2020年1月より放送開始の『理系が恋に落ちたので証明してみた。』の先行上映会が12月8日、東京・科学技術館サイエンスホールで開催され、宣伝プロデューサーの柳瀬さんが司会のもと、氷室菖蒲役・雨宮天さん、奏言葉役・原奈津子、棘田恵那役・大森日雅さんが登壇した。
昼の部を終えたキャスト陣に、改めて作品の魅力、さらに理想のキャンパスライフなどについて語っていただきました!
―本日のイベントの感想をお願いします。
雨宮天さん(以下、雨宮):お客さんのテンションが最初から高くて、作品に対する期待感を強く感じることができました! 「PARADOX」を初披露させていただいたのですが、こちらも大盛り上がりで。今後もみなさんの力で大きい曲になっていくんじゃないかと思います!
原奈津子さん(以下、原):トークもゲームも歌もあるという、こんな盛りだくさんのイベントは中々ないですよね。集まってくださったみなさんも楽しんでいただいていたみたいで、掛け合いもできたりすごく温かい空間でしたので、これからもっと盛り上がって欲しいと思いました。
大森日雅さん(以下、大森):女子3人で白衣を着て、コーナーでも心拍数を測るなんて『リケ恋』ならではですし、お客さんが楽しんでいるところもたくさん見られて楽しかったです。1月に向けて、盛り上がれるんじゃないかと感じられるイベントでした。
―ご自身が演じたキャラクターの魅力を教えて下さい。
雨宮:氷室は振れ幅がすごいんですよね。理系モードの時は「ザ・理系」という感じなのですが、うれしいことがあると犬のしっぽみたいに髪の毛が動いちゃう可愛さがあるので。雪村君と変な実験をしているときの彼女はやっぱり可愛いですね。心が純粋なのが魅力だと思います。
原:奏は一番常識人なので、見ていて一番共感できる部分が多いと思います。本当に素直だし、真面目で可愛い子なのですが、その半面、心の声を出す「ブラック奏」の声に関しては「(演技に)キャラを意識しなくていいよ」と言われるくらいなので、そこはまた氷室先輩とは違ったギャップなのかな、と。
大森:棘田はいつもふわふわした服をきているのですが、池田研究室のなかでは一番先輩で、実は頭もいい子なんです。ボス猫感のあるマイペースな子ですが、研究室をかき回すこともしばしばで、それを見て笑っているようなところもあります。第2話以降に出てくる(福島潤さん演じる)犬飼虎輔との関係にも注目してください!
―アフレコ現場での印象的な出来事を教えて下さい。
雨宮:私と内田雄馬さんがちょうど並んで座っていることが多かったのですが、ふたりとも筋トレ中だったということで、オススメのプロテインを教え合ったりしていました。
原:イベント中にもお話しましたが、毎回たくさんの美味しい食べ物が差し入れされていたにも関わらず、諸事情で食べることができないキャストが多くて。でも、最終回のアフレコでは豪華な差し入れをたくさんいただきました!
大森:虎輔役の福島さんがアドリブ満載で、棘田との会話が多かったのもあり、笑いをこらえるのに必死でした(笑)。
―みなさんは、理系の考え方は理解できますか?
雨宮:理解できないことだらけです(笑)。でも、自分が理解できていなかったら台本を読んでいても曖昧な気持ちで演技することになってしまうので「こういうことなんだな」というのを理解しながらアフレコに臨みました。
原:氷室と棘田、(麻倉ももさん演じる)リケクマは難しいセリフが多かったですからね……。
大森:東大生になった気持ちで演じていました。舞台は埼玉ですけど(笑)。
―作中には恋愛にまつわるものをはじめとした、様々な実験が出てきますが、特に気になったものはありますか?
原:先輩に「だえきをくれ」と言われたのが衝撃的過ぎて「なんだこの変態は!?」と思いました(笑)。
大森:「雪村は、相手は誰でもいいんじゃないか?」を実験するため、カップルを入れ替えたシーンです。
雨宮:「ムード値」という数値が出てくるのですが「静かな場所を選ぶ」とか「夕日がきれい」とか、視聴者が実践しやすいと思うので、ぜひともやってもらいたいですね。
―みなさんの理想のキャンパスライフを教えて下さい。
原:私、短大だったのでサークルに入ったことがなくて。サークルの友達は大人になっても仲がいいって言うじゃないですか。私、大学の頃の友達ってほとんど連絡先を知らないんですよね……(苦笑)。サークルに入るとしたら、体育会系かな。夏は夏の、冬は冬に楽しめるスポーツサークルに入りたいです。
雨宮:チームで何かを成し遂げた後に打ち上げをしたいです。ただ単に飲んでいるだけじゃなくて、やることをやった上で「乾杯! お疲れ~!」みたいな感じで。そうすれば絆も深まるし、大人になっても友情が続くと思いますので。
大森:「『ガン●ム』研究会」です。とにかくすごい知識を持っている人たちだけが集まるサークルがいいです(笑)。
―今後の作品の見どころを教えてください。
大森:池田研究室のメンバーはひとりひとり個性が強く、こじらせている人たちばかりで。でも、理系の人間にとってはそれが当たり前に思っているのかもしれません。理系の人は共感できるポイントがあるかもしれないですし、「全然わからないよ!」という人も氷室と雪村のイチャイチャを楽しんでもらいつつ、キュンとしてもらいつつ。棘田としては、虎輔のことをからかいながらも、彼のことを考えているのかな……みたいなところを観ていただきたいです。
原:池田研究室の、濃いキャラクターがどんどん登場するのですが、そのなかでも氷室先輩と雪村先輩のカップリングがどうなるのか、棘田先輩と虎輔君の関係がどうなるのかも気になります。
また、「ブラック奏」がなぜ出てくるのかは、物語の後半で判明してきますし、面白い実験もたくさん出てきます。「こんなに頭のいい人たちが本気でこんな実験をしているなんて……」とほっこり笑ってもらえればうれしいですね。
雨宮:奏ちゃんにツッコんでもらいながら、バカバカしい実験をいっぱいやったり、途中で入ってくる「理系動画」も面白いです。氷室と雪村の関係も少しずつ進み、その先にある最終回がとても素敵です。
キャラクターのことを好きになっていただけばいただくほど、感動できるシーンがたくさん出てくると思いますので、ぜひご覧ください。よろしくお願いします!
<Text・Photo/ダンディ佐伯>
◯放送情報
TOKYO MX 1月10日(金)より 毎週金曜24:30~
MBS 1月14日(火)より 毎週火曜27:30~
西日本放送 1月12日(日)より 毎週日曜26:00~
群馬テレビ 1月13日(月)より 毎週月曜24:30~
とちぎテレビ 1月13日(月)より 毎週月曜24:30~
チバテレビ 1月15日(水)より 毎週水曜25:00~
BS11 1月10日(金)より 毎週金曜24:30~
北海道文化放送 放送日時が決まり次第発表します。
〇配信情報
Amazon Prime Video 1月10日(金)24:15頃より全12話最速イッキ見独占配信開始!
※放送・配信日時は編成の都合等により変更となる場合がございます。予めご了承ください。
◯原作:山本アリフレッド『理系が恋に落ちたので証明してみた。』
(フレックスコミックス刊・COMICメテオ連載中)
【STAFF】
原作:山本アリフレッド(『COMICメテオ』連載)
監督:喜多幡徹
副監督:大西健太
シリーズ構成・脚本:池田臨太郎
脚本:横手美智子
キャラクターデザイン・総作画監督:五十内裕輔
総作画監督:牛島勇二
プロップデザイン:新谷真昼
背景:ととにゃん
美術監督:坂上裕文
色彩設計:松山愛子
撮影監督:田中浩介
編集:宇都宮正記
音響監督:今泉雄一
音楽:hisakuni, 平田祥一郎, 大塚郁, 高橋修平, 曽木琢磨, 髙橋祐子
劇伴制作:SUPA LOVE
プロデュース:斎藤俊輔
アニメーション制作:ゼロジー
製作総指揮:夏目公一朗
製作:アニメ「リケ恋」製作委員会
◯キャスト
雪村心夜:内田雄馬
氷室菖蒲:雨宮 天
奏 言葉 :原奈津子
棘田恵那:大森日雅
犬飼虎輔:福島 潤
池田教授:置鮎龍太郎
リケクマ:麻倉もも
◯OPED
OPテーマ EDテーマ
「PARADOX」 「チューリングラブ feat.Sou」
作詞:藤原優樹 作詞・作曲・編曲:ナユタセイジ
作・編曲:トミタカズキ ポエトリー:ナナヲアカリ
ブラスアレンジ:松原憲
雨宮 天(ミュージックレイン) ナナヲアカリ(Sony Music Labels / fanfarecord)
●「チューリングラブ feat.Sou」ムービートレーラ
●公式HP
https://rikekoi.com/
●公式Twitter
@ rikeigakoini
(C)山本アリフレッド・COMICメテオ/アニメ「リケ恋」製作委員会