内田彩が番組で見つけた今年の目標とは?『ニコニコ声優グランプリ生放送!』第1回レポ&終了後インタビュー

By, 2013年7月9日



声優雑誌「月刊声優グランプリ」によるニコニコ生放送の新番組「ニコニコ声優グランプリ生放送!」がいよいよスタート! 6月21日に放送された第1回の模様と、番組ナビゲーターの内田 彩さんに感想などを聞いた。

「ニコニコ声優グランプリ生放送!」は月刊声優グランプリ編集部がお届けする、声優・アニメファンのための番組。ナビゲーターに内田彩さんを迎え、最新号の見どころを紹介するほか、番組顧問の広島編集長も(声のみ)登場し、普段は聞くことができない編集部の制作秘話なども聞ける番組となっている。
放送は毎月第2金曜日の21~22時の1時間。視聴にはニコニコ動画のアカウントは必要だが、無料放送となっている(タイムシフト予約(視聴)はチャンネル有料会員のみ)。

第1回は、最新号である2013年7月号の表紙を飾った内田真礼さんのグラビア写真のポーズを真似て番組がスタート。単独でニコニコ生放送での番組を担当するのは初めてとあってか、最初は同じ文章を2度読んでしまうぐらいに緊張していたものの、徐々にユーザーからのコメントに反応しながら番組を進行。

番組内では、内田さんの挑戦コーナー「あやつり女優」を実施。これは特定のキャラクター設定になりきってセリフを読むというもの。ユーザーアンケートを使って、どんなキャラクターかをユーザーが選び、セリフはネタバレにならないようにアルファベットのみ表示させ、一番多かったものの封筒に入っているセリフを読む形となっている。

第1回はキャラクターの選択肢に「エロい大人」という項目があって、それに人気が集中。内田さんが熱演するものの大苦戦。その選択肢をなくしたときの、内気な感じで「にんにくラーメン、チャーシュー大盛り」と言ったときのほうがエロいというユーザーコメントが多数流れる状態に。内田さんは感想として一言「今年の目標はエロい女性になること(笑)!」。

このあとは広島編集長が登場して本誌の見所を紹介。以前の番組のお約束を覚えていたユーザーも多かったのか、日本各地の名前がコメントに飛び交う状態に。
また、本誌紹介の際には、内田さんが南ことり役として出演しているアニメ『ラブライブ!』Blu-rayパッケージ(本当に私物)が置かれ、時折ネタにする一幕も。

2013年7月号では、内田真礼さんによる表紙や巻頭グラビアのほか、付録にはオリジナルクリアファイルを付属。名物コーナーの「へあちぇん!」には小野大輔さんが登場。また内田さんも「おもいでさんぽ」のコーナーに登場。
これまでユニットや複数人のうちのひとりという形で誌面に登場といったことはあっても、一個人の企画として本誌に取り上げられるのは今回が初めてだという。内田さんにとっては、声優の仕事を知った時に初めて見た雑誌が声優グランプリだったこともあって、とても嬉しかったと語っていた。

「俺たちの声優グランプリ」は、広島編集長に本誌への要望などをぶつけるコーナー。今回は第1回目だったので、ユーザーコメントから夏らしく水着や浴衣など衣装の希望や特集をしてほしい声優などさまざまな要望や話題が飛び出していた。

なお次号となる8月号では上坂すみれさんの表紙や特集のほか、「ラブライブ!μ’s 3rd Anniversary LoveLive!」のライブレポートも掲載予定としているので楽しみにしてほしいと広島編集長がアピール。番組の最後には、本誌のキャッチコピーをユーザーコメントで募集するコーナーも実施された。

―収録の感想をお願いします。

内田 彩さん(以下、内田):ひとりでこのような番組をやるのが初めてで緊張しましたし、番組が進行していくほどより緊張していったんですけど、コメントを見ていると、ひとりでやっているけどひとりじゃないんだと感じました。
複数人で番組をやっているときはそこまで感じなかったけど、みなさんのコメントに支えられているんだということは、ひとりで番組をやってみてより感じました。

あとブログやツイッターでメッセージを募集したら、それを見て送ってくださった方もたくさんいらっしゃいまして、みなさんの「頑張れ」というメッセージが心にしみましたし、とてもありがたかったです。

―「あやつり女優」のコーナーはいかがでしたか。

内田:もうそっち(「エロい大人」)ばかりみんなが選んで……、素直だなって思いましたし、そういうのを求められる年頃になったと思うと複雑な気分です(笑)。
「一回目だから緊張しているので普通にやらせて!」と心の中では叫びつつも、楽しかったですね。どんなセリフが入っているかはわからないので、キャラとセリフがピッタリあうと一体感を感じられました。
今後お題をみなさんから募集したら、バラエティに富んだものが揃うと思うので、今後盛り上がるコーナーになるかと思います。

―より幅広い演技を求められると思いますが……。

内田:そうですね。難しいですけど頑張りたいと思います。今年の目標も決まったので。

―番組でも声優グランプリを読んでいた思い出も少し触れられていました、改めて聞かせてください。

内田:声優の専門雑誌というもの知らず、裏方として声をあてているものだと思っていたんです。そんなときに友人から「声優グランプリがあるけど読む?」と言われたときは、グランプリという言葉からトーナメント図が頭に浮かぶような状態で(笑)。なので初めて見たときにはかなり衝撃的でした。

―そのような雑誌の番組でメインとなると嬉しさもあるかと思いますが。

内田:もう本当に嬉しいです。その一方で、メールでは「うっちーがちゃんと進行できるんですか?」「声優グランプリの看板を背負うんですよ」という内容のも届きまして。単にひとりで担当するというだけではなく、『声優グランプリ』の番組を担当することの緊張が大きかったですね。

―本誌では「おもいでさんぽ」のコーナーにも登場しています。撮影などのエピソードがありましたら教えてください。

内田:個人では初めて取り上げていただくこともあり、声優という仕事を意識したきっかけでもある雑誌なので、声優を目指しはじめて入った専門学校時代によく行っていた場所を選ばせていただきました。
撮影の日は雨の予報が出ていましたし、前日のお仕事でたまたまメイクさんが一緒だったんですけど「晴れるといいね」とずっと話をしていたんです。そうしたら当日は本当に晴れて、しかも撮影が終わったら急に曇り出して……。神様が見てくれているのかなと思うくらい嬉しかったし、お天気の神様に感謝しました。

― 一緒に番組を盛り上げた、広島編集長の印象はいかがですか。

内田:気さくに話しかけていただきまして。初めてで生放送でしたから心強かったですし安心しました。あと、私物(!)の『ラブライブ!』のBlu-rayを持ってきてくださったのが嬉しかったです(笑)。

―最後にメッセージをお願いします。

内田:第1回ということで、緊張したり手探りのところもありましたが、見てくださっている暖かいコメントに助けられました。本当にありがとうございます。
今後はコーナーを膨らませていったり、いろんなことをやって、声優グランプリの本誌をあわせて番組も盛り上げていきたいと思います。みなさんもぜひお付き合いのほどよろしくお願いします。

<Text/さとかず・Photo/ダンディ佐伯>

【番組概要】
☆『ニコニコ声優グランプリ生放送!』第2回予告

■番組名
すみからすみまで見逃せない!8月号~【MC内田彩】ニコニコ声優グランプリ生放送!#2

※第1回放送で視聴者から募集した雑誌キャッチコピーを、番組のサブキャッチに冠しています。
【すみからすみまで見逃せない!】部分

●配信URL
http://live.nicovideo.jp/watch/lv141885594

【番組担当者コメント】
第1回放送をたくさんの方にみていただいてありがとうございました!
生放送のコメントもたくさんいただいて、本当に感謝するばかりです。

番組では、視聴者の皆さんと成長する番組を目指してます!
……というのも、番組の台本って簡単な流れを決めているだけで、あとは、本当にリアルタイムのコメントを参考に進行してるんです!! 皆さんのコメントが、番組を方向付けるインタラクティブ生放送、ぜひ第2回もお楽しみください!!