大家さんの意外な一面も発見！？『ふしぎ荘＋住人×住人３』金元寿子、能登麻美子インタビュー

By, 2014年2月13日

ドラマCD『ふしぎ工房症候群』などでおなじみのコズミックレイがお送りする新シリーズ！
『ふしぎ荘＋住人×住人（フシギソウノジュウニンジジョウ）』の第３弾が発売される。
本作では人気女性声優がヒロインのほか、多くのキャラクターを兼役として演じているのが特徴だ。
妖怪少女・花ほかを演じた金元寿子さん、大家を演じた能登麻美子さんに話をうかがってきました！

―最初に台本をご覧になった時の感想をお聞かせください。

金元寿子さん（以下、金元）：台本に「花・ほか」と書いてありまして、ちょっと焦りました。しかも掛け合いまでしなければならないということで、大変だな、と思いつつ……。花ちゃんは、とてもかわいらしい子だな、と思いながら演じました。

―そんな金元さんの演技をご覧になって、能登さんはいかがでした？

能登麻美子さん（以下、能登）：不安だというのは全然感じなかったですね。すごいな、と思いながら聴かせていただきました。

―今回の物語に対する印象をお聞かせください。

能登：聴いていただくと分かると思いますが、（日高里菜さん演じる）春日や（伊藤かな恵さん演じる）こうめが登場するエピソードにも共通する、ある種の「型」のようなものが毎回の恒例になってきたようで、面白いな、と思いました。「待ってました！」というような展開で（笑）。

―演じる上で気をつけた点はありますか？

金元：ナイスバディやメイドさんの服が似合う、という部分は置いておいて（笑）、優しいところを感じながら、自分の演じやすいようにアフレコに臨ませていただきました。

―大家さんは、今回優しい一面を見せたりしていますね。

能登：今回はカミサマなりの幅があったといいますか、コミカルだったり、優しかったり、もちろん厳しい面もあったりして、色々な面を見られたかな、と思います。

―ちなみに、今回はどのようなディレクションを受けました？

金元：私自身、とてもやりやすい状況で演じさせていただきました。花ちゃん以外の役でも、特にディレクションしていただくこともなく、のびのびと演じられました。

―演じていて印象に残っているシーンは？

金元：花ちゃんは、ある決めセリフを言って職場に向かうのですが、戦隊モノのような感じで、私がクライアントだったら「この人大丈夫かな？」と思ってしまうくらいのテンションだったので（笑）、とても印象に残っています。

能登：大家さんと花ちゃんが転がり落ちるシーンです。大家さんがこうめちゃんを退治しに行くところを花ちゃんが止めに行くという行動も中々想像できない上に、転がり落ちている絵を想像すると、とても面白くて（笑）。

―個人的には『トイレの花子さん』のシーンがとても印象的でした。

金元：「シャーッ！」って感じで、とても恐いシーンでしたね。自分が子供の頃にアニメなどで見ていた『花子さん』ではないな、と。
丸っこい形をしている、人魂みたいな幽霊を想像しながら演じていました。

能登：そうだったんだ、聞けてよかった（笑）！

―家賃請求のくだりも、もはや「型」になっている感じですね。

能登：何故そこまで家賃にこだわるのか？　こうめちゃんのエピソードを見ても、そこは妥協しないんだな、と思いました。

―今回のエピソードでは「お掃除」がフィーチャーされていますが、皆さんはお掃除はされますか？

金元：みんなで一緒に掃除をする時はとても楽しいのですが、自分の部屋などの掃除になると怠ってしまう傾向があります（苦笑）。

能登：私も自分のための掃除ができなくて。でも「これではいかん！」と思い立ち、
大掃除を始めています。手際がよくないので、今から少しずつ始めているところですね。

―最後に、ファンに一言お願いします。

金元：大家さんとの掛け合い部分ですが、テンションの違う二人なので、コミカルで面白いと思えるんじゃないでしょうか。
楽しみながら聴いていただけますと幸いです。よろしくお願いします！

能登：今回も、とても楽しい人たちが出てきています。このシリーズに共通することだと思いますが、みんなが色々と抱えている中で明るく振舞いながら、前向きに道を切り開いているところが、聴いていてほっこりするところなのではないかと思います。
そこにすかさず水をさしていく大家さんではありますが（笑）、心温まる世界観を味わっていただけますと幸いです。