関西最大級のマンガ・アニメなどのサブカルチャーを扱う総合イベント『京都国際マンガ・アニメフェア2013』が9月7日(土)・8日(日)に京都・みやこめっせで行われた。
8日には、10月より放送が開始されるTVアニメ『マギ』のステージイベントが行われ、多くのファンで盛り上がった。
当日はシンドバッド役の小野大輔さん、ジャーファル役の櫻井孝宏さん、そしてサプライズゲストとして、ジュダル役の木村良平さんが登場。
京都について、前日に京都入りしたという木村さんは「食べ物がおいしいですね」と京料理を絶賛。
一方、朝一の新幹線で会場入りした櫻井さんは「ゆばに包まれたい」とコメントし、会場を笑わせた。
そして、いよいよ作品の話に。アフレコ現場では、森久保祥太郎さん演じるシャルルカンのモノマネが流行っているそうで、三者三様の「ちょっと待ってくださいよ!」のセリフを披露。大きな拍手が上がった。
ここで、TVアニメ第1期を振り返ることに。気になったシーンを挙げてもらうと、小野さんは「『バルバッド編』で、(梶 裕貴さん演じる)アリババと(福山 潤さん演じる)カシムのエピソードがグッときました。第1期のクライマックスはむしろあそこなのでは? と思いました。」とコメント。
櫻井さんも「僕も同じですね。梶くんは声を掛けづらいほど演技に集中していました」、さらに木村さんも「あのシーンをスタジオで、生で聴けたことをとても嬉しく思います」と語った。
「好きな女性キャラクターは?」という話題になると、小野さんは「(戸松 遥さん演じる)モルジアナです。欠点がなくてとてもいい子な上に、ヒロインの立場にも関わらず『お姫様だっこ』までしてくれるところも素敵です(笑)」、
櫻井さんは「(石原夏織さん演じる)アラジン風に言うと『おねいさん』ですね(笑)。(堀江由衣さん演じる)ヤムライハは、色っぽさはもちろん、強さも持ち合わせていて素敵です」、
木村さんは「(花澤香菜さん演じる)練 紅玉です。気位が高く、わがままですが、最後はデレる、素晴らしい女の子です!」と大きな身振り手振りで紹介し、会場を笑わせた。
これまでに行われたイベントの中での、印象的なエピソードとして、小野さんは「今年4月に行われた「『マギ』後夜祭-マハラガーン-」のアテレココーナーで、真面目に演じればいいのか、ユニークに変えて演じればいいのか? ジャッジが難しかったです」とコメント。
木村さんも「最初に1回、正解のセリフが流れるのがずるいんですよね。『これは試されているな』と(笑)。でも、(石原)夏織ちゃんがアドリブに素早く対応したりして、ちゃんと作品を引っ張っているのはすごいな、と思いました」と石原さんを絶賛。
司会者から「でも、またアテレコを聴きたいですよね?」と会場に振られると、会場から大きな拍手が上がった。
最後に、キャスト陣からファンに向けてアニメ第2期への意気込みが語られた。
小野さん:TVアニメに出演してから、より『マギ』という作品が好きになりました。シンドバッドという役は演じるのが難しく、生みの苦しみもありましたが、第2期はキャスト同士のチームワークも大切に、マゴイ(熱量)をいっぱい出したいと思います。
櫻井さん:原作がまだ未完ということもあり、登場人物たちが今後どうなっていくのか分からないままアフレコに挑んでいます。皆さんのお力があれば、アニメシリーズも続けていけると思いますので、
応援よろしくお願いいたします。
木村さん:ジュダルは出ずっぱりというわけではありませんが、登場したら思いっきり引っ掻き回したいと思います!
<Text・Photo/ダンディ佐伯>
●『マギ』公式サイト
http://www.project-magi.com/