心温まる方言と物語に注目 2014年7月 新TVアニメ『ばらかもん』記者発表会

By saeki, 2014年5月16日


ガンガンONLINEで好評連載中のコミック『ばらかもん』が待望のアニメ化。2014年7月より放送が開始される。記者発表会が2014年5月15日(木)、都内のスタジオで行われた。

当日は半田清舟役の小野大輔、琴石なる役の原 涼子、橘正紀監督が登壇。作品の紹介や意気込みを語った。

―作品タイトル『ばらかもん』の意味は?

橘監督:長崎の言葉で「元気者」という意味です。島の子供たちが送るドタバタコメディに仕上がっています。ギャグ要素が多いので、毎回そこを楽しんでいただけると思います。

―キャストのおふたりへ。出演が決まってのお気持ちをお願いします。

小野大輔さん(以下、小野):以前『ガンガンONLINE』のCMのナレーションをさせていただいた時に「どんな作品なんだろう?」と興味を持ちました。笑いながら読んだ後に温かい気持ちになりました。一言でいうと「気持ちの良い作品」です。素直に演じられる喜びを感じられました。

原 涼子さん(以下、原):オーディションを受けた時、なるのキャラクターを見た時にそのまんまだな、と思いました。「なるになる!」と思いました(笑)。

―本作の見どころをお聞かせください。

橘監督:主人公の清舟は若い書道家の先生で、プライドが高く、ある日事件を起こして島流しにされてしまいました。
彼が島民たちと出会い、少しずつ変わっていくところを肩肘張らずにご覧ください。

小野:何も考えずに見られて、笑顔になれる作品だと思います。方言は素敵な文化だと思うんですね。今回は長崎県の五島列島が舞台の話、ということで、みんな土地の言葉をしゃべるんです。ネイティブな言葉を監修して、五島の言葉の温かさが方言から伝わるように作られています。僕の事務所の後輩でもある古木のぞみは五島の出身で、しっかりとレクチャーしてくれています。

:『ばらかもん』は「元気者」、という意味なので、観ている人が元気になれるような作品です。私もアフレコしている時に、いつもより100倍も200倍も元気になりました!

小野:そうだね。自分たちもアフレコで元気になれるので、皆さんも元気になってくれると思います。

―五島列島の方言について、操るのは難しくなかったですか?

:最初は大変でしたが、だんだん慣れてきて、学校や家でも「そがん時はね……」など、つい方言が出てしまうようになってしまいました(笑)。

―監督へお聞きします。舞台をどのようなコンセプトで描きました?

橘監督:おおらかで時間に追われていないような人が住んでいるので、書道界でしのぎを削るような生活をしてきた先生が、自分に足りなかったものを探していく、という話です。そこを自然に描ければ、と思います。
実は事前にロケハンにも行きまして、実際に島を歩いてみると、時間がとてもゆったりしていました。でも島民の方は非常にアグレッシブなんです。そこはテンポの良さが感じていただけると思います。

―お気に入りの方言は?

小野:「頑張る」という意味の「ぎばる」という言葉が好きです。疲れた時にも「ぎばっていこう」と言うと元気が出ます。

:「ばりい」、や「そがん」、「およ(OKの意味)!」などの言葉が好きです。

橘監督:石鯛の意味を表す言葉や、言葉尻にかわいい表現で終わるところが好きですね。

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<Text・Photo/ダンディ佐伯>

●アニメ公式サイト
http://www.barakamon.jp/