステージをあとにした。

今年の1月から長きに渡ったライブツアーは終了したが、まだまだ彼女は歌を届けていく。新曲や今後のライブの情報などは公式サイトをチェックしよう。さらに7月13日に発売される3rdアルバム『時の彩り』に、今回収録されたコーラス部分がどのように仕上がっているのか、そちらも楽しみに待ちたいと思う!

<Text/あみこ>

<セットリスト>
01.はらり(PS2ゲーム『薄桜鬼 〜新選組奇譚〜』OPテーマ)
02.散らない花(DSゲーム『薄桜鬼 DS』OPテーマ)
03.時の栞(PSP用ゲーム『薄桜鬼 随想録 ポータブル』OPテーマ)
04.麦わらぼうし
05.つぼみ(1stアルバム『はらり』収録曲)
06.涙
07.ラブレター
08.緑桜(1stシングル『散らない花』カップリング曲)
09.さかあがり
10.響ノ空(DSゲーム『薄桜鬼 随想録 DS』OPテーマ)
11.紅い蜃気楼(PS3ゲーム『薄桜鬼 巡想録』OPテーマ)
12.風遙か(PS2ゲーム『薄桜鬼 黎明録』OPテーマ)
13.たったひとつの遠い道(4thシングル『舞風』カップリング曲)
14.舞風(TVアニメ『薄桜鬼 碧血録』OPテーマ)
15.十六夜涙(TVアニメ『薄桜鬼』OPテーマ)

<アンコール>
01.Wish~出逢いを越えて~(DSゲーム『ふしぎ遊戯 DS』OPテーマ)
02.こぼれるメロディーは風唄に(2ndアルバム『夢花車』収録曲)

<ダブルアンコール>
01.ねぇ、もしも2人が…(PSPゲーム『薄桜鬼 遊戯録』EDテーマ)

●ロックンバナナ(吉岡亜衣加所属事務所)公式サイト
http://www.r-banana.com/

●吉岡亜衣加公式サイト
http://www.team-e.co.jp/sp/yoshioka_aika/

●オフィシャルブログ『はじまりの場所』
http://blog.livedoor.jp/yoshioka_aika/