『ゆるふわ』は永久に不滅です!? 『小見川千明のゆるっとふわっと』最終回レポート

By, 2014年12月24日



2012年7月よりラジオ大阪で放送が開始、その後ニコニコ生放送など、様々なプラットフォームで展開してきた、人呼んで「流浪の番組」『小見川千明のゆるっとふわっと』が2014年12月16日、最終回にして足掛けで放送100回を達成! メモリアルな放送は、いつも通りの小見川さんによる、ゆる~くふわっとした番組となった。

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最終回ということもあり、今回は過去に何度か行われた顔出しでの放送。
まずはファンから届いたおたよりを読みながらのフリートークからスタート。最終回なのに初投稿だというメールが届いたり、『声優グランプリチャンネル』のラジオ番組を紹介するCM中もエアギターを披露するなど、いつも通りフリーダムな展開に(笑)。

リスナーに対するアンケートコーナー。メガネをかけてコーナーに臨んだ小見川さん。「あなたの性別は?」という質問に「男」と「女」以外に用意された「豚」という項目に65.2パーセントが答え「リスナー=豚」という図式が成立(笑)。気を取り直しておこなった「ゆるふわ劇場(朗読コーナー)」では宮沢賢治の『小岩井農場』を朗読。小見川さんの生朗読をじっくりと堪能した後は、スタッフが調達したピザが到着! 美味しそうにほおばりながら、これまでの放送をねぎらうメールを読んでいった。

「大変だったコーナーは?」というおたよりには、「フラフープを回す企画があったのですが、あの時は回せなさ過ぎて……(苦笑)」と、フラフープを回すしぐさを披露し、リスナーからの笑いを誘っていた。
そんなこんなであっという間に30分。手を振りながら、いつものようにゆるっと終了……と思いきや「忘れてた!」と再び小見川さんが登場!
「急きょ拾ってきました(笑)」というギターさんと「青い日(仮)」を披露。こちらは大阪でイベントを行った時に生まれた思い出の曲だ。さらに「眠れぬ夜(仮)」を心をこめて歌唱し、今度は本当にお別れ。

一緒に番組を作り上げてきたスタッフから花束が渡され、笑顔の小見川さんに、放送後、インタビューをしてきました。

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―まずは、放送を終えての感想をお願いします。

小見川千明さん(以下、小見川):「最終回なので、全部詰め込もう!」ということでリスナーさんからのおたよりもたくさん読み、朗読やサプライズで歌も歌わせていただきました。

―普段の放送の倍となる、1時間というボリュームでしたね。

小見川:しめっぽくなるよりは、最後まで番組らしく、楽しい気持ちで終わりたいと思いまして。1時間、終始楽しい内容でお届けしました!

―では、これまでの放送を簡単に振り返っていただけますか?

小見川:通常の放送以外に公開録音やイベントなど色々ありましたが、最初に録ったスタジオで最終回を迎えられたのがとてもうれしいです。リスナーさんたちと一緒に番組を作ってきた感がすごくあるので「こんな番組があったんだよ」、ということを忘れないで欲しいですね。

―色々なメディアで放送されてきた「流浪の番組」ですから、ある日急に復活してもおかしくないのでは?

小見川:はい、ラジオ大阪での放送が終わった後も、本当にしれっと戻ってきましたから(笑)。それと、大阪のイベントで作っていただいた曲が、まだ「(仮)」が取れていないままなので、ちゃんとした形で残したいな~、って(マネージャーさんの顔を見る)。

―(笑)。せっかくですので、これまで行われた番組イベントも振り返ってみていただけますか?

小見川:まず大阪・クレオ大阪西でのイベントですが、こちらは朗読をメインにやっていこうというお話をいただいたので、毎回放送でやっていた、大好きな宮沢賢治さんの作品の朗読をここでもやらせていただきました。『シグナルとシグナレス』という作品を読ませていただいたのですが「せっかくだからテーマソングも作りましょう!」という企画が進んで、最終回に歌った2曲が完成しました。

その後は幕張メッセで行われた『キャラホビ』でも公開録音イベントを行わせていただいたのですが、急に決まったという事もあり、「来ればいいことがあるかも?」という、ふわっとした告知だったのですが、それにも関わらずたくさんのリスナーさんが集まってくださって、とてもうれしかったです! 

年が明けて2014年の1月に東京の阿佐ヶ谷ロフトで行われたイベントは、一言でいうと「手作り感満載」のイベントでした(笑)。でも、そのおかげで私の意見もたくさん汲んでいただきまして、とてもいい経験になりました。

―次にまた機会があるとしたら、どんなことをしてみたいですか?

小見川:タイトルの割にはエッジの効いた内容でお届けしてきたと思いますので(笑)、ラジオらしいラジオ、例えば外ロケとかしてみたいですね。

―最後に、ファンに向けて一言お願いします。

小見川:リスナーの皆さん、これまで応援ありがとうございました。でも「流浪の番組」らしく、またいつ皆さんの前に現れるか分かりませんので、またお耳にかかることがあればその時はどうぞよろしくお願いします!

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<Text・Photo/ダンディ佐伯>

●小見川千明 オフィシャルブログ
http://www.omigawa.net/