【プレゼントあり】「言葉」を大切にして歌っていきたい 7月23日(水)に「Hello Hello」を発売する宮島咲良 インタビュー

By, 2014年7月23日




14年4月から好評放送中のTVアニメ『くつだる。』日常に潜み、人間たちにいたずらをする妖怪を描く、思わずクスッとしたり、ほのぼのとした気持ちにさせてくれる作品だ。
OPテーマ「Hello Hello」・EDテーマ「白いページ」を務めたのが、元アナウンサーという経歴を持つ宮島咲良。今回が歌手デビュー、アニソンや特撮が大好きで、念願のデビューとなった彼女がどんな気持ちでレコーディングに臨んだのか? お話を聞いてきました!

―CDデビューを控えた現在の心境をお願いします。

宮島咲良さん(以下、宮島):うれしさもありつつ、不安もありつつ、というところですが、これからきっちりと地に足をつけていかなきゃ、という思いでいっぱいです。

―元々アナウンサーになりたかったのですか?

宮島:実は最初は「声優になりたい!」と思っていたんです。とにかく声のお仕事につきたい、と思っていたところ、大学生の時に友人がアナウンサーの採用試験に合格したんですね。「じゃあ私も受けてみようかな」ということ受けたら、たまたま採用してくださる局がありまして。
その時に「やっぱり声のお仕事は好きだな」と実感しましたので、今回このように歌手デビューさせていただけてうれしいです。

―ということは、アナウンサーは天職だったのかも知れませんね。

宮島:でもアナウンサーの仕事をしていると、仕事の奥深さに気づくことになりまして、むしろ元々あった「声優やアニメソングを歌う歌手になりたい」という想いが強くなって来たんです。ちょうどアナウンサーとしての契約期間が切れるということもあり、退社をきっかけに「もっと深いところまで行ってみよう!」という気持ちになりました。

―歌手デビューは、自分で切り開いた道、ということかも知れませんね。

宮島:もちろん周りの皆さんのお力添えもたくさんありましたが、年齢(30歳)ということもあり「今しかチャンスはないと思うし、自分の人生だからやりたいことをやりたい、」、という気持ちが強かったのは事実です。ですから迷いもなくスパッと決断できました。
また獅年ということもあり、「猪突猛進」な性格が功を奏したのか(笑)、皆さんの助けがあって、ここまで来られました。

―これまでいわゆる「歌手活動」はしてきたことはありますか?

宮島:一度だけラジオの企画で歌ったことはあるのですが、それ以外では学生時代に遊びでバンドをやっていた程度なんです。レコーディングは実質的に初めてでしたので、「私、緊張するとこんなにできないんだ」と知らしめられました(苦笑)。声もほとんど出ないような状態になってしまいまして……。
(レコーディングスタッフに向かって)その節は大変ご迷惑をおかけしました(苦笑)。

―レコーディングはかなり苦戦されたと。

宮島:皆さんのお力もあり、何とか予定通りには終わらせることはできたのですが、「自分はもっとやれるはず」と、次に向けての推進力になったレコーディングでした。これから長い年月歌っていきたいので、これを糧に頑張っていきたいと思います。

―レコーディング時のエピソードはありますか?

宮島:歌っている時に支えてくれた皆さんや『くつだる。』に出てくる妖怪たちが思い浮かんでくるんです。人間や妖怪のみんなに支えられて、何とか乗り切ることができました。

―実際にレコーディングに臨む上で準備したことはありますか?

宮島:お話をいただいた後に原作を読ませていただいたのですが、表紙を見ると「とてもカラフルだな」というのが第一印象なんです。ですから歌う際にもそのカラフルさを意識しようと思いました。また、楽曲自体にもとても力があり、原作・アニメとともに私の歌唱を引っ張ってくれました。

―作詞は『セーラームーン』などの楽曲を手がける井上望さん、作曲は特撮やアニメソングを数多く世に送り出している岩崎貴文さんと、クリエイター陣もとても豪華な布陣ですね。

宮島:そうなんです! 最初は目を疑ってしまいました(笑)。私は特撮も好きなので岩崎さんの作った曲を歌えるなんて感激です! 小さい頃の自分に会えるなら「頑張れば、将来特撮の曲を作った人の曲を歌えるよ」と言ってあげたいです!

―レコーディングで難しかったところは?

宮島:もう全部ですね。今までは、誰かしらの曲のカバーという形でしか歌ってきませんでした。今回は宮島咲良のオリジナル曲、ということでまっさらな状態で歌わなければならないので、曲との向き合い方も分からずに臨んだのですが、先ほども言いましたように曲や作品のパワーがとても強いんですね。
ですから飛び込んでしまえば後はもう向こうから引っ張ってくれると言いますか。ですから難しかったですけど、一方でとても楽しかったです。

―歌詞についてはいかがですか?

宮島:私は元々アナウンサーをやっていたこともあり、「言葉」はすごく大切にしたい、という気持ちがあるんです。「Hello Hello」は言葉がコロコロと次々につながっていくような歌詞が特徴的ですので、五感がすごく素敵だな、と思いつつ。編曲を担当された加藤(みちあき)さんにも「言葉の人なんだね」と言われました。

―『くつだる。』のTVアニメはご覧になりました?

宮島:はい! キャラクターたちに動きが入るとよりかわいいな、と思いました。カラフルさもアニメにすごく反映されていて視覚でも楽しめますし、年齢関係なく老若男女が楽しめる作品だと思いました。

―ちなみに宮島さんが一番共感できる妖怪は?

宮島:「肩チョン」です。洗濯する時に、上着の肩が絶対に「チョン」ってなってるんですよね(笑)。キレイに伸ばしているつもりでも、何故か起こる現象なんですよね。「こいつの仕業か~!」と納得しました(笑)。何か感じるたびに彼らの顔が出てくるようになって、日常生活が楽しくなりました。

―ご自身で考えた妖怪が作中に出てくるとよろこびもまた大きそうですね。

宮島:実はうちの母が最近色々な妖怪を考えているみたいなんです。「ねえねえ、こんな妖怪を考えてみたんだけど!」って(笑)。いつか母の考えた妖怪が登場したらとてもうれしいですね。私からお偉いさんにお願いするのではなく、あくまでも自分の力で(笑)!

―ではC/Wの「白いページ」についてお聞かせください。

宮島:こちらはEDテーマらしくゆったりしていて、子供だけでなく大人が聴いても共感できることが多いような気がします。子供の頃の情景を思い出しながら一緒に歌っていただけるのではないかと思います。
レコーディングでも、ノスタルジックな気持ちに浸りながら、自然と歌えました。

―「Hello Hello」はイベントでお客さんの前でも披露されたそうですね。

宮島:私の中では『くるだる。』はコミカルなダンスが合うだろうな、ということもありましたので、そんな雰囲気が漂う振り付けになったのはうれしかったです。
ただ、私は元々ダンスの経験がなかったのでコミカルというか面白い動きになってしまいまして(苦笑)。本来はすごく素敵でかわいいダンスなので、ぜひ覚えて一緒に踊って欲しいですね!

―今後はどのようなジャンルの曲を歌っていきたいですか?

宮島:アニソンはもちろんたくさん歌っていきたいと思っていますが、元々はロックやパンクもとても好きなので、ノリノリのナンバーも歌ってみたいですね。また、特撮ソングを歌うのが念願でもあるので、今後歌う機会ができるようにさらに頑張って
いきます!

―最後に、皆さんへメッセージをお願いします。

宮島:「Hello Hello」は詞も覚えやすく、イベントなどで歌う時は「Hello」の後に「Hello」と返してくれるととてもうれしいです! 「白いページ」は夕涼みをしながらでもゆったりとした気持ちで聴いていただきたいです。これから夏にかけて色々な場所で曲を披露させていただくこともあるかと思いますが、その時は応援よろしくお願いします!

<Text・Photo/ダンディ佐伯>

【CD概要】
「Hello Hello」
2014年7月23日(水)発売

価格:¥1,200+税

●宮島咲良 オフィシャルブログ
http://ameblo.jp/miyajima-sakura/
●宮島咲良 オフィシャルツイッター
@sakura1109m (https://twitter.com/sakura1109m

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