【モンコレ】杉田智和・水橋かおり・斎藤千和が出演！『七星魔導史マフィン伝』ドラマCD第3弾 アフレコレポ
『七星魔導史マフィン伝』ドラマCD第3弾が登場!!
2011年8月17日発売予定のモンスター・コレクションTCG ドラマCD 『七星魔導史マフィン伝「魔剣の姫君と暗黒卿の秘儀」』から、出演声優インタビューをお届けします。
魔剣姫ドリブラ役 水橋かおりさん、錬金術師マフィン役 杉田智和さん、そして新キャラクター妖狐ヴァッセル役 斎藤千和さんの3名にお話をうかがいました。
――今回で『モンコレ』ドラマCDは第3弾になりますが、今までと比べての感想をお願いします。
水橋かおりさん（以下、水橋）：どんどん話が佳境になるということで、ちょっと今までと雰囲気違うのかなって思いました。
杉田智和さん（以下、杉田）：個性的なキャラクター達に囲まれて今回の騒動が起きるという点で、いつもと同じノリと思っていたら、水橋さんも仰った通り、割と物語の確信部分が見えると言いますか、その辺りを最後まで語り切るのが、シリーズを重ねてきた意味があるのかなって思いました。
――今回斎藤さんは初めての参戦ということで、妖狐ヴァッセルを演じての感想をお願いします。
斎藤千和さん（以下、斎藤）：今回私は「初めまして」だったのですけれども、「初めまして」で入っておきながらヴァッセルとエレインとアニエスといっぱい演らせていただいたので、自分のことでちょっと舞い上がってしまいました。
世界観は、私が参加した今回に関してはちょっと重い感じだったので真面目な作品なのかと思っていたのですが、実際に来てみたら、ドリブラ様とマフィン様の掛け合いがすごく面白くて（笑）。私は二人の温度差みたいなものがとても好きで、聴いてて楽しかったです。
――ヴァッセルとエレインとの演じ分けはすごいと思います。
斎藤：そう思っていただければ嬉しいです。ちゃんと別録してないです！ アピールしておきます。
――印象に残っているセリフをお願いします。
水橋：今回は「生きている人達みんなが団結して何かしよう」っていう感じになるんですけど、ドリブラは死んでいるので、そこに堂々と混じって行けないと言うか……。今までは物事を解決する時、すごく前に出るタイプだったんですけど、少し躊躇ってるっていうか引いてるっていうか、遠い所にいるなって感じているセリフがあったので、そこが言ってて切なかったです。大勢の中にいて一人の状況って本当に一人でいる時より辛いってことありますよね。なんかそういうの辛いなって思って、そんな気持ちでやってみました。後、私のセリフじゃないんですが斎藤さん祭が見られて楽しかったです（笑）。
斎藤：お粗末様でございました。
水橋：本当に一緒に録ってますんで。すごいです、別録とかしてないです。
杉田：マフィンはいつも通り、相手と会話しながら自分のペースに嵌め込んで行く、それで早めに主導権を握るキャラクターです。今回もその才能を遺憾なく発揮していたのですが、自分の過去を知っているキャラクターが出てきた時に、少し芝居のアプローチを変えてみました。その辺りを差を楽しんでいただければと思います。後、斎藤さんの芝居に引っ張られて、マフィンのセリフが多少増えました。これは、さすが斎藤さんの底力と言いますか、いつもありがとうございます。
斎藤：とんでもございません（笑）。驚きの主役が兼ね役をします。しかも結構重要な役を兼ねるっていうのがあって――。褒めていただいたお返しということでは全然なくて、本当に私、かおりさんのちょっとアホな子が超可愛くって！ 最後の方でかおりさんが兼役をやっている子がもう激可愛いので、それを是非聴いていただきたいのと、杉田君の入れてきたアドリブがあまりに自然で、どっから台本でどこがアドリブだっていうのがわからないぐらいなんです。「これアドリブなのかな」って想像しながら聴いていただくのも楽しみ方の一つかなと思います。
杉田：大概台本の方がみんなそうだと思うんですよ。
水橋：ああ、ね。
斎藤：きわどいアドリブ入れてきたなって。
――今回の聴きどころをお願いします。
水橋：今回どこ切っても聴きどころはあるります。お話もどんでん返しがあるんですよ。えっ？ っていうようなどんでん返しがあるのでそこを聴いていただければ。そこからがらっと変わって、その話が何を言いたかったのかなっていうところもわかるので、是非もれなく聴いてください。
杉田：最初シリーズを重ねてきた意味があると言ったように、3作品、連ねてこの物語が成り立つというのがわかると思います。昔出てきたキャラクターとかキャラの名前も話題として出てくるので、是非1、2を聞き返してから3を聴いていただけると嬉しいです。
斎藤：私は前作2つに出ていないから、あえて今回に絞って、がんばって……色気……出してます……。なのでちょっとそこを。
杉田：いやいやもう。うちの事務所の若い子、絶対興奮してましたよ。
水橋：（笑）
斎藤：本当ですか？ なんで言ってくれないの？ みんな興奮したって言ってくれれば良かったのに。
杉田：「お前、あれ良かったろ？」って言ったら「うん！」って。
水橋：（笑）
斎藤：是非聴いた感想を、興奮したって送ってくれたら、私がちょっとニヤっとします。
――最後にファンの皆様へ一言お願いします。
水橋：一応ここで一区切りという感じになっているので、もし1と2聴いてなくてここからだっていう人は是非1と2をまとめて聴いてみてください。メインだけじゃなくて、ちょこちょこ話に出てきた人たちが、3巻にもちょろっと出てきたりして、懐かしいと言うか面白い感じなので。いつものノリもありつつ、ちゃんと答えを出しているので、通してきいていただければなと思います。
杉田：いつも言いますが、カードゲームで興味を持ってドラマCDを聴く、その逆もアリだと思います。このCD、なにやらPRカードが封入されると。私もカードゲームと名の付くものはやるので、これがいかにテンションの上がることかよくわかります。「（カードは）このCDでしかもらえない！」「なんだと！ よし、『ゲーマーズ』行こうか」。よろしくお願い致します。
斎藤：逆にカードがすごく好きで、キャラクターが好きで、今までずっと大切にして、一緒に戦ってきたカードが喋ったらどんな風になるんだろうって想像したうちの答えとして、このCDを聴いていただきたいです。「えー、俺の想像と違うかも」思われるかも知れないし、「あー、こうやって動くんだ」「喋るんだ」ってもっともっと想像力が膨らんだら、きっと自分のお気に入りだったカードがもっと好きになれると思うんで、そういうきっかけとして是非この世界観を広げて楽しむために聴いていただけたら嬉しいなと思ってます。一応一区切りということですが、まだまだ続いても楽しそうだから、もうちょっと続くといいじゃないかなと思うので応援して下さい。ありがとうございました。
＜Text／添田由美＞
＜インフォメーション＞
ドラマCD『七星魔導史マフィン伝
魔剣の姫君と暗黒卿の秘儀』
2011年8月17日発売
品番：QECB-1037
税込￥3,150
発売元：(株)ブロッコリー
販売元：キングレコード（株）
●作品紹介ページ
http://www.broccoli.co.jp/cd/title/QECB1037_moncolledoramacd3.php