強烈個性の兄妹の明日はどっちだ!?『お兄ちゃんだけど愛さえあれば関係ないよねっ』アフレコレポート

By, 2012年9月14日



MF文庫Jで刊行中、鈴木大輔原作のブラコン妹ラブコメ『お兄ちゃんだけど愛さえあれば関係ないよねっ』がアニメ化決定!!
生徒会書記の姫小路秋子と学生寮の寮長を務める秋人の兄妹を中心に、個性豊かなキャラクターが多数登場するコメディーだ。

―ご自身が演じたキャラクターの紹介をお願いします。

姫小路秋子(※ひめのこうじ あきこ)役・木戸衣吹さん(以下、木戸):秋子はおしとやかでお上品で、そしてお茶目な面も持ち合わせている女の子です。

姫小路秋人(※ひめのこうじ あきと)役・逢坂良太さん(以下、逢坂):秋人は見た目は普通の男子高校生ですが、たまに暴走してしまうことがありまして(苦笑)。でもそこが面白いと思います。

那須原(※なすはら)アナスタシア役・茅原実里さん(以下、茅原):アナスタシアは金髪ツインテールという、見た目はきれいで可愛い女の子ですが、発言も行動もミステリアスで、どんな行動を起こすかわかりません。

猿渡銀兵衛春臣(※さわたりぎんべえはるおみ)役・下田麻美さん(以下、下田):春臣は男の子っぽい見た目としゃべり方ですが、心は女の子です。
頭がいいので難しい言葉を話したりして、周囲をあっと驚かせます。

二階堂 嵐(※にかいどう あらし)役・喜多村英梨さん(以下、喜多村):嵐は台本や設定資料をいただいたのを見て、「とても豪快なキャラクターだな」と思いました。ニヒルな笑顔と、セクシー、というかボディビルダーのような雰囲気も魅力です。

―実際に演じてみての感想をお願いします。

木戸:セリフにとても勢いがある女の子だと思いますので、自分も秋子を演じることで成長していきたいと思います。

逢坂:周りにハチャメチャなキャラクターが多く、ツッコミを入れることが多いのですが、秋人自身も不思議な発現がありますので、そこを面白く演じていきたいです。

茅原:アナスタシアは感情をあまり表に出さないのですが、無知なところがあるゆえに不器用なんだと思います。淡々と語るように演じられるよう頑張ります。

下田:春臣は見た目に反して乙女です。最初は男の子っぽいイメージが強かったのですが、回が進むごとに乙女度が増していくと思いますので、そのギャップをうまく出したいと思います。

喜多村:嵐は権力的にも立場的にも、周りをたじろがせる行動をします。飄々と話すことがあり、これまでやったことのない感覚で演技をしています。いい意味で雑で楽しくやらせていただいています。

―皆さんの、理想のお兄ちゃん像、妹像は?

木戸:秋人のようなカッコいいお兄ちゃんが理想的です!

逢坂:3歳くらいの幼い妹を肩車して遊園地のアトラクションを周りたいです!

茅原:私は実際に弟がいるのですがその弟が兄だったらいいな、と思います(笑)。

下田:私がいじめられているところに駆けつけて、助けてくれるような頼もしいお兄ちゃんがいいです。「かよわい私」という設定も込みで理想ですね(笑)。

喜多村:家の外では見せないような顔を持つ「ギャップ」があれば実年齢は関係ないです(笑)。

―本作の魅力はどこにあると思いますか?

木戸:キャラクター同士の会話シーンに注目してください!

逢坂:やはり可愛い女の子たちに注目して欲しいですね。彼女たちを引き立てられるように秋人を演じていきたいです!

茅原:私も、可愛い女の子がたくさん登場するところに注目していただきたいです。

下田:女の子がとても個性的で、木戸ちゃんのお芝居も色々なプランを重ねた上で成り立っていますので、是非注目してください!

喜多村:シュールでアンニュイでテンポ感がある作品です。キャストの演技ももちろんですが、スタッフがどう描いていくかにも注目して欲しいです。

―これまで収録した中での印象的なシーンやセリフは?

木戸:全部印象に残っていますが、強いて言えば「ぐぬぬ……」というセリフですね。録るのに苦労しました(苦笑)。

逢坂:「3秒ルール」と「ローカルルール」という言葉です。詳しくはアニメを観ていただいてからのお楽しみ、ということで(笑)。秋人のツッコミに注目してください!

茅原:第三話はアナスタシアが活躍する「お当番回」になってますので、個人的に注目して欲しいです(笑)。

下田:1話で監督さんにアドリブをお願いされたのですが、手前味噌ですが会心の出来でしたので、それが果たしてどこなのか、是非探してもらいたいです!

喜多村:シーンやセリフではありませんが、面白みのあるセリフに肉付けしていくことを発見する楽しみがあります。嵐的には高笑いのニュアンスを強く演出していきたいと思います。

―最後に、ファンの方に一言お願いします。

喜多村:嵐はヒロインの中でも私の琴線に特に触れるキャラクターです。アナスタシアとはまた違ったミステリアスさを持ち合わせていますので、そこにも注目して下さい。EDテーマも私たち4人の女子組で歌っていますので、気合の入った歌を聴いて欲しいです。

下田:喜多村さんもおっしゃいましたが、EDテーマ曲は私たちが歌っています。曲を聴くだけで、彼女たちの個性を感じていただけると思います。
物語は基本的にメインの5人で進みます。毎回どのキャラクターも大活躍しています!

茅原:アフレコは毎回少人数で和気あいあいとやらせていただいています。OPテーマを唄わせていただいてますが、作品のイメージにぴったりですので、是非楽しんで聴いていただきたいです!

逢坂:女の子の可愛さに注目してもらいたいですが、アニメでもアフレコ現場の雰囲気を感じていただけると思いますので、よろしくお願いします!

木戸:秋子をはじめとしたヒロインたちとお兄ちゃんの会話や、その中でのテンションの上がり下がりを感じていただければ嬉しいです。また、鷹ノ宮(※たかのみや)ありさや神野薫子(※じんの かおるこ)などの新たなキャラクターにも注目してください!

<Text/ダンディ佐伯>

●アニメ公式サイト
http://www.mediafactory.co.jp/bunkoj/oniai/