『結城友奈』の前日譚が語られる 劇場版『結城友奈は勇者である -鷲尾須美の章-』<第1章>「ともだち」初日舞台挨拶

By, 2017年4月4日



テレビアニメ『結城友奈は勇者である』初の劇場版作品で、アニメの前日譚となる『結城友奈は勇者である-鷲尾須美の章-』<第1章>「ともだち」が2017年3月18日(土)より全国公開。その初日舞台挨拶が東京・新宿バルト9で行われ、鷲尾須美役・三森すずこ、乃木園子役・花澤香菜、三ノ輪銀役・花守ゆみり、木下哲也プロデューサーが登壇した。

三森さんは「テレビシリーズから、今回鷲尾の章を見てもらえるということで楽しみにしています」、花澤さんは「テレビシリーズにも少し出演させていただいたのですが、彼女が元気に楽しく動き回っていますので楽しみにしてください!」、そして花守さんは「2年ぶりに演じさせていただいたのですが、その時はゲーム収録だったので、3人そろって演じるにあたり、銀ちゃんはこんな感じかな、と思いながら演じました。動く銀ちゃんの声を聴けるのを楽しみにしてください」とそれぞれコメント。

木下プロデューサーは「2014年10月にテレビアニメのオンエアが終わり、『結城友奈』シリーズの続きをどのようにお届けできるかを考えていました」とのこと。

  

見どころを聞かれると、木下プロデューサーからは「教室のとあるシーンで、キャラクター独特の習字の文字などこだわっていますので注目してください」、花守さんは「3人が会ってすぐのエピソードが描かれているので、3人がどのように友達になっていくのか、お役目を果たしていくのかが分かると思います。2年後の世界と比べても面白いのではないでしょうか?」、花澤さんは「テレビアニメの雰囲気ともちょっと違い、小学生独特のほのぼの、ふわふわしている感じや、勇者システムの違いなども興味を持っていただけると思います」、そして三森さんは「変身シーンです。3人ともそれぞれ特徴的な変身の仕方をするのでお楽しみに」とそれぞれ語った。

キャラの魅力を聞かれると、花守さんは「銀はとにかく元気で、場を盛り上げようとする気持ちがすごく出ていて、戦闘シーンでもカッコよく戦ってくれてます。叫ぶシーンが多く、叫びごたえがありました(笑)」、花澤さんは「園子は次にどんなことを言うのかわからないようなところがある子で、実は戦いのセンスもあります。寝てる姿がとてもかわいいです。のちのテレビアニメのシーンにつながるようなところもあるな、と感じながら演じました」、三森さんは「須美は自分に厳しく、人にも厳しいです。ツンとしていて『私がふたりを引っ張っていかなくては』と思う気持ちが強い子です」とコメント。

最後に「本作を一言で表すと?」と聞かれると木下プロデューサーは「情熱」。花守さんは「魂」。「命をかけているし、生きることの残酷さなど、すべてが詰まっていると思います」。花澤さんは「タイカレー」。「最初はココナッツの風味などで甘みを感じるのですが、段々と辛くなってきて…でももう一杯食べたい!というイメージを表しました」と納得(?)の理由が。
三森さんは「花澤さんの後に答えづらいのですが」と苦笑いしつつ「勇気」と回答。「勇者なので、やっぱり勇気です!」と挨拶で締めた。

<Text・Photo/ダンディ佐伯>

【映画概要】
『結城友奈は勇者である-鷲尾 須美の章-』<第1章>「ともだち」
全国の劇場で大ヒット上映中!

※『結城友奈は勇者である-鷲尾 須美の章-』<第2章>「たましい」は2017年4月15日(土)
全国公開予定

●『結城友奈は勇者である-鷲尾 須美の章-』公式サイト
http://yuyuyu.tv/washio/