新たなシチュエーションCDシリーズ『初心カレ』が2013年12月25日(水)発売!
五十嵐大樹はハタチになったばかりの大学2年生。無事大学デビューも成功し、あとは彼女を作るだけ! と思っていたところに合コンのお誘いが! そこで出会った貴女に惚れて、一生懸命アタックを開始するが……? 恋愛初心者の主人公・五十嵐大樹を好演した下野 紘さんにインタビューしてきました!
―収録の感想をお願いします。
下野 紘さん(以下、下野):自分の思い描いたものが、コミカルなほうに進んでいったな、という感じです。個人的にはとても楽しかったのですが、「この方向性で良かったのかな?」と、少し不安です(苦笑)。
―演じてみていかがでしたか?
下野:大樹は大学デビュー済、ということで、今まで恋愛したことがないことを見せないように、と思っているのですが、ほとんど丸見えなところをどう演技に生かしていこうか? と考えました。
息遣いの部分や、突然大きい声を出したりと、色々と遊ばせてもらいました。
―印象に残っているシーンはありますか?
下野:普段、CDを聴いている方と色々な会話をしていく、という作品を演じる機会は多いのですが、今回はヒロインがしゃべっているところにアドリブを入れることもありましたし、後は全体を通しての雰囲気を感じていただければ、と思います。
―下野さんの、初(ウブ)な頃の思い出を教えてください。
下野:そうですね……。この業界に入ってからデモテープの収録などをした時に、スタジオで録音するという考えがなかったので、自宅でマイクを使ってコンポからMDに残して、という作業をしていたのですが、何度やっても自分の声が小さいんです。
それでも「声が小さくて申し訳ありません」と但し書きをしてテープを送ったりしていたのですが、後日調べたら、マイクのボリュームが上がっていなかったことが分かりまして。「俺、何やってんだ!」……ということがありました(笑)。
―ウブなことの良さって何だと思いますか?
下野:自分が精神的に大人になったことがあるのかも知れませんが、現場で困っている人がいたら、キャストさん、スタッフさん関係なく手を差し伸べたくなってしまいますね。ウブの良さはそこにあるのかと。
―大樹のような男性が身近にいたらどうですか?
下野:真剣に告白するようなシーンを含めて、最初は「全部ダメだな」と思ったのですが、「コイツ結構かわいいところあるじゃん!」と思えるようになりました。
でも実際にいたら「マニュアルに頼ってもしょうがねえんだよ!」と説教しますね。酒を飲みながら(笑)。
―下野さん自身は「マニュアル」に頼ったことはありますか?
下野:一般的にこうだろうな、ということをやろうとして失敗することは多かったです。クリスマスに浦安にある夢の国へ行ったりしたのですが、まあ人が多くて(苦笑)。夜景を観に行くと予想以上に寒いわ、小じゃれたレストランを探すと金額が高いわ……。
何事もイメージどおりに、マニュアルどおりにうまくいくことはないので「自分で考えた方がいいよ」と(笑)。
―ちなみに、下野さんは自分からリードしたいタイプですか?それとも相手に任せたいですか?
下野:基本的にはリードしたいですが、「どこへ行きたい?」というのは相手に必ず聞きます。自分も「揚げ物が好きだけど、今日はそばを食べたい気分」ということがありますし、相手もいつも同じところに行きたい、ということはないと思いますから。
―彼には、今後どうなって欲しいですか?
下野:これからはもう大丈夫じゃないですか? 落ち着いて背伸びをしない、ということを彼女も許してくれているみたいですし。
―彼女についてはどう思いますか?
下野:2回目で部屋に呼んでますからね、すごいですよね(笑)。年齢は30近いか、それまでに壮絶な人生を送られてきたんじゃないかと。恋愛経験は豊富だと思います。
僕は声フェチな部分もありますので(笑)、好きな声かどうか、というのは大事ですので。あとはやり方次第ですね。
―最後に、ファンの方に一言お願いします。
下野:コメディ映画に出てきそうなリアリティを追求して演じました。是非笑いながら聴いていただきたいですね。よろしくお願いします!
<Text/ダンディ佐伯>
【CD概要】
初心カレ 大学デビュー男子~大樹編~
12月25日(水)発売
品番:XFCD-00010
税込¥2,100
●作品紹介サイト
http://www.team-e.co.jp/sp/ubukare/