【プレゼントあり】「初めて」がたくさん詰まった1曲! 『のりスタNEO』主題歌「オープン ア ブック」を歌う田野アサミ インタビュー!

By, 2013年6月6日



不思議な図書館をテーマにリニューアルした『のりスタNEO』のうたのアルバム『のりスタNEO ソングコレクション』が2013年6月26日(水)に発売決定!
PaniCrewが歌うED主題歌「はてはて?一週間」、高取ヒデアキが歌う挿入歌「言えるかな新幹線」などを収録した注目の1枚となっている。今回はOP主題歌「オープン ア ブック」を歌う、声優としても活躍する田野アサミさんにお話をうかがってきました!

―田野アサミ名義の初めての曲となりましたが、今の心境をお聞かせください。

田野アサミさん(以下、田野):嬉しすぎて思わず絶叫してしまいました(笑)。それと、子供たちが朝に観る番組の主題歌、ということで元気の出る楽曲だと思いましたし、その通りの曲でした。

―田野さんが声優デビューして約2年経ちました。子供向けの番組に数多く出演されていますが、お子さんは意識しますか?

田野:子供たちのパワーは無限大じゃないですか。そのパワーを大人になるにつれて身近に感じることが少なくなると思うのですが、こうした番組に関わることでそれを感じることができますね。
また、『のりスタNEO』では、子供たちの質問がとても興味深く「そこを聞いてくるか!」と驚かされることばかりなんですね。とても楽しいです。今回その番組の主題歌を歌わせていただけることになったのも何かの縁じゃないかと。

―子供向け番組やアニメでは声優としても着々と経験を積まれていますが、これまでやってきていかがですか?

田野:「上達した」と思ったことはないです。それは今後もずっとないと思いますね。
声優をはじめた直後は「このキャラクターはどんな心情でこの言葉を発しているんだろう?」などと考える余裕がほとんどなかったのですが、最近ではマイクの前で余裕を持って演じれるようになったり、「挑戦心」を持って臨めるようになりました。

―「実践編」といったところでしょうか?

田野:そうですね。私は、アフレコ中など、気になったことは何でも聞くようにしていますが、声優の先輩の朴璐美さんや水樹奈々さんには大変お世話になりました。
最近では『スキップ・ビート!』という実写ドラマで吹き替えをやらせてもらったのですが、その現場にいらっしゃった女優さんにも聞いたり。どんな現場でも「分からないことは人に聞く」というスタンスは大事だと思っています。

―今までに、特に感銘を受けた言葉はありますか?

田野:私が、キャラクターをうまく演じることができず「どうしよう」と悩んでいる時に「アサミは何も考えずにそのままいきなさい」と言って背中を押してくださった方がいて。その時に身体の力がスッと抜ける感覚はありました。自分を取り戻せた感じがしました。

―先ほども少しありましたが、ドラマで吹き替えをするという仕事で得たものはありましたか?

田野:アニメのキャラクターと実写に声をあてるのはやっぱり感覚が違うな、というのが分かったのですが、そのほか、今回は台湾ドラマということで俳優さんの口の動きが日本人と違うという難しさもありました。
この前録った、とある海外ドラマの吹き替えでは絶叫シーンがあったのですが、息を引きすぎて過呼吸になりそうでした(苦笑)。
でも、アフレコ中は新鮮に感じることのオンパレードで、アドレナリンが湧き出てきますし、機会があれば今後も是非やりたいですね!

―では、ここからは歌のお話を。これまでは「キャラソン」という形で歌われてきたのですか?

田野:歌っているのがあくまで『トリコ』でいうとリンだったり、『スマイルプリキュア!』 でいうと日野あかね/キュアサニーだったりということで自分を抑えてキャラクターの気持ちになって歌うという感じでした。

―では、今回自分名義で歌われてみていかがでしょう?

田野:そうですね、自分らしさを出せるという瞬間を今回歌わせていただいた時に初めて感じましたね。「オープン ア ブック」は「自分を出せる」という、ある種の爽快感のようなものを感じながら歌えます。

―作曲されたのは『スマイルプリキュア!』でもお世話になった高取ヒデアキさんです。

田野:今回、私が歌うということはもちろん知ってらっしゃったので「このくらいのキーで歌えて、これくらいのテンポなんだろうな」というのは分かってくださっていたみたいで、聞いた瞬間に「さすが!」と思いました。
曲も番組のイメージに合わせて、まるでミュージカルが始まるようなイントロしかり、ドキドキ感、ワクワク感を感じられました。「曲に負けないぞ!」という気持ちでレコーディングに臨みましたね。

―歌詞の中で、お気に入りのフレーズはありますか?

田野:(歌詞が書かれた紙を取り出して)実は歌う上で気をつける点など、色々と書き込んでるんですよ!
で、好きなフレーズは2番の「謎は聞いてみよう 確かめよう ワクワクがよんでる」の部分ですね。
自分も確かめたいと思うことがあったらすぐに調べたくなる性格ですし、まるで私に対しても言っているような歌詞だったので。
それと「ドキドキ さめないうちに」というフレーズが、とても可愛いらしさのある歌詞だと思います。
その部分はセリフっぽく歌ってみたり、色々と工夫しながら収録しましたね。

―レコーディングはすんなりいきましたか?

田野:すんなり、というよりスムーズにいきました。現場のスタッフさんも「真っすぐに歌うというよりも円を描くように歌ってください」といった、わかりやすい表現で教えてくださって。
私が今までに歌ったことのないような歌い方をしてみた時に「こうしたらこういう声が出るんだ」という新しい発見もあったりして。
歌詞に関しましてもギリギリまでいろいろと考えてくださって。それが固まってからはビシッといきましたね。
ちなみに私、今回、初めて挑戦したことがあるのですが……なんだと思います?

―え、なんでしょう……?

田野:ハモリに挑戦したんです! 下のパートはやったことがあるのですが、上のパートは初めてで。「ハモレるのかな、私……」と思いながら当日のレコーディングに臨みました。家でもかなり練習していきましたね。

―『のりスタNEO』の番組はご覧になっていますか?

田野:実は、放送日には毎週アフレコがあるので、朝にリアルタイムで観ています。
私の知らない、乗り物の事情なども分かって楽しいです。最初の回は「エンディングのクレジットにどうやって私の名前が出るんだろう?」と気になっていて、流れたら写メを撮ろうと思って身構えてました(笑)。

―ちなみに田野さんが好きな乗り物は?

田野:実は私、一輪車に乗れるんですよ。立ち漕ぎとかもできるんです! 小学生の頃にすごくハマって。以前番組で久しぶりに乗る機会があったのですが、すんなりと乗れました。
普通の乗り物だと電車よりバスの方が好きです。席が進行方向に向かって作られていることが多いということもあるのか、乗り心地が良くて、ついうとうとしてしまいます(笑)。

―田野さんは、普段はどんな曲をお聴きになるのですか?

田野:特に好きなジャンルがあるわけではなく、気に入った曲があったら、洋楽、邦楽問わず、ずっと聴いてしまうタイプです。ヒットチャートに入る曲が流れている携帯アプリがあるのですが、それをずっと流しています。

―では、次はどんな曲を歌ってみたいですか?

田野:私のハスキーな声が生かせるような曲に挑戦できるなら歌ってみたいですね。

―曲が出たら、当然それを披露する機会も……ということで、ライブには興味はありますか?

田野:メッチャ興味あります!舞台で活躍している方も、そう思っていると思うのですが、お客さんとの距離感の心地よさと、ライトが当たった瞬間の気持ちよさがあって、レコーディングでは見つけられないような発見があるかと思いますので、機会をいただけるようでしたら、是非やってみたいと思います。

―最後に、ファンの方に一言お願いします。

田野:「オープン ア ブック」は、朝に聴くと気持ちいい、爽快感と勢いのある曲に仕上がっています。
その中にドキドキしたりワクワクしたり、というものを感じていただけると思います。
「田野アサミとして初めて歌った曲」という嬉しさあふれるテンションは二度と出せないと思いますので、是非味わっていただけますと幸いです!

<Text・Photo/ダンディ佐伯>

【CD概要】

のりスタNEO ソングコレクション
2013年6月26日(水)発売

品番:COCX-38048
価格:1,890円(税込)

<収録曲>
1.『オープン ア ブック』 <オープニングテーマ> 田野アサミ
2.『はてはて?一週間』 <エンディングテーマ> PaniCrew
3.『いえるかな しんかんせん』 高取 ヒデアキ
4.『しあわせ♪ランランラン <リボンちゃん>』 Sea☆A
5.『リボンちゃん えかきうた <リボンちゃん>』 リボンちゃん(CV:原 紗友里)
6.『ニューワールド』 Mamoru
7.『はやぶさスーパースター 』 Mamoru
8.『おぼえよう しんかんせん』 Mamoru
9.『まみむめもんち あいうえおさる <まみむめもんち>』 もんち(CV:神代 知衣)
10.『まみむめもんち えかきうた <まみむめもんち>』 もんち(CV:神代 知衣)

●CD紹介サイト
http://columbia.jp/prod-info/COCX-38048/

【プレゼント】
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