【プレゼントあり】『境界線上のホライゾンⅡ』EDテーマ「悲しみは誰の願いでもない」を8月8日(水)に発売する結城アイラに迫る!!

By, 2012年8月6日



アニメ『境界線上のホライゾンⅡ』のエンディングSide SunSetとして、結城アイラの唄う「悲しみは誰の願いでもない」がオンエア中!
そんな同楽曲が、8月8日(水)にシングル発売となる。夏には数多くのイベントへ出演。最近ではイベントに向けての身体づくりにも積極的という結城アイラさんに近況を伺った。

             

●わたしも声が枯れる寸前までに声振り絞り、深い気持ちを込めながら「悲しみは誰の願いでもない」を歌いました。

―アイラさんは、『境界線上のホライゾンⅡ』のエンディングを彩るSide.SunSet『悲しみは誰の願いでもない』を担当中。前作『境界線上のホライゾン』の頃から物語は観ていましたか?

結城アイラさん(以下、結城): 今回もそうですが、アニメ「境界線上のホライゾン」シリーズは、毎回2つのエンディングテーマが制作されるんです。。「境界線上のホライゾン」のエンディングテーマを仲良しのAiRiさんやCeuiさんが歌っていたことをきっかけに興味を持ち、ずっと観ていました。
しかも、物語に触れれば触れるほど、いろんな物事の背景を細かく、深く知りたくなり。放送を終えて以降、改めてラノベを読み始めました。このラノベ、以前から「分厚いよ」とは聞いてはいたんですけど、ホントに分厚くて(笑)。だけど楽しんで読んでる中、今度はわたしが『境界線上のホライゾンⅡ』のエンディングの片方(もう片方は奥井雅美さんが担当)を歌うことになり、もぅビックリでした!!

―やはり今回も、エンディングには2つのテーマ曲が用意されていたんですね。

結城:奥井雅美さんがSide SunRise『ソラノウタ』を担当し、わたしがSide SunSetとなる『悲しみは誰の願いでもない』を唄っています。わたしの場合、「シリアスなエンディングのときに流れる楽曲になりますよ」というお話を先に聴いていたこともあって、どんな楽曲に仕上がるのか楽しみにしていたところ、手元に届いたのが、サビのメロディーがとてもキャッチーな、ガールズロックしているバンド・スタイルのナンバーだったんです。

―えっ、ガールズロック・ナンバーですか?

結城: 最初の時点ではそうでしたね。だけど、制作チームのみなさんのこだわりが本当に強くて、キー合わせや歌入れの時に出来上がっていた楽曲。さらに、実際に完成した音源として届いたときとでは毎回アレンジが違い、結果的に躍動的なデジタル系のナンバーへ仕上がっていたように、みなさん本当にこだわり抜いて作っていたことは、その過程も含め、わたしにも十分伝わってきていました。
だからこそわたしも、声が枯れる寸前までに声を振り絞り、深い気持ちを込めながら『悲しみは誰の願いでもない』を歌いました。

―印象深いメロディーが耳へ飛び込みつつ、感情を熱く昂らせてゆく躍動的な楽曲という魅力もありますが。アイラさんの歌声からも、終始熱い感情の揺れが伝わり続けていました。

結城:最初から最後まで気の抜けない、ずっと力を入れた唄い方をしていたこともあって、唄い終わったら汗がびっしょり(笑)。「これをライブで歌ったら、1曲でへばってしまう」と思ったことから、夏に出演する数多くのイベント・ライブへ向け、歌入れ以降からジム通いを始めたくらいです(笑)。
「苦しいな」という想いを誰かのせいにするのは簡単なことだけど。それって、結局は自分の気持ちから逃げること。そうじゃなく、「自分の弱さからそうなるんだ」と実感していくことのほうが、遥かに気持ちも楽になれるんです。

―物語の終わり方次第によって流れるエンディングテーマが違うのも、『境界線上のホライゾン』シリーズの楽しみ方の一つですが、ご本人も……。

結城:どっちが流れるのかは、わたしも聞かされていないんです。だから、毎回の放送が見逃せません。
わたし、奥井さんが歌ってる明るくてすごく前向きな「ソラノウタ」も大好きだから、両方とも楽しんではいるんですけど。わたしの唄う『悲しみは誰の願いでもない』はシリアス・エンディング側というように、最後には希望を抱かせながらも、♪悲しさは♪とか♪苦しいよ♪など心の叫びを歌にした内容に仕上がっています。

―まさに”心の慟哭”とも言うべき歌声が、気持ちを痛く揺さぶる感情となり、胸に突き刺さってきました。

結城: わたしも心の痛みを叫んではいるんですけど、希望を持てる歌にしたかったので、歌声の中にも前向きに気持ちの揺れを描いてたと言いますか。心の葛藤渦巻くAメロから、サビに綴られた♪悲しみは♪や♪苦しいよ♪というところへ、まずは感情のピークを持っていくように歌いました。じつはそこへ持っていくまでに心の中で気持ちをグーッと昂らせていく。その過程が、歌っててすごく楽しかったんです。

―「悲しみは誰の願いでもない」の歌詞は、『境界線上のホライゾンⅡ』に登場するキャラクターたちにも繋がる面がいろいろあるなと感じています。アイラさんも、誰かの気持ちに投影しながら歌っていたのでしょうか?

結城:わたしは、登場人物の葵・トーリくんのイメージを『悲しみは誰の願いでもない』に重ね合わせていました。アニメの中でのトーリ君は、いつも裸体の人なので「悲しい」とかは絶対に言わないし、そういう仕種を見せないけど。でも彼の中にも、悲しい気持ちだってあるだろうし、「本当は叫びたかったりもするのかな?!」という心模様を想像しながら、♪悲しさは誰のせいとか 誰かの願いじゃないのに♪と歌っていました。
物語にはいろんな戦闘シーンが出てくるよう、戦いが軸になっています。つまり戦うとは、望まなくとも傷つく誰かが出てくるわけじゃないですか。本当なら人が傷つくことなど望んでいないんだけど、でも、戦わなきゃいけない。それに、「最後には何か希望が待っている」と思えるからこそ、戦う理由を肯定していける。そんな心境を自分なりに重ねながら唄いました。

―「悲しみは誰の願いでもない」に綴られた感情って、作品の世界観のみに限ることではなく。自分たちの日常にもいろいろ重なってゆく想いだなとも感じました。

結城:私たちが日々生活していく中でも、「苦しいよ誰のせいだろう 誰じゃない自分の弱さ」と実感することって当たり前にありますし。そういう自分の気持ちに重ねたい言葉が、「悲しみは誰の願いでもない」にはたくさん綴ってあるんです。誰だって、「苦しいな」という想いを誰かのせいにするのは簡単なことなのかも知れないですけど。それって、結局は自分の気持ちから逃げていること。そうじゃなく、「自分の弱さからそうなるんだ」と実感していくことのほうが、遥かに自分の気持ちも楽になれていくんですよね。

―何事も、結局は自分の心の持ちよう次第ですからね。

結城: そうなんですよ。「悲しみは誰の願いでもない」ではシャウトしていく場面もあるように、自分の感情もワッと開放していけるから、そこも好きなところなんです。
歌は一人では歌えない、みんなが居てくれるから。わたしの綴った想いに対してみんなが返事をくれるから、わたしは歌えるんだよ。

―C/Wには、明るい表情を持った『LETTER SONG』を収録しました。

結城:こちらは明るくて、お洒落ハウスみたいな楽曲になっています。タイトルを『LETTER SONG』にしたよう、これは、ファンの人たちへの想いを綴ったお手紙ソングなんです。
最近でこそイベントへの出演も増えてきましたが。それまでは、なかなかライブを演る機会がなかったんです。
それでも「結城さんのファンです」と、わたしのことを応援してくださる方々の支えがあったから、わたしは前へ進み続けることが出来ていました。だからこそ、「歌は一人では歌えない、みんなが居てくれるから。わたしの綴った想いに対して、みんなが返事をくれるから、わたしは歌えるんだよ」という気持ちを記したくて、この歌を作りました。

―その暖かな想いが素敵だなーと思います。

結城: デビュー前にはアコースティックなスタイルでライブをしてきたのですがその頃は、「ずっと一人で歌ってるんだな」という気持ちが強かったんです。だけど07年に「sora」の主題歌『colorless wind』を歌って以降、アニメソングと出会わせていただいてからは、「多くの人たちがわたしの歌を支えてくれるからこそ、わたしも唄い続けていけるんだ」という想いを痛感するようになりました。
「歌はけっして一人で唄えるものじゃない。誰か聴いてくれる人がいるから成り立っている。それはライブも同じこと。足を運んでくれた人たちとの一体感が生まれるからこそ、歌が生きていく」。そう教えられ続けた想いをみんなに伝えたいと思いめぐらせていた時期に、今回のシングル話があったことから、C/Wに、その想いを歌にして詰め込んでいったわけなんです。
なんかもう変革の1枚!それともチャレンジ?! 革命なのかなぁ……。

―夏には、いろんなイベントへの出演も決まっています。

結城:この夏はたくさんのイベントへ出演します。中には野外など開放的な場所もあるように、ぜひ、素敵な一体感を「悲しみは誰の願いでもない」を筆頭に、いろんな歌たちを通して描きたいなと思っています。

―最後に。改めて「悲しみは誰の願いでもない」が、今のアイラさんにとってどんな1枚になったのか? をお聞かせください。

結城:なんかもう変革の1枚!それともチャレンジ!?革命なのかなぁ……。歌詞や曲調ともに、自分の心模様をガラッと変えた1枚になりました。あっ、それと『境界線上のホライゾンⅡ』も、ぜひ展開を楽しみに観てください。あの世界観は、深くハマればハマるほど熱中し、離れられなくなりますから。

<Text/長澤智典・Photo/ダンディ佐伯>

【CD概要】

「悲しみは誰の願いでもない」
2012年8月8日(水)発売

品番:LACM-4968
税込¥1,200

●結城アイラ 事務所オフィシャルサイト
http://spacecraft.co.jp/yuuki_aira/
●オフィシャルブログ「アイラ部屋」
http://ameblo.jp/aira-yuuki/
●ランティス オフィシャルサイト
http://lantis.jp/artist/data.php?sid=&id=57499d81f98d76f4b79ed56bf1200495

【プレゼント】
結城アイラさんのサイン入り色紙を1名の方にプレゼント!
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