丹下桜、佐藤利奈らキャスト陣に突撃! TVアニメ『マジでオタクなイングリッシュ! りぼんちゃん the TV』インタビュー(前編)

By, 2013年7月30日



2013年7月13日(土)、都内スタジオで、TVアニメ『マジでオタクなイングリッシュ! りぼんちゃん the TV』の収録が行われた。この日は、7話~10話(最終回)までの収録で、キャスト陣が勢ぞろいして熱演してくれた。
今回は、収録に参加したキャスト陣(七色りぼん役・丹下桜さん、ガーネット役・佐藤利奈さん、ナード役・中隈志保さん、トナー役・五十嵐浩子さん、ジェット役・近藤孝行さん、タンク役・村上裕哉さん)にインタビューを行ったので、以下に紹介しよう。
なお、インタビューは前後編に分けて、後編は最終回放送後にお届けするので、こちらもお楽しみに!

●キャスト陣にインタビュー!

──ご自身が演じられたキャラで、好きなところや、2期で観てほしいところはドコでしょうか?

丹下:なんといっても、POP先生のイラストがとても可愛くて……。第一印象から、あっ可愛いなと思って、りぼんちゃんを演じるのを楽しみにしていました。あとは、もともとAT-Xさんで、第1期の放送があったんですが、今回まさかの2期で、まさかの地上波にこられたことが、なによりうれしかったです。びっくりしました。

佐藤:ガーネットは気性が激しいといいますか、ころころ変わる表情と、2面性といいますか、裏表あるところが、演じていて楽しいです。2期で観てほしいところは……、(ビルの)垂れ幕! 垂れ幕が、私はお気に入りですね。
ちょいちょい変わっていたりするので、ぜひ楽しんでください!

中隈:ナードちゃんは、いつもちょっと、不憫な目にあってしまうんですけども、いつも負けずに、元気に明るくがんばっているところが好きです。2期で観てほしいところは、OPでベルちゃんと一緒に、大ゴマをとっているところです。そこの部分と、最後のFAQ(のコーナー)が動くようになったので、是非、そこを観ていただきたいなと思います!

五十嵐:トナーの好きなところは、りぼんちゃんたちに振り回されてわーわーしているところです。
あと、使い魔全体なんですけども、画面上に実は結構いるんですね。ちょこちょこちょこちょこ色々動いていたりするんで、なんかそういう自由な感じとかも大好きで、そのアドリブとかもとても楽しく、やらせていただいてます。
見所としては、メインはりぼんちゃんとかがいるんですけども、周りにちょこちょこって動いている、使い魔にも注目してほしいなと思います。

近藤:ジェットは口は悪いのですが、意外と常識人なところもあって、そういうギャップもあるキャラクターだなと思います。見所としては、小ネタが、気持ちのいいぐらい、こっちが心配してしまうぐらい満載なので、そこは非常に楽しめると思います。

村上:タンクの好きなところは……「ブモッ」(と鳴く)なところとしか言えないんです(笑)。「ブモッ」っていう一言に集約されてしまうんですけども。まあ、オンエアされている1話とかでもお気づきのとおり、人の言葉を話すようになっておりますので、ちょいちょいそういうところも観てもらえたら、嬉しいかなって思います。見所としては、プロデューサーさんたちのがんばりも! っていう願望があったりもします(笑)。(※村上さんはプロデューサーC役も担当)

──作品の印象について教えて下さい。

丹下:一応、英語を学べる、ためになる番組だとは思うんですが(笑)、それ以外のことが身につく気がします。サブタイトルも、「英語で戦う魔法少女」になっているんですけども、基本的にずっと予算と戦う魔法少女になっている感じで(笑)。
例文でやっと「これ英語を学ぶ番組だったんだ」って感じです。ゆるーく楽しく、勉強嫌いな人でも、勉強できるところが、いいところかなと。

村上:テストで、5点ぐらい点数上がるかもしれませんよね。

丹下:私たちのカタカナ英語、結構、耳に残ると思うので(笑)。

──丹下さんはOPを歌っていますが、その歌った感想を教えて下さい。

丹下:1期の時に(※第7話)に初めてかかったんです。曲をいただいた時、最初、ふわっとした感じの、ポップな可愛い曲かと思ったら、全然違うハードな感じの曲だったから「間違って来ちゃったのかな?」って思ったぐらいです。ずっと「?」マークを浮かべて、レコーディング現場に行ったら、歌う直前にネタばらしをしていただきました。
歌詞もすごい硬いことが書いてあるんですが、これは、りぼんちゃんがテストを受けて、赤点をとって追試を受けるという内容を、中二病男子の世界観の言葉で書いた詞ですって、言われたんです。それでやっと「そういうことか!」って思って、すんなり歌えました。こういうカッコイイ曲を歌うのは珍しいので、皆さんから結構リアクションをいただいて嬉しかったです。

──最後に、ファンへのメッセージをお願いします。

丹下:魔法少女役ということで、楽しみにしてくださるファンの方も多いのですが、なかなか魔法少女としての本領発揮が、できないところが心苦しくはあります(笑)。ゆるく楽しく演じていますので、みんなが観て、楽しく英語を学んでくれたらいいなと思っています!

佐藤:堅苦しく英語を覚えるわけではなく、可愛らしいポップな画面を観ながら、いっしょに楽しんでくださると嬉しいです。

中隈:アニメで出てきた英語とかを、是非とも学校のクラスのお友達とか、会社の人たちとかとの会話で使っていただいて、スッて笑えるような感じになったらいいなと思います。

五十嵐:私も英語があまり得意ではなく、学生の時にあんまり勉強したいなって思ってなかったので、こういうアニメがあると、ちょっとはやる気っていうか、そんなに嫌いじゃなくなったりするんじゃないかなって思います。
英語が嫌いそうな友達に、勧めてもらえたらいいなって思います。

近藤:ホントに何も考えずに楽しめる作品だと思っています。あとは、なんて言うんでしょう、アニメを好きな方も、そうでもない方も、楽しめるかなと。
特にアニメ好きな方には、英語のフレーズが、英会話塾でも習えないし、教材でも扱ってないようなアニメファンならではのフレーズ満載なので、習得しても楽しいと思います!

村上:日常の中で「アニメに出てきたこの英語使えるんじゃ?」ってシーンになったら、是非ともその英会話を伝えて下さい。「何言ってるの?」と言われるかもしれないんですけども(笑)、そうなったら『りぼんちゃん』だよーって話して、広まっていき、いろんな人が、楽しんでもらえたらと思います。

<Text・Photo/小俣 猛>

●『マジでオタクなイングリッシュ! りぼんちゃん the TV』公式サイト
http://www.moe-ribbon.com/
●りぼんちゃん公式ツイッター
https://twitter.com/moe_ribbon
●テレビ東京・あにてれ マジでオタクなイングリッシュ!りぼんちゃん the TV
http://www.tv-tokyo.co.jp/anime/moe-ribbon/