【プレゼントあり】新たな試みも満載! 4thアルバム『未来スコープ』をリリースするmarble をインタビュー!

By saeki, 2013年5月20日


オーガニックポップユニット・marbleが久々となる4thオリジナルアルバム『未来スコープ』を2013年5月22日(水)リリース! TVアニメ『ひだまりスケッチ×ハニカム』ED主題歌「夢ぐも」やTVアニメ『ましろ色シンフォニー』ED主題歌「水彩キャンディー」ほか、新曲も含めた全12曲を収録している。
ギターの菊池達也さんとヴォーカルのmiccoさんに、本作に込めた思いをお伺いしてきました!


—オリジナルアルバムとしては2年半ぶりらしいですが、これは長いほうですか?


菊池達也さん(以下、菊池):そう聞くと、長いなって感じがしますね。

miccoさん(以下、micco):出してなかったんだって思うよね。

菊池:企画アルバム自体は、その間に3枚挟んでるんですけどね。

micco:ベストアルバム(『風道花うた』)とカバーアルバム(『うた種』)と『ひだま〜ぶる×ハニカム』ですね。

菊池:出してる量的にはけっこうある。

micco:あと企画ライブ限定のミニアルバム『ASTE-RHYTHM』とか。

菊池:リリースは常にありましたね。だから2年半経っちゃいましたって感じ。


—でもオリジナルアルバムというと、また違う思いがあったり?

菊池:そうですね。1年に1枚くらい出してるときは、既存曲が貯まる前だったので、新曲も結構録って出してたんですけど、今回は2年半経ってるので、入れたい曲が必然的に決まってたりして。それをどう1枚のアルバムにまとめるかというところで。


—いろんなタイプの曲がありますからね。

菊池:うん。結構いろいろあって、その時点で自分の中で収拾をつけようとする必要はないなと(笑)。2ndアルバムの『空想ジェット!』とか、3rdアルバムの『Lingering Fizz』みたいに、アルバムのコンセプトを決めて作るより、1stアルバムの『虹色ハミング』みたいに、活動の一区切りという意味のアルバムというイメージでしたね。

だから「どんな曲があったっけ?」って聴き直すことからはじめたんだけど、意外と幅があったりしたので、marbleっぽいバラバラ感というか。その時その時でやりたいことをやってるっていうのがあったから、今回はそれでいいんじゃないかって。

micco:その時の気分で曲を作っていたりするので、いろんな曲が入ってるなってところでは、初めての人でも“あ、marbleっていろんな色があるんだな”って、聴きやすいアルバムになったかなって感じました。

菊池:アルバム自体のサウンドコンセプトはないけど、表題曲をどうしようかというところから、miccoが『未来スコープ』っていうタイトルを持ってきて、そこから新しい曲をどう入れていこうかっていう感じ。


—アルバムタイトルから決めていったんですね。

micco:私、基本タイトルから考えて、このアルバムをどうしたいかを考えながら作っていくので。今回は“未来”って言葉は絶対使いたくて、そこから膨らませていって。
この曲自体は以前達也の作ってきた曲の中にあったんですけど、いつか形にしたかったんです。希望に満ちた未来を探しに行こうってことなんですけど、去年ベストも出して、音楽を続けていけるのも、聴いてくれる人がいるからだし、聴いてくれる人に届けたい。自分の気持ちだけじゃなく、聴いてくれる人も含めた曲にしたいということで、歌詞にある《君のそばで》というのは、聴いてくれるみなさんのこと。marbleを応援してくださっている”マブダチ”のみなさんのことなんです。
だから、みなさんがいるからできた曲ということで、「未来スコープ」がこのアルバムの鍵だったりするんですよね。


—『Lingering Fizz』で外に向いたところから、今度は外の気持ちも曲に入ってきて、いいバランスになったというか。

micco:『Lingering Fizz』はmarbleのロック色を見せたくて、見て見て!ってアルバムになったけど、今回はそれを知ってもらった上でのmarbleだったりするので、気負いなく、リラックスしている自然体のmarbleです。だけど、気持ちは『虹色ハミング』の時とは全然違っているという。
歌詞も外に向いていて、開けた歌詞になってきているので。


—「未来スコープ」は、何となく「夢ぐも」とも通じる世界観のようにも思えました。

micco:このアルバムはいろいろ繋がっている部分が多くて。「未来スコープ」と「未来シルエット」で、同じ“未来”だけど、ぜんぜん意味が違ってたり。「fluffy」にも《夢雲》って歌詞があるんですけど、この《夢雲》って言葉が好きで、いつかタイトルにした曲を作りたいなと思って形になったのが「夢ぐも」だったり。繋がってないようで、実はいろいろと繋がっているアルバムなんです。

あと、「smile」もiTunesの配信でしか聞けなかった曲なんですけど、どうしても形にしたくて。
今回は「未来スコープ」という自分が届けたいタイトルがあって、今回のツアーのサブタイトルに《笑顔のループ》と付けたように、その先にみんなで笑顔になりたいというのがあった思いで、この曲をどうしても入れたいんだって達也に言いました。新曲を入れる枠があまりない中で、推したんです。

詞も前に書いた詞だけど、ひとりじゃなく、誰か一緒に笑ってくれる人がいるから、自分も笑えるんだっていう、ツアーとアルバムのイメージにぴったりで、すごく繋がってる、アルバムのキーの一つだなって。


—サウンド面ではどうですか? 個人的にはサウンド的にも繋がってる感じがしたんですが。

菊池:あまり繋がりは考えなかったんだけど、だからこその統一感みたいなのが出たんじゃないかって。素が出てるというか。
「未来スコープ」にしても「fluffy」とか「夢ぐも」にしても、自分の得意な部分だったり、好きな部分だったりするから、自然と似てる部分があったりするんですね。だからそれが自分のサウンドアプローチの基本なのかなって思ったり。自分ってこれが好きだったんだなってわかりやすかった。
「fluffy」の時はまだそんな開けてなくて、「夢ぐも」で自分たちも前に進んでいる姿を見せたいという気持ちになってきて、そこからさらに進めていくと「未来スコープ」になってたり。


—それはすごくわかりやすいです(笑)。

菊池:あと、新録に関してはレコーディングが楽しかった。バンドでやりたいイメージがあって、一緒にやりたいメンバーを呼べて、すごく楽しかった。「未来スコープ」と「puzzle」と「smile」はクラムボンのミトくんがベースで参加してくれて。
その出会いも、『ひだまりスケッチ』の「さくらさくら咲く」をミトくんが聴いてくれて、ツイッターでコメントをくれたことからだったりするんですけど。

micco:『ひだま〜ぶる』を推薦してくれてたりね。

菊池:ツイッターでのやり取りから、実際に会って話すようになったりする中で、いつか一緒にやりたいねって。
で、「未来スコープ」のアレンジをしている時、自分でベースラインを考えていながら、これを弾く人がもう決まっていて。「ミトくんしか考えられない!」って思いました。ミトくんに言ったら快く受けてくれて。しかも自分が考えた以上のものを考えてくれましたね。

ドラムも髭白健くんという、若いドラマーで、知り合いだけどやったことがないっていう、本当に初めて同士が集まって、どういうものができるのかって感じだったけど、やっている最中はバンドっぽく、ここをこうしようとか、ああしようとか。そういうのはmarbleとしては初めてのやり取りだった。

micco:今回は一緒に作ってる感があったよね。

菊池:だからすごくライブ感があるし、それぞれ主張してて、marbleだけのカラーじゃなくなってるということで、新しい作り方ができたなって思ってます。


—個人的に、「puzzle」のアレンジ大好きです。

菊池:本当ですか? もうみんなで盛り上がっちゃって。

micco:本当に楽しかったんですよ。

菊池:このままライブできるんじゃないのって(笑)。


—ちょっと80年代を彷彿させる懐かしい洋楽のサウンドというか。

菊池:そうなんですよ。80年代とか、あの頃のバンドのサウンドって、俺とかミトくんは世代が近いからリアルタイムで聴いてたりするんだけど、髭白健くんは20代で若いので、俺とかミトくんが言っている80年代を新しく解釈して、“こんな感じっすか?”みたいな。
その世代の違いがひとつになった時が面白いなって。ただの80年代じゃないみたいな。

micco:「puzzle」が80年代だと、「残像キセキ」は、もう少し近代のロックというか。

菊池:リバイバルな感じだよね。

micco:そういう感じのロックをmarbleが歌ったみたいな感じになってると思う。


—まぁ、miccoさんが歌えば、どんなサウンドでもmarbleになるから、そこがいいですよね(笑)。

菊池:それが一番ラクなんです(笑)! もう音はなんでもいいっていう(笑)。


—「catchlight」はいかがですか? miccoさんの曲ですが。

micco:これはサビのメロディが初めに浮かんだ曲で、打ち込みにしたいというのがあって、それを達也に伝えたら……。

菊池:打ち込みの曲ではあるんですけど、全部ギターでやりました。打ち込みって言われたから、ドラムとベース以外全部ギターでやってみたという。


—え、それはどういう……?

菊池:反抗です(笑)。ギタリストだから全部ギターでやろうって。シンセっぽいのも全部ギターで、最初に打ち込みで作ったのを、全部ギターで取り直しました(笑)。


—また手の込んだひねくれ方(笑)。

菊池:完全に二度手間ですね。ギター何本も重ねてるから、ライブではロックっぽくなるかも。

micco:あと、この曲は歌い方もちょっとクールな、熱くない歌い方をしてます。失恋して強がりな感じの曲という。こういう詞もmarbleにはなかなかないから面白いかなって。


—「catchlight」の意味は?

micco:透かして見るというような意味で、歌詞にあるんですけど、向こうが透けて見えるんだけど、人によって見え方が違うよっていう、ちょっと哲学? 失恋してるから、あなたと私とは見えてる景色が違うのね、みたいなニュアンスを含ませている歌詞だったり。


—今作は、全体的に抽象的な歌詞も多いかなという印象だったんですけど、前を向いているのが伝わってくるんですよね。

micco:そういうところが『Lingering Fizz』より原点に戻っていたりしますね。でも、内な部分だけじゃなく、聴いてくれる人がいるから、伝えたい事があったりするので、そういうことを曲に乗せたりしています。抽象的な部分とストレートな部分、両方が入っているのが新しいかなって。


—歌の途中に、これは伝えたい言葉だなっていうのがあったり。

micco:そうですね(笑)。前だったら出さなかったストレートな部分。それは『Lingering Fizz』を作ったからできた歌詞で、すごく自分の中で広がったので面白いなって。 


—新曲で言うと、最後の「風が吹く」がありますが、これはまたハワイアンな感じで。

菊池:最後に作った曲で、最後にひと呼吸置いたあとの締めの曲ですね。こんなこと言ってきたけど、こんなことでした的な曲がほしいなって。あとmiccoがウクレレを買ったので、miccoが弾ける曲があってもいいなと思って。

micco:これから頑張る感じです(笑)。

菊池:買っただけだからね(笑)。miccoが弾けそうなコードで作ったんです。このくらいなら弾けるかなって。

micco:そこ、意識したんだ。

菊池:あのへたな感じ(笑)。ライブだと全然違うじゃんみたいなことにならないように(笑)。


—これから練習しましょう(笑)。

micco:でもこの曲は最後に作ったので、最後に聴いてほしいということも踏まえて歌詞を書いているので、抽象的な言葉はいいやって。唯一《弱虫ルール》だけはあれなんですけど。これは自分ルールみたいなもので、“これはあとにしよう”とか、そういう感じ。でも、ゆっくり歩いて行こうよって。

菊池:「まだウクレレはいっか」、みたいな?

micco:そうそう。まだ大丈夫、あとでやるよ〜みたいな(笑)。それが弱虫ルールです! でも、この曲を聴いて、ドアを開けて、さぁ外にお出かけしよう、みたいなイメージです。前向きな歌詞を今回は書いているので、明るい未来を探しに行く気分になったらいいなって。


—でもゆっくりっていうのがmarbleらしいというか。最後の3行に集約されてると思いました。

micco:そうですね。急がないという。


—あとはツアーですね。今回はmiccoさんの故郷である北海道公演もあります。

micco:楽しみですね。大阪は何度も行っていて、マブダチの顔も知っているけど、北海道は未知の世界で、どんなマブダチがいるのかなって。

菊池:多分miccoの親戚とか友達とか、どう見てもライブハウスと違和感がある人もいるだろうし(笑)、未知の世界だね。


—ずっと北海道でライブしたいとおっしゃってましたもんね。

菊池:やっと行けます。これを機会に、いろんなところに行きたいですね。

micco:「未来スコープ」のタイトル通り、いろんなところでみんなと楽しみたいなって気持ちです。ウクレレを弾くのも。それが苦笑いになるかは別として(笑)。

菊池:練習しろよ(笑)! でもばっちり弾けてたら、逆に引くかもしれない(笑)。

<Text/塚越淳一>


【CD概要】

「未来スコープ」
2013年5月22日(水)発売


品番:LACA-15299
税込価格:¥3,000 (税抜価格¥2,857)

発売元:株式会社ランティス
販売元:バンダイビジュアル株式会社

【CD INDEX】
01. 未来スコープ
作詞:micco  作曲・編曲:菊池達也
02. puzzle
作詞:micco  作曲・編曲:菊池達也
03. 残像キセキ
作詞:micco  作曲・編曲:菊池達也
04. fluffy (TVアニメ『花咲くいろは』 -和倉結名イメージソング- )
作詞・作曲:micco  編曲:菊池達也
05. nora (TVアニメ『ひだまりスケッチ×SP』ED主題歌)
作詞:micco  作曲・編曲:菊池達也
06. catchlight
作詞・作曲:micco  編曲:菊池達也
07. 未来シルエット (PCゲーム『いますぐお兄ちゃんに妹だって言いたい!』挿入歌)
作詞:micco  作曲・編曲:菊池達也
08. smile ~the landscape through a “MIRAISCOPE”~
作詞・作曲:micco  編曲:菊池達也
09. 水彩キャンディー (TVアニメ『ましろ色シンフォニー』ED主題歌)
作詞:micco  作曲・編曲:菊池達也
10. 夢ぐも (TVアニメ『ひだまりスケッチ×ハニカム』ED主題歌)
作詞・作曲:micco  編曲:菊池達也
11. いつか明ける空へ
作詞:micco  作曲・編曲:菊池達也
12. 風が吹く
作詞:micco  作曲・編曲:菊池達也


【特典情報】
「未来スコープ」を対象店舗にてアルバムをご購入頂いた方お渡しする特典「マブダチカード」の絵柄を公開します!
また「マブダチカード」は各対象店舗で1枚お買い上げで3枚ずつ同じ絵柄のカードをお渡しします!
マブダチ同士でご挨拶のカードにしたり、保存用にしたり、ぜひ手に入れて楽しんでください!

■対象店舗及び絵柄


アニメイト(絵柄B)


ゲーマーズ(絵柄C)


とらのあな(絵柄D)


タワーレコード(絵柄A)

※絵柄は各法人でことなります。
※特典の有無についての詳細は各店舗様へご確認お願いします。
※オリジナル特典はなくなり次第終了となります。予めご了承ください。

●marble公式HP
http://www.marblemarble.net/
●ランティス公式HP
http://www.lantis.jp/


【プレゼント】
marbleの直筆サイン入り色紙を1名の方にプレゼント!
ご希望の方は、「未来スコープ」(他のプレゼントも同様の募集方法をしているため、ご希望プレゼントを判別させていただきます)の後に1. お名前、2. 郵便番号・ご住所、3. お電話番号、4. 性別、5. 年齢、6. サイトを知った切っかけを『れポたま!』公式ツイッター@repotama(https://twitter.com/repotama/)をフォローしていただいた上でDM(ダイレクトメール。お互いにフォローしている場合に使用可能な機能)にてお送りください。
フォローしていただき次第、お早めにフォロー返しをさせていただきます。
(※一つのアカウントで複数のプレゼントに応募可能です)

応募締め切り:2013年6月15日(土)23:59必着
(※記入事項には個人情報が含まれますので、送信される際はくれぐれもご注意ください。)