大雪もなんのその!「ニコニコ声優グランプリ生放送!」の第9回が2月14日に配信

By, 2014年3月6日



「ニコニコ声優グランプリ生放送!」の第9回が2月14日(金)放送された。首都圏はこの日、記録的な大雪に見舞われながらも内田さんが無事に到着して放送は決行。バレンタインデーということで内田さんは、材料を買いに行って作った自作のクッキーを披露。放送画面でははっきりと見えにくかったが「LOVE(ハートマーク)」「AYA(ハート)」との文字入りで、自らおいしくいただいてから番組がスタートした。

今回の内田さんは、一目でわかるほど明るい髪で登場。放送から約一週間前に行われた「ラブライブ!」のライブイベント「μ’s→NEXT LoveLive! 2014~ENDLESS PARADE~」で、内田さん演じる南ことりの髪型だけではなく髪の色も近づけるために、色を抜いてから染めたという。

ダンスが激しいためウィッグでは心配だったのが染めた理由とのこと。色自体はもう落ちてしまっているのだが、新しい色を入れて楽しみたいと語った。
そのほか、ふつおたの中では、投稿者の友人が群馬に就職するということで、群馬県出身の内田さんは「いいところだよ、何もなくて(笑)」と笑いを誘いつつも、温泉地が多いことから温泉に入ることや、名物の水沢うどん、焼きまんじゅうなどをオススメしていた。

また、内田さんに何かの衣装を着てグラビアに出てほしいという読者アンケートハガキが1000通集まったら実現する(かも?)雑誌連動グラビア企画には、男装という意見や『スラムダンク』の彩子のコスプレといった内田さんが好きなアニメのコスプレという新しい意見が紹介された。
もっとも「水着エプロンで夫の帰りを待つ新妻」という読者ハガキには内田さんも戸惑いと苦笑いする一幕も。ちなみに現在まで700通超まで集まっているとのこと。

ちなみに本誌3月号から始まった雨宮天さんの新連載の“今月の漢字”が「彩」だったことに触れ、内田さんの名前にまつわるエピソードも披露された。両親が「色彩」のようにいろいろな魅力を持った女性になってほしいという願いから付けられたとのことで、内田さんも「いろいろな役を彩っていけるような声優になることが目標」と語った。

年末には久々に登場した広島編集長だったが、前回に引き続き今回は「明日の準備(※内田真礼さんが表紙の声優グランプリ発売記念お渡し会のこと)が忙しいので」お休み。
封筒の中には、コンビニのレジ横に置いてあるようなホワイトチョコが入っており、内田さんは「ホワイトチョコが好きなので許してあげます(笑)」と。ただ、番組終盤の「広島編集長へお願い」のコーナーでは、次回3月の年度末という大切な時期に番組出演をお休みするのならホワイトデー的な何かほしいということで、視聴者からのアンケートもとった結果、「ホタルイカ」をお願いすることに。果たして次回放送時に編集長とホタルイカのどっちが登場するかも期待したいところだ。

発売中の声優グランプリ3月号は、表紙&巻頭グラビアに内田真礼さんが登場。アニメ「悪魔のリドル」の主題歌「創傷イノセンス」で歌手デビューを果たす内田さんへの独占取材記事が掲載されている。さらに過去最多の600人を超えるオールカラー完全保存版「声優名鑑2014女性編」が別冊付録となっている。
さらに、人気コーナーの「へあちぇん!」に内田彩さんが登場。黒髪で三つ編みの文学少女風、チアガール風の髪型と衣装のグラビアが掲載されている。番組には感想が多数寄せられていた。

ちなみ本誌を購入した内田さんのお母さんから「よかったよ。代官山に住んでいるお嬢さんみたいだった」という感想をもらったのだとか。内田さんも「違う人みたい」とテンションが上がりっぱなしで、撮影時には寒さを忘れるぐらい楽しかったとのこと。
こぼれ話として、撮影は廃校になった学校でロケを実施したのだが、近所で地域の集まりが行われていて、そこでは餅つきやたこ揚げを行っていたことから、お餅を食べたくなっり懐かしさを感じていたとか。そしてとじ込みピンナップポスターは内田真礼さんと内田彩さんという“W内田”なポスターとなっている。

3月10日(月)発売予定の声優グランプリ4月号は、表紙&巻頭特集に小野大輔さんが登場。テレビアニメ「ジョジョの奇妙な冒険 スターダストクルセイダース」について取り上げられる。「へあちぇん!」には小西克哉さんが登場。そして生放送冒頭で触れていた「ラブライブ!」のライブレポも掲載される予定。別冊付録は「声優名鑑2014男性編」や「新人声優ノートブック」が用意されている。

―今回の生放送の感想をお願いします。

内田彩さん(以下、内田):今回はバレンタインデーということでチョコクッキーを作ってきたんですけど、焼いたら少し膨らむこともあってか、文字が見えにくくなってしまいました。次の機会があるなら、画面で見てもわかるぐらいのものを作ろうと思いました。
あとは本誌の「へあちぇん!」にも出させていただいて楽しみにしていましたから、今日はウキウキしていましたし、そのテンションが放送にも乗った感じでした。

―「へあちぇん!」の撮影エピソードなどはありますか。

内田:このコーナーはずっとファンで、好きでした。最初出られると聞いた時は、ピンクやオレンジ色の髪をしたカツラをかぶってアニメ風にできればと、突拍子もないことをマネージャーさんにお話していたんです。
でも編集部の方からいろいろな案をいただきまして、その中から文学少女とチアガールという両極端なものをやってみたいと希望してやらせていただくことになりました。撮影は本当に楽しかったです。自分が思っていた以上に、髪型だけでここまで変わるのかと。特に黒髪三つ編みは新鮮でした。

―お気に入りのカットはありますか。

内田:黒髪三つ編みで本を持っているところのカットはお気に入りですね。前髪の感じが新しいですし、写真を見ると自然に笑っているんですね。撮影時は緊張していたんですが、変わっていく自分を見て楽しくなっていったからかなと。この文学少女という設定に自然に溶け込んでいったのかなと思います。

―ちなみに、学生時代はどんな髪型をされていましたか。

内田:田舎だったですし、校則も厳しかったので黒髪でした。女子は髪が肩に付いたら結ばなければいけなかったんです。だから黒髪ロングとかできなかったんですよね。結ぶ位置も耳の上にしてはいけなくて、耳かその下の低い位置でひとつ縛りかふたつ縛りにするという決まりでした。今思うと、すごく地味だなと思います……。

―バレンタインデーの思い出を聞かせてください。

内田:小学生になる前はみんな仲良しで、男の子にも普通にチョコをあげていたんですけど、小学校高学年にもなると意識が変わるといいますか、どうやって渡したらいいんだろうとか、周りの空気も変わって、無邪気に「○○くん好き。はいあげる」とはいかないじゃないですか。
恥ずかしい気持ちも出てくるし、渡しているところを見られたらどうしようという照れも出てきて。その気持ちの揺れ動きがあったのは今でも覚えています。

あと小学5年生の時、好きな男の子にチョコをあげたんですけど「いいよ、あげるよ」ぐらいに、ぶっきらぼうな渡し方をしてしまいました。でもホワイトデーには、その男の子がお母さんと一緒に作ったと思われるような手作りのクッキーをもらえてうれしかったですね。かわいい思い出です(笑)。

―「ラブライブ!」のライブ直後ですが、こちらも感想をお願いします。

内田:すごく楽しかったです! でも本当は始まるまでは不安だったんです。2日間開催という点もそうなんですけど、会場も大きいですし、ここまで大きな規模になると「ラブライブ!」が遠くに行ってしまいそうな気がして不安で……。
でも大事なことは、お客さんがいかに楽しんでくれるかということなので、焦りもある中で自分に気合を入れるために、髪をことりカラーに染めて再現しようとしました。

ふたを開けてみたら、本当に楽しかったです!『ラブライブ!』はすごく大きくなってファンの人の数も増えましたけど、みんなと一緒に楽しむことができたライブだったし、自分の意識を変えてくれるきっかけにもなりました。

―最後にメッセージをお願いします。

内田:まずはみなさまに「ハッピーバレンタイン!」ということで、なけなしの女子力を振り絞って作ったクッキーを画面越しでも受け取っていただけたのならうれしいです。グラビア企画も水着以外の面白い意見も見られるようになりました(笑)。この感じでもっと面白いことをやっていけたらと思います。

もうすぐ年度末で、生活環境が大きく変わる方もいらっしゃるかと思いますが、この番組を見て、気持ちも新たに頑張ろうと思っていただけるような楽しい時間にしていきますので、本誌ともどもよろしくお願いいたします。

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<Text/さとかず>

☆3月7日(金)放送「ニコニコ声優グランプリ生放送!」第10回URL
http://live.nicovideo.jp/watch/lv169169408