【10月18日(日)新たな公演決定!】ライブの在り方を再認識した貴重なステージ 「M’s BAR 2020 “Delivery Home”」レポート

By, 2020年10月9日



声優・アーティストとして活躍する緒方恵美が不定期で開催している洋楽カバーライブ「M’s BAR」が8月26日、東京・代官山にある「晴れたら空に豆まいて」にて開催された。

今回は新型コロナウイルス対策を万全にしたうえで客席を設けて実施されたのだが、緒方さんにとっては観客を入れてのライブ・イベントは約半年ぶり。

この日緒方さんを支えたピアノ、ベース、ヴォーカル担当のmanzoさん、パーカッション担当の内田稔さん、ギターの目木とーるさんも同じような状況だったらしく、意気揚々とステージに登場した。

なお、今回のライブはこれまでに「M’s BAR」で歌ってきたナンバーのなかからリクエストをしてもらい、リクエストの理由とともに披露するというスタイルで行なわれた。

まずは、テレビアニメ『新世紀エヴァンゲリオン』EDテーマとしてもおなじみの「Fly Me To The Moon」(フランク・シナトラ)を客席、そして生配信を楽しむ視聴者たちに向けてあいさつ代わりに披露すると、バンドメンバーたちとともにお酒で乾杯!

その後も次々と人気の洋楽を、投票者のエピソードとともに繰り出していく。「Africa」(トト)で目の前にいるファンにクラップを促し、「THE GIRL IS MINE」(マイケル・ジャクソン&ポール・マッカートニー)では緒方さんとmanzoさんの口説き合戦が勃発(笑)! そして「Bohemian Rhapsody」(クイーン)では4人の見事なコーラスが会場に響き渡った。

本来の「M’s BAR」は、緒方さんのウィットに富んだ曲紹介を挟みながら楽曲を披露する、というスタイルなのだが、今回は配信スケジュールの関係もあり、曲についてはあまり語れず……。
ちょっぴり残念そうな緒方さんではあったが、それ以上にファンに会えたことがうれしかった様子だった。

幕間のMCでは、6月6日に開催された、緒方さんにとって初めての無観客ライブ「Hang In There, Dears!」について語り、「どこを見ながら歌っていいのかわからず、背中にびっしりと汗をかくくらいにしんどかったです」と当時を振り返りながら吐露。
「ライブはお客さんがいないと成立しないんだ」と改めて感じたそうで、コロナ禍の一刻も早い収束を強く願っていた。

最後に披露された曲は、緒方さんいわく「『幸せなら手をたたこう』の洋楽版」「Happy」(ファレル・ウィリアムス)。最初から最後までクラップが鳴り響き、ライブを開催できる幸せを再確認するひとときとなった。

配信を終えると、会場限定のアンコ―ル楽曲「ユウキアイマジン」がスタート! 曲の合間にドリンクのおかわりを頼んだり、自由なスタイルでライブ空間を満喫する4人。「みなさんのためのライブだと思ってリハーサルを重ねてきたけど、もしかしたら私たちのためだったかも?」と笑顔の緒方さんに、オーディエンスからは笑いが起こっていた。

最後は全員で「元気でまた会おう!」とあいさつし、“愛すべき人たち”と再会を果たしたステージは大きな拍手に包まれて幕を閉じた。

<Text・Photo/ダンディ佐伯>
☆ページ下部に写真一覧あり。

【ライブ概要】
「M’s BAR2020”Delivery Home – Trick or Treat?」
10月18日(日)12:30~/13:00~/13:30~(20分×3ステージ)

【東京】晴れたら空に豆まいて

【前売りチケット】
10月11日(日)正午12時~販売開始!

・おうち鑑賞券(1ステージ)1,000円
・おうち鑑賞券(3ステージ)3,000円(終演後メンバー御礼動画付き)
・現地通し観覧券 8,000円(FC会員30名限定・フェイスシールド付き)+1ドリンク

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