最終回直前!「織田信奈の野望感謝祭“宴”~おかえり、サル!~」イベントレポート!

By, 2012年9月27日



2012年9月16日(土)、東京・科学技術館サイエンスホールにて、現在放送中のTVアニメ『織田信奈の野望』のBD&DVD発売記念イベントが行われた。
この日出演したのは、伊藤かな恵さん(織田信奈役)、生天目仁美さん(柴田勝家役)、金田朋子さん(蜂須賀五右衛門役)、松嵜麗さん(丹羽長秀役)、矢作紗友里さん(明智光秀役)、小倉唯さん(竹中半兵衛役)、OP曲を歌う愛美さん、ED曲を歌うみずたまきのさん、熊澤祐嗣監督というフルメンバー。主題歌ミニライブやキャストによる朗読劇、監督による名場面解説などが行われ、観客達は大いに盛り上がった。

●長尺の生ドラマに、役者陣が大熱演!

イベントは、愛美さんが歌うOP曲「Link」でスタートし、みんなも大声援を送ってノリノリ!そして、C/W曲「夢」も披露してくれた。「Link」とはまた違ったノリで小気味良い!


続いては、伊藤かな恵さん達、キャスト陣が勢揃いし、朗読劇のスタート。
このイベントのための書き下ろし脚本で、なんと20分にわたる長尺作品だ。ここでは、信奈の臣下達が、次々と下克上をするというもの。アニメ本編以上にハイテンションな矢作さん。台詞カミカミな五右衛門を、いつにも増して炸裂させた金田さん。上品な振る舞いの長秀を演じる松嵜さん、キュートな小動物系の台詞まわしが秀逸な小倉さん。今回はお色気担当で、あんあん言う台詞に、大照れな生天目さん。終始ツッコミ役にまわり、叫び続けた伊藤さん。彼女達の熱演に、観客は大ウケだった。

そして次のコーナーでは、熊澤監督を交えて作品について深いトークを展開。今作品は、熊澤監督にとって初監督作品!「非常にスタッフに恵まれた作品」と振り返ってくれた。ただ、原作小説4巻分を、アニメ12話に落とし込んだので、もっと日常シーンや個々のキャラ同士のつながりを描きたかったとも話してくれた。

そんな本作の中には、見所がいっぱい!というわけで、監督やスタッフが、キャラの魅力を中心に厳選したSPダイジェスト映像を上映した。

●厳選された名シーンとその裏話が、ここに明かされる!

第1話の信奈登場シーンに始まり、姫武将達のコミカルなシーン、お色気シーンが満載であった。しかも、熊澤監督の解説も入りで、「戦うシーンは、無双アクションみたいにはしたくなかったので、カメラワークと動きとでみせた」「画面が手ぶれしてるのは、この場にカメラマンがいるような臨場感をもたせるため」といった裏話も披露。みんな興味津々だ。

更には、熊澤監督の選りすぐりフェチシーンを集めた映像も公開された。着衣に浮き出すお尻の肉のライン!チラリとみえる脇の下!着物からはみ出す太もも!どれも、コマ送りで確認が必要なぐらいの瞬間シーンなのだが、熊澤監督は全話にこういったシーンを盛り込んでいるとのことだ。

そして、先に述べていた、キャラ同士のつながりについての映像も紹介された。代表的なのは、4話で登場した、「“犬千代の槍の先に現れた五右衛門からの蹴り”という合体技のシーン」だ。実はこのシーン、2話の合戦シーンが関係しているのだ。
その回で、のぼりの上に登っている五右衛門、それを見上げている犬千代。ここで犬千代が五右衛門に興味を持ったのだと、熊澤監督は話してくれた。「犬千代が、槍の先に乗ってみたら?と五右衛門に言ったんじゃないでしょうか(笑)」とのことだ。

イベント当日は、テレビ東京での11話放送日という、最終回(※全12話)直前! 熊澤監督は、その最終回までの見所として、「“信奈が魔王になるのか?ならないか?”という流れを期待して観て欲しい」とコメント。最後までハラハラ展開は続きそうだ。また、12話では、7月に行ったイベントで収録した観客参加のガヤが使われるとのこと。こちらも注目だ。

他にも、なんとその最新11話がドコよりも早く上映され、みずたまきさんによるED「ヒカリ」やのC/W曲「レインボー」のミイライブも展開された。

最後は出演者みんなが揃ってご挨拶。伊藤さんは「11話では、アフレコしてて切ないなーっていうシーンががたくさんありました。でも、12話では、みんなで温かい気持ちというか、ハッピーになって頂けたらと思いますので、最後まで信奈達を見届けて下さい」と締めくくった。

<Text/小俣 猛>

●TVアニメ「織田信奈の野望」スペシャルサイト
http://odanobuna.com/