アニソンアーティストが多数所属するランティスが2014年で15周年を迎える。これを記念したライブ企画の発表会が2014年2月26日(水)、都内で行われた。
10周年を迎えた2009年、山梨・富士急ハイランドで行われたイベントの実質的な第2弾となる。
まずは代表取締役・井上俊次氏が登壇。
「アーティストとファンが一つになれるライブにしたいと思います」とコメントした。
そして、気になる国内4箇所の開催場所が発表された。
中京(7月19日(土)、7月20日(日)三重・ナガシマスパーランド芝生広場 野外特設ステージ)、関西(7月26日(土)、7月27日(日)大阪・万博記念公園もみじ川芝生広場 特設会場)、関東(9月13日(土)、14日(日)、15日(月・祝)東京・お台場潮風公園)、東北(11月15日(土)、11月16日(日)宮城・ゼビオアリーナ仙台)のほか、海外公演も予定されていることが明らかになった。
続いて斎藤滋プロデューサーが登壇。
「『ランティスまつり』以来、5年ぶりの開催になるということで、規模を拡大してお送りすることになりました。
キービジュアルには色々な要素がてんこ盛りになっています。面白く、愉快に、ハッピーにしていこう、という気持ちを込めて作りました。
ライブのコンセプト『つなぐぜ、アニソンの“わ”』ですが、平和の「和」、輪っかの「輪」、びっくりさせるの「わっ!」など、色々な意味が込められています。
アニソンを通じて平和を願う「和」、歌を通じて色々な人たちの「輪」を作りたい、そして、おバカなことも含めて、みなさんを驚かせる「わっ!」も入っています。
なお、今回はテーマソングも制作予定ですので、こちらもお楽しみに」とコメントした。
ちなみに11月の東北・仙台公演は、2012年から2年にわたり行われた『みちのくアニソンフェス』を引き継いだイベントとなっているため、アリーナ公演になっているが、基本は野外フェス形式となるとのこと。また『ランティス祭り』でしか見られない、アーティスト同士のコラボも予定しているとのことだ。
チケット料金は一律8,500円で、立ち位置指定、(仙台は全席指定)
イープラスにて、現在最速先行受付が行われているので、気になる人はチェックしよう。
そして、上記4地区のほか、海外(台湾、韓国、シンガポール)での公演が決定している。
さらに、企画としてランティスのアーティスト同士によるコンピレーションアルバム、2007年にリリースされた『ランティス組曲』も復活するとのこと。
ここで、いよいよ出演者第一弾の発表。その中から代表で何組かのアーティストたちが登壇した。
なお、出演アーティストの続報は3月22日、東京国際フォーラムで行われる『AnimeJapan』のステージにて発表されるとのことだ。
最後に、登壇者から意気込みが語られた。
nano.RIPE・きみコ「前回の『ランティス祭り』はちょうどランティスに所属する直前の開催で出られなかったので、今回はとても楽しみです」
ZAQ「今回も野外ライブが基本とのことで、私は初めての体験ですが、皆さんを楽しませたいと思います」
StylipS・能登有沙「私たちは歌とダンスに力を入れているので、魔法みたいなショータイムをお届けしたいです!」
SCREEN mode・勇-YOU-「11月にデビューして、新人ながら、こうして出演者として壇上に上がれることを誇りに思います。先輩方と一緒に盛り上げていきたいです!」
新谷良子「私自身デビューから10年ほどたちました。2度目の『ランティス祭り』となりますが、皆さんと一緒に楽しめるように精一杯頑張ります!」
緒方恵美「激動の業界の中で、ランティスが15年間成長し続けていたこと、そして私が今もアニソンを歌わせてもらっているのは奇跡のようなことだと思います。今持てる力をフルパワーで出していきたいです」
飛蘭「私はデビューから5年目になりますが、今回、感謝の気持ちを込めて、アツく、魂を込めたステージにしていきたいです」
妖精帝國・ゆい「我々は結成から15年を迎えた。そしてランティスで音楽を作るようになり、10年が経った。とても感慨深く思う。この10年の想いをぶつけ、みなに『さすがランティスのアーティストは一味もふた味も違う』と思わせたい」
AiRI「前回はUR@Nという名前で出させてもらいましたが、今回も引き続き出演できてうれしいです。今回は全国の色々なところで公演があるので、多くの皆さんと一緒に楽しみたいです」
ChouCho「私は『ランティス祭り』も野外フェスも初めてです。青空の下で歌いたいです。頑張りますのでよろしくお願いします!」
GRANRODEO・e-ZUKA「最近は大きいステージでJAM Projectさんとあまりご一緒できなかったので、今回とても楽しみです」
GRANRODEO・KISHOW「GRANRODEは結成から9年ですが、キリが悪いのでサバを読んでやろうかと(笑)。前回も思い出深いイベントだったのですが、今回は色々なところで公演があるということで、僕自身もとても楽しみにしていますので、皆さんこぞってお越しください」
ヒャダイン「ランティスには2011年からお世話になっています。激動の音楽界を先頭で走り続けるランティスさんはすごいな、と思っています。皆さん、いろんな色のサイリウムを用意してお越しください!」
茅原実里「ランティスと一緒に制作をはじめて7年になります。たくさんのスタッフ、ファンの皆さんと出会い『音楽はみんなで作り、楽しむものなんだ』というのが分かった気がします。感謝の気持ちを込めて歌いたいです。ランティスの音楽を知らない人にも、良さが伝わればと思っています」
JAM Project・福山芳樹「我々JAM Projectは、精神年齢は低いですが、割と年がいっています(笑)。メンバーそれぞれ活動していますが、JAMが結成されてからはや14年、若い人たちと一緒にステージに立つのはいい刺激になります。アニソンの良さを、全国津々浦々にたたきつけて行きたいです!」
JAM Project・遠藤正明「最終日が地元・宮城ということでテンションが上がっています。今年は『みちのくアニソンフェス』と合体しての開催ということで、とても楽しみです。暴れたいです!」
JAM Project・きただにひろし「フルオーケストラでライブをしたり、海外でライブしたり、武道館の中を飛ばさせていただいたりと、色々な経験をさせていただきました。恩返しの気持ちを込めて、キレッキレなステージを見せます!」
JAM Project・奥井雅美「私の芸歴の約半分をJAMとともに歩んでいます。これだけ長く歌わせていただいて、とても縁を感じています。初めての方の前でも披露すると思いますので、最年長ユニットとして、恥じないステージを見せたいです」
JAM Project・影山ヒロノブ「これまで一番近くでランティスが頑張っているさまを見てきました。最初はスタッフ4人の狭い事務所からスタートしましたが、いい意味で現在もその頃から変わっていないと思います。
新しく加入したアーティストを含め、自由にやりたいことがやれる空気感があり、我々ベテランも『新しいことをやってみよう』、と思えるような社風です。それは全国のファンにも伝わっていると思います。
今回の『ランティス祭り』は通過点として、我々アーティストがこれまでと変わらずに挑戦していくことを宣言できるような、アツいステージにしたいと思います!」
☆公演詳細は公式サイトをチェック!
<Text・Photo/ダンディ佐伯>
●『ランティス祭り』公式サイト
http://www.lantis.jp/15th/