これまで数々のゲーム・アニメソングを歌ってきた上原れなのベストアルバムが完成!『The Brilliant Best~タイアップコレクション~』が2013年8月7日(水)に発売される。タイアップソングばかりを集めた2枚組み、さらにSACDハイブリッド盤を使用した、豪華仕様となっている。
発売を直前に控えた上原さんにお話をお聞きしてきました!
―まずは、発売を控えての、現在の心境をお願いします。
上原れなさん(以下、上原):今年はデビューから5周年ということもありましたが、まさかこんなに早くベストアルバムを出せることになるとは思いませんでした。
気づけば24曲もタイアップソングを歌わせていただいていて。ちょうどタイミングが良かったのかな、と思います。
―これだけのタイアップソングを歌われてきたことについて、改めてどう感じていますか?
上原:こうして2枚組としてCDに収録されると、長く歌ってきたなと思いますし、色んな事を思い出したり、すごく感慨深いものがありますね。
―中でも『ToHeart2』の楽曲には特別な思い入れがあるのでは?
上原:そうですね、デビューの頃から関わらせていただいていますので、今でも「あの頃」を思い出す時には必ず出てくる、大切な作品です。
―様々な作品のタイアップソングを歌われて、その都度ファンの方も増えていったと思います。
上原:ライブやイベントで歌うとき、ファンの方々がその作品の世界観にどっぷりと浸っているのが分かりますので、私自身それを壊さないように、という気持ちもありますし「こんなに多くの方に支持されている作品の曲を歌わせてもらえるんだ」という喜びも常に感じています。
―上原さん自身は、元々ゲームやアニメソングには興味はおありでした?
上原:小さい頃からアニメソングなど好きなほうではありましたが、漠然と「歌手になりたい」というイメージがあって、どんなジャンルの曲を歌いたい、というのは明確に決まっていなかったです。ただ、アニソン、ゲームソングを歌っているうちに「深いなあ」と思うようになってきまして。それに伴って責任感もどんどん大きくなってきたのはあります。
とりわけ、人気のある作品になると「OPやED主題歌を歌うことで、よりその作品を盛り上げていきたい」という気持ちも大きくなりました。
―収録曲の曲順も、ほぼリリース順に並んでいますね。
上原:曲順に関しては、スタッフさんとも相談したのですが、やっぱり「このアルバムで上原れなの歴史も感じてもらいましょう」ということで、そのままの順番で決まりました。
―楽曲を実際に通して聴いてみて、どう感じました?
上原:そうですね……、最初の頃のナンバーは、必死さがすごく伝わってきました(笑)。最初のシングルに入っていたのが「コスモスのように」と「虹の架け橋」だったのですが、当時はこんな可愛らしい曲に慣れていなかったので(苦笑)。こういう世界観にどのように自分をはめこんでいけばいいのかを悩んだのを覚えています。
その都度スタッフさんからのアドバイスなどもあり、だんだんと成長できてきたのかな……? という実感はあります。
―上原さんの中で、特にターニングポイントになったような楽曲はありますか?
上原:「届かない恋」でしょうか。『ToHeart2』関連の楽曲で、私の曲に対して爽やかなイメージを持たれていた方が多いのかも知れませんが、この曲で「女の子」から「大人の女性」に近づいたのかな、と思います。また、『WHITE ALBUM2 幸せの向こう側』という作品も、とてもファンの方が多い作品ですので、この曲をきっかけに私のことを知ってくださった方も多いのではないかと思います。
―最近上原さんのことを知ったファンの方は、ディスク1を聴くと、逆に新鮮に感じるかも知れませんね。
上原:そうですね。ディスク1にはポップで可愛らしい曲がたくさん収録されていますから。
―上原さん自身の中で、特に印象に残っている楽曲はありますか?
上原:もちろん、それぞれの楽曲に思い入れがあるのですが、「Hold a dream」は私がデビューするきっかけとなったオーディションで歌った曲なので、特に印象に残っています。
それと「WORDS OF LOVE」や「余韻」などは、2009年に発売された2ndアルバム『Jewelry Songs』に収録されていたのですが、後にタイアップソングとして起用されたんです。
最初は私が「こういう歌を歌ってみたいです」と提案したものでしたので、特に思い入れがありますね。「ライブで盛り上がりたい」という気持ちも込めていますので、こうしてベストアルバムに収録されて、多くの方に聴いていただけるのは嬉しいです。
―タイアップ曲とノンタイアップ曲で、歌い方に違いなどはありますか?
上原:タイアップ曲は世界観などを頭に入れて歌わなければいけない、という意味では難しさは感じますが、最終的には、皆さんにどうすれば気持ちよく聴いていただけるかが大事だと思っておりますので、曲に対する取り組み方は同じような姿勢で向き合っています。
―次は、その他のアルバム曲を集めたベストアルバムも出したい、という気持ちはありますか?
上原:アルバム曲は、今回収録されている曲とはまた別のファンの方々が聴いて下さっていると思いますし、気に入っている楽曲もたくさんありますので、いつかアルバムにして出せればいいな、という気持ちはあります。
―ではジャケットについてお聞かせください。
上原:白を基調にしたシンプルな衣装で、ブックレットの中身も同じような衣装で登場しています。そして、今回は初めてイラストを使用したジャケットを作っていただきました。
―まるで絵本の表紙のようなジャケットになっていますね。
上原:そうですね。大きな絵本を読んでいるような写真があったり、椅子に腰掛けて寝ているような写真があったり。椅子の写真は、絵があるのを想定して撮ったので、実際は「空気椅子」のような格好で撮影しました。結構きつかったですが、楽しかったです!
―音楽の方も、SACDハイブリッド盤を使用していて、より素晴らしい音質で楽しむことができる、とのことですが。
上原:そうですね。初のSACD化、というナンバーもありますし、これまで私のCDを買っていただいた方たちにも、改めて楽しんで聴いていただけると思います。
―今回はCD特典として、各店舗別にメッセージカードやポスターがついてきますね。
上原:1つ1つメッセージの内容が違うのですが、皆さんに伝えたいことはたくさんありますので楽しく書けました。
―8月12日(月)には都内で発売記念イベントも行われます。
上原:ざっくりと、歌を歌ってトークする、というのは決まっているのですが、何をしようか迷っているところです。
―ジャケットの衣装を着ていけば、ファンの方も喜ばれるかも知れませんよ?
上原:あ、そうですね! 他にも、夏だから浴衣を着ていってみようか、とか。でも「帯が締まっていると、曲の途中で苦しくなるかな……」なんて、色々と悩んでます。何かいい企画案などあれば、是非送ってください!
―そして早くも10月末に発売予定のPS3用ゲーム『ティアーズ・トゥ・ティアラII 覇王の末裔』の主題歌を歌唱されることが決定しています。
上原:レコーディングは既に終えています!今までにないような激しいロック曲になっていますので、こちらも是非ご期待ください!
―では最後に、ファンの皆さんに向けて一言お願いします。
上原:上原れなの5年間の足跡が追っていけるベストアルバムになったと思います。私のことを知っている方はもちろん、知らない方にも名刺代わりのアルバムになっていると思いますので、是非お手に取ってみてください。
今後は、ライブでも盛り上がっていけるような曲も歌っていきたいですし、しっとりと聴かせるような曲ももちろん歌いたいと思っております。これからも応援よろしくお願いいたします!
<Text・Photo/ダンディ佐伯>
【CD概要】
「The Brilliant Best~タイアップコレクション~」
2013年8月7日(水)発売
品番:KIGA-18~19
税込価格:3,200円
●公式サイト
http://fixrecords.com/rena/
【プレゼント】
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