山本和夫・演出、千葉美鈴・脚本の昨年好評だった『The Night Of Christ mouse」がキャストを一新してさらにパワーアップ! 東京・シアターモリエール(新宿)で12月16日(日)まで絶賛公演中だ。
交通課から念願の刑事課に配属された佐恵(野呂佳代)。昨年イブに殺人事件が起きた人気ミュージカル劇団『冥王星歌劇団』に潜入捜査することになった彼女。劇団員たちを深く探るべく、オーディションを受けることに。
無事にオーディションに受かった佐恵は、稽古の帰り道、ひょんなことから不思議な雰囲気を放つお店に迷い込む。そこで待ち受けているものは……。
初日・昼公演を終えた、劇団員の一人、一之瀬 美都役の小見川千明さんに、今作について語っていただきました!
―初日の公演を終えての感想をお願いします。
小見川千明さん(以下、小見川):前日に行われたゲネプロがとてもいいイメージで終われましたので、とても冷静に、楽しく演じることができました。
―今回は、今までにない役に挑戦してみたということですが?
小見川:そうですね、今まで勝ち気な女の子の役をやることはありましたが、ここまで激しい役はなかったです。
また今回、私ほどお客さんと絡む役はないので、私に声を掛けられてしまった人は「ゴメンナサイ」という感じですね(苦笑)。どんなシーンかは来ていただいてからのお楽しみ、ということで。
―私も拝見させていただきましたが、ある意味「当たり」の席だと思いますよ?
小見川:そうでしょうか(笑)? 先ほど公演をご覧になったお客さんから「恐かったです~!」とおっしゃっていただきまして(笑)。前半、いかにかわいく演じて、問題の(?)後半に持っていくのかを計算しながらやってます!
―今作の舞台は「クリスマス」シーズンですが、小見川さんのクリスマスの予定は?
小見川:何もないです(笑)! 学生の頃と何も変わらないですね~。いつになったら楽しいクリスマスを迎えられるのやら……(苦笑)。
―来年は頑張ってください(笑)。では本作の見どころを改めてお願いします。
小見川:この寒い時期にピッタリな、観ていただくと心あたたまるストーリーです。
野呂佳代ちゃんが演じる佐恵の心の動きがとても丁寧に描かれている作品になっていますので、観ている皆さんも感情移入ができると思いますし、親子の絆や人と人とのふれあいなどの魅力を感じていただけるのではないでしょうか。
ほっこりした気持ちで帰っていただければ嬉しいです!
<Text/ダンディ佐伯>
【公演概要】
『ザ・ナイト・オブ・クリスマウス クリスマウスの夜2012』
2012年12月12日(水)~16日(日)
【東京】シアターモリエールで上演
【出演】
野呂佳代
鶏冠井 孝介
小谷 早弥花
小見川 千明
まつなが ひろこ
佐藤 友絵
森元 芽依
木田 晴香
藤田 みか
櫻井 保幸
内山 珠希
中野 真渡嘉
晃映 ヒロ
柳 喬之
服部 真樹
高原 知秀
田中 里衣
鼓太郎
【ストーリー】
「クリスマスなんて、なければいいのに!」
クリスマスに良い思いでが全くない新人女刑事、渡辺佐恵。
上司の命令で、昨年のイブに殺人事件が起きたミュージカル劇団に潜入捜査することになった。
そんな彼女を待ち受けていたのは、不思議で危険な世界だった!
●公式サイト
http://christmouse.jp/top.html