下北沢を舞台に個性的なキャラクター達が織りなす不思議な物語 舞台版『嘘をついた下北沢』キャストインタビュー

By saeki, 2013年7月18日


ボイスドラマが好評配信中の「ひらさわひさよし&フルタジュン プロデュース公演 第2弾『嘘をついた下北沢』の舞台が東京・下北沢の「シアター711」にて2013年7月24日(水)~28日(日)まで公演が行われる。
前回「ひらさわひさよし&フルタジュン プロデュース公演 vol.1『青春ゲットバック』」同様に、異なった結末を描いた物語が展開する予定だ。

今回は佳境を迎えた稽古場にお邪魔し、キャスト陣にインタビューを敢行しました!



―これまでの稽古を振り返り、手ごたえを感じていますか?

牛丸役・市来光弘さん(以下、市来):ボイスドラマからの連動ということで、どのように物語がつながるのかと思っていましたが「なるほど、このようにつながるんだ」というのが分かりました。
稽古もいい感じで進んでいますし、その手ごたえが確実なものになっていくのではないかと思います。
実は前回の『青春ゲットバック』の本番中に、人生で初めて素になってしまったんですね。それがとても心残りでして……。今回はそのようなことがないように気をつけて演じたいと思います。

黒木役・大須賀 純さん(以下、大須賀):ボイスドラマの台本をいただいたときも思ったのですが、僕の演じる黒木は、前に前に出るのではなく、むしろ埋没するところは埋没する、という立ち位置だと思います。ですが、今回は非常に前に出なければならないシーンがあったりしますので(苦笑)、頑張って演じて行きたいと思っております。

りょう役・コロさん(以下、コロ):最近は台本が直前に来ることが多く、むしろ小劇場ではスタンダードになりつつあるのですが、今回は最初から役があり、稽古当日には台本もあり、という中で充実した稽古をこなせています。
その中で、一番に「新鮮味を失わない」ということを念頭に置いておりまして、なるべく同じ事をしないようにやっています。本番までにはストックした中で一番良いものを出せたら、と思っております。

レモン役・森谷里美さん(以下、森谷):初めはシーン毎に稽古をしていたので全体像が掴みにくかったのですが、通すようになってからぐっと引き込まれる感覚というか、少しずつ手応えを感じる部分が出てきたように思います。
まだまだいろんな意味で振り切らなければならないところはあるので、もっと楽しみつつ高めたいと思っています

麻衣子役・山本綾さん(以下、山本):やっぱり、コロさんですね。「この小さな身体の中のどこにこれだけのパワーがあるのか?」と思うくらいに動き回られるので。『青春ゲットバック』からのメンバーに加え、コロさんや森谷さんが加わることにより、元々カラフルだったのがビビッドな色になったな、と思います。
私はある特定の人物との絡みが多いのですが、自分が崩れてしまうと、その相手にダイレクトに迷惑がかかってしまうので、気を使って演じようと思います。

荒木役・宮内勇輝さん(以下、宮内):客観的に観て、すごく盛りだくさんになっていると思います。
ボイスドラマを聴いて下さった方にはより楽しく観ていただける、というのはすごく感じますね。あの人物の違った一面を随所に見えると思いますね。大忙しで稽古を行っています。
『青春ゲットバック』の時には車の中や会社の1室、といった、狭い部分で動きが限定されていたのですが、今回はみんな思い思いの動きをして、色々な表情も見られると思いますので、楽しみにして欲しいですね。

リサ役・真帆さん(以下、真帆):稽古中は、まだみんな本気を出せていない、というよりも舞台に上がった時に出してくる人たちばかりなので、衣装が入って音響が入って、照明が入って、みんなの気分がもっとノッてきた時にどのようになるかがとても楽しみです。

沢井役・篠原友紀さん(以下、篠原):私は役柄上、一人でいることが多いのですが、下北沢の住人たちはみんな繋がって生きているんだな、というのが分かりますので、皆さんもそれが感じられると思います。

田川役・工藤優太さん(以下、工藤):ボイスドラマの時には、舞台上でどのように演出されるのかが分からないような部分があったのですが、稽古を進めていくうちに「このように表現されるんだな」と分かってきました。ボイスドラマとは違う面も見えたりもしますので、いい意味で裏切れるような作品になっていると思います。

トモヤス役・清水洋介さん(以下、清水):身体を使うシーンが多く、飛んだり跳ねたりしていますが、連日連夜の稽古で筋肉痛がひどくて(苦笑)。その分皆さんにも楽しんでいただけると思います。

 

―ネタバレにならない程度に、今回の観どころを教えて下さい。

市来:コロさんの存在ですね。非常にパワーを持っていて、自分がお客さんだったら注目して観ちゃうな、というのはあります。そのコロさんのアドリブに振り回されるキャストさんには……頑張って欲しいですね(苦笑)。

大須賀:『嘘をついた下北沢』というタイトルどおり、「嘘」がたくさんちりばめられた作品になっていると思います。下北沢という町についての嘘だったり、周りに小さい嘘をつく登場人物がいたり。でも、本作に出てくる嘘は、全部「優しい嘘」なんですね。観てくださる方にもそれが伝われば、と思います。「嘘」と言うと、どうしてもネガティブなイメージが付きまとうと思うのですが、そのイメージを覆すきっかけになればいいな、と思います。

コロ:それぞれのキャラクター同士に関係性があるのですが「まさか、あの人があんな姿に!?」と度肝を抜かれるようなシーンを楽しみにしていただければ、と思います。
私のアドリブの話も出していただきましたが、受け手の役者さんも毎回見事な返しをしてくださると思うので、もしかしたらアドリブだと気づかないかもしれません。難度か足を運んでいただいて「ここが違うんだな」と感じていただくのも良いかと思います。

森谷:それぞれにちょっと胸が熱く、そしてちょっと切なくなるシーンなどがあるのでそこを感じていただけたら嬉しいです。あとは、レモンとしては劇中歌という話が既に出ていますが、そこにもレモンなりの思いなどがあるので、観にきていただく時にはひとまずそちらは忘れていただいてヽ(゜▽、゜)ノストーリーを楽しんでいただけたらと思います(あ、でも曲はメッセージ性がありとっても素敵です!!)。

山本:ボイスドラマでは描かれていなかった人間関係が出てくるので、そこに注目して欲しいと思います。

宮内:「リトル下北沢」という舞台設定自体が魅力的であり、物語を彩る愛すべきキャラクターたちも魅力的なのですが、中でもアイドルのレモンちゃんが舞台上でどのように映えるのかが大きな見どころだと思います。「森谷さんがあんなことに!?」と驚かれるかも知れません(笑)。

真帆:個性的なキャラクターがいたり、派手な設定はあるのですが、思わずキュンときたりするセリフがありまして。目で見ても、耳で聴いていても楽しめるような作品に鳴っていると思います。

篠原:下北沢という実在する町が舞台になっていますので、下北沢を知っている方には特に楽しんでいただけると思いますし、登場人物たちも、所狭しと自由に動き回りますので、その1人1人それぞれに注目して欲しいと思います。

工藤:下北沢にある、実際にあるお店や場所などもたくさん出てきますので、観劇される前に、町を少し歩いていただけば、より楽しくご覧になっていただけるのではないかと思います。

清水:クライマックスに向けての、それぞれのキャラクターの動きに注目して欲しいです。りょうとトモヤスの動きに注目してください。

 


―最後に、本番への意気込みをお願いいたします。

市来:ただいま全員で稽古にいそしんでおります。来ていただける皆さんには、是非ボイスドラマをお聴きいただいてから、舞台版を楽しんでいただきたいと思います。

大須賀:「ひげの生えた大須賀の姿をご覧になれるのは、舞台版『うそきた』だけ!」ということで、是非足をお運びください。楽日が終わったらすぐにひげを剃るつもりです。今から楽しみです(笑)!

コロ:みんなで自由に飛び回っております。絶対に損はさせませんので、是非是非遊びにきてください!

森谷:ボイスドラマの最終話を舞台化するという、他にはない試み。ボイスドラマに馴染みのない方でも気楽に聞いていただける内容だと思いますので、是非一緒にこの作品の世界観を楽しみましょう!
楽しんでいただけるよう、私たちも精一杯頑張ります!!

山本:『青春ゲットバック』よりも何倍も何十倍もパワーアップしたものになっていると確信しています。
私個人としても、本番に向けてどんどん振り切った演技ができるようにしたいと思います。皆さんに楽しく、「優しい嘘」をお届けしたいと思いますので、是非足をお運びください。

宮内:稽古をしている我々も、とても楽しんでやれていますので、皆さんにもきっと楽しんでいただけると思います。よろしくお願いします!

真帆:夏にピッタリなスピード感溢れる作品だと思いますので、スカッとしに来てください!

篠原:舞台に足を運んでくださる方は、『うそきた』に相当な思い入れを持ってらっしゃると思いますので、それに応えられるような稽古をしていきたいと思います。

工藤:ボイスドラマの、その先のお話は舞台でしか観られませんので、是非とも劇場に足をお運びください!

清水:皆さんが思っている以上に面白い作品に仕上がったと自負しております。和製『アヴェンジャーズ』のようなノリで楽しんでいただけると思いますので、よろしくお願いします!




<Text・Photo/ダンディ佐伯>




【作品概要】

「ひらさわひさよし&フルタジュン プロデュース公演 vol.2『嘘をついた下北沢』」
2013年7月24日(水)~28日(日)

【東京】シアター711(下北沢)
http://www.honda-geki.com/711

<出演>
市来光弘(マウスプロモーション)
大須賀純(マウスプロモーション)
コロ(コロブチカ)
森谷里美(マウスプロモーション)
山本 綾(アーリーウイング)
宮内勇輝(劇団フルタ丸)
真帆(劇団フルタ丸)
篠原友紀(劇団フルタ丸)
工藤優太(TACT/劇団フルタ丸)
清水洋介(劇団フルタ丸)


<ボイスドラマ版スタッフ>
作:フルタジュン(劇団フルタ丸)

演出:ひらさわひさよし
演出助手:山口翔平
編集:松尾嵩宏/藤原道乃
映像編集:平塚亮(アスラフィルム)

<舞台版スタッフ>
作/演出:フルタジュン(劇団フルタ丸)
照明:向井智子
音響:前田真宏
舞台美術:泉真
制作:和田宜之

<WEB>
MAYA

<プロデュース>
ひらさわひさよし/フルタジュン

【スペシャルサンクス】
アーリーウィング/ダイスクリエリティブ/ダイスエンターテイメント
ハルミュージュック/マウスプロモーション
(かな順)

<チケット料金>
前売:3,500円
当日:4,000円
※チケットの購入方法は公式サイトをチェック!!

【関連リンク】
●コロ オフィシャルブログ
http://ameblo.jp/korobuchika/
●ひらさわひさよし&フルタジュン プロデュース公演 vol.2「嘘をついた下北沢」
http://hirasawafurutaproject.com/usokita/
●ひらさわひさよし&フルタジュン プロデュース公演 vol.1「青春ゲットバック」
http://dn-e.jp/ssgetback/