激しい試合シーンと深みのある物語に注目! 舞台『テン・カウント・ゴング』出演者インタビュー

By saeki, 2014年2月6日


『青春ゲットバック』『嘘をついた下北沢』に続く「ひらさわひさよし&フルタジュン プロデュース公演」(以下、プロデュース公演)の第三弾、ボクシングをテーマにした物語『テン・カウント・ゴング』。その舞台公演がいよいよ2月5日(水)~11日(火・祝)、東京・下北沢のシアター711にて行われる。その公演に先立ち、ボイスドラマが現在好評配信中だ。

今回は、きたる本公演に向け練習を行っている稽古場にお邪魔して、キャストの皆さんにお話をうかがってきました!




―舞台稽古が始まり、本日が10日目の練習となりますが、これまでの手ごたえを教えて下さい。

谷岡ノブオ役・楠見尚己さん(以下、楠見尚己):ボイスドラマのアフレコから約1ヶ月、その後に舞台稽古が始まったのですが、この短期間でメンバーとの距離がとても近くなった気がします。
芝居はこれから固まってくると思いますが、ボクシングの試合など、実際に舞台でやってみないとわからない部分もありますので、不安もありつつ、またそれが楽しみでもあります。

相沢公平役・市来光弘さん(以下、市来):何しろ工藤君が本当に楽しそうに演技をしているのが印象的です。役として演じているのか、工藤君自身の素の部分が出ているのか分からないですから(笑)。ちなみに僕は、今回も物語を回していくような役回りなので、演じていて面白いですね。

谷岡ひかり役・井ノ上奈々さん(以下、井ノ上):ボクシングがテーマの作品なので、女性陣は動きが少ないのかなと思っていましたが、女子のほうも多くて意外でした。でもその分、稽古はとてもやりごたえがあります。一方の男性陣ですが、コウジさんからレクチャーを受けた、工藤さんの俊敏な動きに歓声が沸き起こるなど、楽しんでいる気持ちが伝わってきます。

諸角 遥役・楠見藍子さん(以下、楠見藍子):これまで稽古を重ねてきて、ある程度形が見えてきたとは言え「本番ではどうなるんだろう?」という不安やドキドキ感はありますが、とても楽しくやらせてもらっています! 稽古場が駅からちょっと遠いのが玉にキズですが(笑)。

杉山百合絵役・森谷里美さん(以下、森谷):前回の『嘘をついた下北沢』でもそうでしたが、稽古中にはどう演技をすればいいのかを考えることが多いです。また、今回も私にとって試練と言えるようなシーンがあるんです……(苦笑)。そこを含めて本番に向けてうまく調整していきたいです。

高杉英朗役・宮内勇輝さん(以下、宮内):自分はトレーナー役なので、ボクシングをするシーンがないのですが、ボクサー役のみんなが練習しているのを見ると、ついやりたくなってしまいます(笑)。ストーリーも、谷岡ジムの親子のエピソードなど、作りこまれていて、皆さんにいいものを見せられるのではないかと確信しています。

巻島達也役・清水洋介さん(以下、清水):頭の中はボクシングのことばかりです(笑)。身体が悲鳴を上げていても、やっぱり動いていて気持ちが良いんですね。闘争心がかきたてられます。公演が終わってもボクシングは続けていきたいです。芝居の話は……他の皆さんに聞いて下さい(笑)。

太田裕二役・工藤優太さん(以下、工藤):コウジさんと共演できて本当に光栄です。僕自身、ボクシングをやっていましたし、テレビでコウジさんの試合を観ていましたから、出演が決定したと聞いた時はビックリしました。あの頃の感情が沸き上がってきましたね。
ちなみに僕、ボクシングを辞めて10年になるのですが、稽古で身体がボロボロになってしまいました……(苦笑)。

レフリー中村役・山口翔平さん(以下、山口):ボクサー陣の激しい稽古を見ていて「レフリー役で本当に良かった」と思っています(笑)。試合のシーンではアドリブも満載で、ちゃんと二人の動きについていけるか今からちょっと不安ですが、本当に鬼気迫る、迫力のあるものになると思いますので「舞台でボクシングができるの?」と思っている方も是非観ていただきたいですね。

須永利次役・浦川拓海さん(以下、浦川):今回声優という職業をやっている方と舞台に立ち、稽古の段階から新たな発見もありましたし、触発されることもたくさんありました。この前、完成したボイスドラマを聴いたのですが「こりゃ自分も頑張らなきゃいかんな」、と(苦笑)。さらにブラッシュアップすべく、残りの期間、頑張りたいと思います。

コウジ有沢さん(以下、有沢):自分は以前、ボクシングを題材にした舞台に立ったことがあり、迫力の出せる演技はある程度心得てはいます。舞台は一発勝負ということもあって、とても難しいんですよね。自分の演技で精一杯で、皆さんの演技まで中々意識がいかないんです(苦笑)。でも、ボクシングのシーンは自信がありますよ!


―ファンに向けて一言お願いします。

有沢:ボクシングシーンもそうですが、自分の役者としての演技がどれくらい上達しているか、僕の演技を知っている方にはそこも楽しみにしていただきたいですね。

浦川:楽しい作品になるのは確実だと思いますが、ボイスドラマを聴いてから劇場に来て頂ければより楽しめると思います。よろしくお願いします!

山口:今回は、やっぱりボクシングシーンには注目していただきたいですね。ボイスドラマを聴いた方は、そこがすごく気になっていると思いますので、是非確かめに来てください!

工藤:舞台でボクシングの試合を観る機会は中々ないと思いますので、興味を持たれた方は是非遊びに来ていただけますと幸いです。

清水:ボクシングシーンもそうですが、ヒューマンドラマとしても興味を持って観ていただける内容になっています。そこも是非楽しんでいただきたいですね。

宮内:ライブ感がとても出ている舞台になっていると思います。谷岡ジムの今後を見守りつつ、ボクシングの試合も満喫してください。

森谷:試合を観に行ったり、ボクサー陣がトレーニングをしているのを見て、普段あまり馴染みのないボクシングの楽しさが伝わってきました。皆さんもその魅力、奥深さを是非体感しにきてください。

楠見藍子:何度来ても楽しめるような内容になっていると思います。私も森谷さん同様、ボクシングにはあまり縁がなかったのですが、試合は、思わず声を上げてしまうようなシーンの連続で。その迫力を間近で体感できるいい機会だと思います。女性陣も男性陣に負けないように頑張ります!

井ノ上:今回は初日と千秋楽に、「謎のイベント」が用意されています。何をやるかは正直私たちも分かっていないのですが(笑)、きっと楽しんでいただける内容になっていると思いますので、こちらにもご注目ください。

市来:今まで「プロデュース公演」に足を運んでくださった方は、新しいチャレンジをしていますので、新鮮な気持ちで楽しめると思いますし、今回初めて触れられる方々にとっては「こんなことまでするんだ」と驚いていただけるのではないでしょうか。

楠見尚己:ボクシングのシーンはアツく、物語はちょっと笑ったり、ホロッときたり。そういう作品を目指して、みんなで楽しく作品を作っています。皆さんにもそれが伝わるのではないかと思います。劇場でお待ちしています。

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<Text・Photo/ダンディ佐伯>