『G.Addict LIVE Sign of Addiction’11』レポート

By, 2011年7月12日



G.Addict LIVE Sign of Addiction’11
2011年6月26日(日) 【東京】品川ステラボール

『グラール騎士団』のメインキャラクターを演じる梶 裕貴、阿部 敦、寺島拓篤、堀江一眞の4名で結成されたG.Addict。
ドラマCD、ラジオ、イベントと活躍の場を広げ、ファンを増やしてきた彼らは、2011年6月26日、品川ステラボールでついに待望のワンマンライブを行った。

『グラール騎士団』のイメージカラーでもある赤いサイリウムに埋め尽くされた会場は、4人がステージに現れた瞬間、大歓声に包まれた。
トップスは黒、ボトムスは銀のシックな衣装で登場した4人が歌うのは、「everlasting note」。ラップの多いアップテンポな曲を、振り付きで歌う4人と、その4人が左右に振る手に合わせて揺れる、会場中のサイリウム。早くも1曲目から、ステージと会場が一体感を出していた。

2曲目は一転してダークな雰囲気のある「monochrome」。結成から約2年、既にシングル2枚、アルバム2枚をリリースしているG.Addictは、テイストの違う2曲を歌い上げることで、その実力を見せた。

  

「Welcome to Stellar Ball」、「We are “G.Addict”」。
そんな言葉で始まったMCでは、4人がそれぞれに今日のワンマンライブを迎えられた嬉しさを話す。
G.Addictの4人、バッグバンドのメンバー、スタッフ、今会場にいるファン、そして来られなかったファンの全員にとって、寺島の「今日がG.Addictの記念日だ」という言葉に、会場が沸いた。

ライブでは初披露となった「Last days」では、頭を激しく動かしながらマイクスタンドを揺らし、G.Addictのロックな面を見せ、4人のメインパートとバックコーラスが何度も入れ替わる「grindingdays」は、4つの声のハーモニーを聴かせる。

ソロパートの1人目は寺島拓篤。
「bullet」、「Ambivalence」では、ジャケットの裾やフードを跳ねさせながら、ステージを左右に走り回り歌だけでなくパフォーマンスも見せた。
「bullet」を歌い終え暗転したステージ上で背を向ける寺島の手元から、会場に向けて何かが投げられた。その何かは、寺島が今日のために買ったサングラスだ。1回限りのサプライズ。運良く手に入れたファンは、一生忘れられない思い出になっただろう。

  

曲のタイトルに合わせて、会場のサイリウムも青に染まった阿部のソロ「BLUE」。胸元が大きく開いた服と、時折マイクスタンドを抱き寄せるように添える手が、とてもセクシーだった。
ソロ曲の中では切なさや情念を感じさせる「BLUE」と「断罪のShadow」。対照的にMCでは、姪っ子超ラブ!! をアピールし、会場の笑いを誘っていた。

  

堀江のソロは繊細なピアノと、それに重なる落ち着いたモノローグの「-Lost key-」、一転してキャッチーな「Chain of mind」への繋がりが、一つのストーリーを感じさせる。
「Sanctuary」を歌いながら、キャラの苦悩や寂しさにシンクロできると語る堀江。
音楽と自分の関わりについても、色々な想いを持っているようだ。
母親がクラシックの歌手で、幼い頃から当たり前に音楽がある環境で育ったこと。その母親から厳しくピアノを叩き込まれ、音楽が嫌いになったこと。そして、自分が選んだ役者の道は音楽と縁がないと思っていたこと。
そんな音楽とは無縁な環境の転機になったのが、G.Addictだった。
G.Addictに参加したことで、ファンの前で歌い、音楽を通じて新しい仲間と出会い、いつしか嫌いだった音楽が好きになったと語る堀江に、会場からは拍手が上がった。

  

伸びやかなハイトーンを聴かせる梶のソロ。「僕が出来るコト」も「Black Whirlpool」も、きれいな高音が耳に心地いい。
G.Addictが始動した2年前を振り返った梶は、今アルバムを出し、ライブを開催できているのは応援する人あってのことだとファンに感謝を伝え、ソロ最後の曲「Black Whirlpool」へ繋いだ。

  

ソロパートが終わると、「highend days」のオープニングに合わせて、G.Addictが再び4人で登場した。
一見バラバラに見えるストリート風のカジュアルな衣装。その中でTシャツ、帽子、パンツと、それぞれがどこか一ヶ所にイメージカラーの赤を使っていることで、やはりG.Addictは4人揃ってこそなのだと感じさせる。

左側の堀江と梶、右側の阿部と寺島で、ぴったりと揃った左右対称の振り付けを見せる「highend days」。スピード感のある「signal」。G.Addict後半の2曲は、前半よりもポップで、会場のテンションはラストに向けてどんどん上がって行った。

アンコールはまず今日のライブを収録したDVD発売の告知から。
2011年9月26日。2年前のこの日、『ランティス祭り』でG.Addictは初お披露目&ユニット名公開された。そんな記念すべき日に、1stライブDVDは発売される。
「9月26日はG.Addictにとっての記念日だ」と言う阿部に、2年前のG.Addictデビューを知っているファンからは「わかる!」「見たよ」と次々に声が上がった。

2年間ファンから応援されてきたこと、応援があるから1stライブが迎えられたこと。過去にゲストとして出演してきたライブイベントとは違い、自分達だけに向けられたアンコール。
それらに感謝の気持ちをこめてG.Addictが贈ったのは「miss you always」だ。

優しいバラードと、天井から降ってくる白いハート。「一緒に歌おう」の声に応えた、会場中に響くファンの歌声には、G.Addictが「miss you always」に込めたくさんの“ありがとう”が確かに届いていた。

  

初めてのワンマンライブ。ドキドキもしたし、ワクワクもした。自分が歌を歌うとは思わなかった。
色々な想いを語る梶、阿部、寺島、堀江の4人だが、「早く次のライブをやりたい」という想いだけは、全員同じだった。

ラストナンバー「prism」では、ステージ上も会場も残った力の全てでコール&レスポンスした。
曲が終わっても会場を見つめているG.Addict。ファンの歓声と拍手は、4人の姿がステージから消えるまで止まなかった。

2011年9月26日発売予定のライブDVDは2枚組。Disc1にライブ映像とメイキング、Disc2にはグラール騎士団のOVA『グラール騎士団 Evoked THE Beginning Black&White』が収録され、アーティストとしてのG.Addictも、声優としてのG.Addictも堪能できる仕様になっている。
このDVDを観て1stライブを楽しみながら、きっと近いうちに開催されるであろう2ndライブを待ちたい。

<text/添田由美>

<セットリスト>
01. everlasting note
02. monochrome
03. Last days
04. grindingdays
05. -Line of Elevation-
06. bullet
07. Ambivalence
08. -想-
09. BLUE
10. 断罪のShadow
11. Sanctuary
12. -Lost key-
13. Chain of mind
14. -ability-
15. 僕が出来るコト
16. Black Whirlpool
17. highend days
18. signal
アンコール
19. miss you always
20. prism

05,06,07 寺島拓篤ソロ/08,09,10 阿部 敦ソロ/11,12,13 堀江一眞ソロ/14,15,16 梶 裕貴ソロ

  

  

  

<G.Addict LIVE Sign of Addiction’11 DVD情報>

発売日:2011年9月26日(月)
品番:LABM-7084~7085
価格:\6,800(税込)
仕様:DVDディスク2枚組/スリーブケース仕様
収録内容:
■Disc 1 LIVE DISC
2011年6月26日に品川ステラボールで行われた「G.Addict LIVE Sign of Addiction’11」の模様を、舞台裏側の映像とともに収録
■Disc 2 ANIME DISC
プロダクションマネージャーカット版OVA『グラール騎士団 Evoked THE Beginning Black』と、新作『グラール騎士団 Evoked THE Beginning White』の2本を収録
※上記は予定であり、実際の内容とは異なる可能性がございます。

グラール騎士団:G.Addict オフィシャルサイト http://www.goulart.jp/
WEBラジオ『ナイルとホクトのグラール学園放送部』 http://lantis-net.com/goulart/