2011年9月から新シリーズが刊行されている人気ライトノベル魔術士オーフェン』シリーズのドラマCDが2012年9月15日(土)に発売!
オーフェンやクリーオウといったおなじみのキャラクターに加え、マジクやマヨール、ラチェットといった新キャラクターも多数登場! 今回はアフレコ収録を終えたキャスト陣にお話を伺いました!
―収録の感想をお聞かせください。
マジク・リン役/鈴木千尋さん(以下、鈴木):もう少し話したかったですね(笑)。歴史のある作品なので、演じられて良かったです。
ラチェット・フィンランディ役/日高里菜さん(以下、日高):私も、次回機会があればもう少ししゃべりたいです(笑)!
クリーオウ・フィンランディ役/飯塚雅弓さん(以下、飯塚):月日が経つのを実感しましたね。クリーオウはかなり成長したな、と思いますね。料理もうまくなったようですし。「お掃除はうまくなったのかな?」などと、親目線で楽しめました。
ベイジット・パッキンガム役/松井恵理子さん(以下、松井):ベイジットはトラブルメーカーなので、皆さんに迷惑をかけてしまって……。特に梶さん演じるマヨールには迷惑をかけてしまいました。でも自由奔放で、素直で可愛い子だな、と思いながら楽しく演じさせていただきました。
マヨール・マクレディ役/梶 裕貴さん(以下、梶):当時中学生でしたが、十数年前にテレビ放送されていたのを観ていて。その頃から既に声優を目指し始めていたので、まさかこのように仕事で関わることになるとは……と、とても驚いています。『オーフェン』という作品に、マヨールという重要な役で関わらせていただけて嬉しい気持ちでいっぱいですが、その分プレッシャーを感じてもいましたので、早く完成したものを聴いてみたいです。
オーフェン・フィンランディ役/森久保祥太郎さん(以下、森久保):感慨深かったです。楽しみ半分、「挑戦しなければいけない」という気持ちが半分でスタジオに来ました。
―今作の聴きどころを教えて下さい。
日高:ドキドキハラハラしました。結末がどうなるのか、ラストまで分かりませんので最初から最後まで聴いて欲しいです。
鈴木:後半にマヨールとオーフェンのやりとりがありまして、「マヨールは頑張っているな」と思いました。
飯塚:以前のクリーオウの性格からすると、月日がそんなに経っていないのに大人になっていたので、物語の間にあった経験が、彼女を成長させたのかな、と思いましたが、私としては、『キエサルヒマの終端』と今回を聴いていただいて、その間に何が起こったのか? 未来はどうなるのか?というのを想像しながら聴いていただくと『オーフェン』の世界が膨らんでいくんじゃないかと思います。
松井:魔術を使っての戦闘シーンがすごくかっこいいので、是非その部分を皆さんに聴いていただきたいと思います。
梶:マヨールが今回のエピソードの主人公ということで、ナレーションやモノローグもあったのですが、真面目で優等生……、というキャラクターを維持しつつ、戦闘シーンがあったり、強気になったり弱気になってしまったりする中でただ堅いだけでなく、振り幅の広いマヨールを見せられたらと思って演じたので、細かい部分まで集中して聴いていただけたら嬉しいです。
森久保:自分は14年前から成長していないのですが(笑)、オーフェンは大分成長したな、と(笑)。
秋田先生がずっと書き続けていらっしゃって、あの作品の世界観がここまで来ていて、次世代のキャラクターがまた物語を作っていく、ということで改めて壮大な作品だと思いましたし、僕としてはオーフェンとクリーオウの家庭的な雰囲気にも注目して欲しいです。一生懸命想像力を働かせて演じましたので(笑)。
―ファンの方にメッセージをお願いします。
日高:テレビシリーズを観ていた方はもちろん、まだ観たことがない方も楽しめると思いますので、よろしくお願いします!
鈴木:『オーフェン』の小説が店頭に並んでいるのを見て「面白そうなものが始まるな」と思っていましたが、まさか自分が参加させていただくことになるとは思いませんでした。これからもシリーズは続いていくと思いますので、応援して下さい!
飯塚:自分の中でも思い入れのある作品でこうしてまた皆さん(の前)にお会いできて嬉しいです。今回初めて『オーフェン』に触れる皆さんも、原作をずっと読み続けてくださった皆さんも色々な視点から楽しめると思いますので、今後もよろしくお願いします!
松井:こんなに長く愛される作品に出演できて光栄です。役者さんも素敵な方ばかりで、盛りだくさんな内容になっていますので、楽しんで下さい!
梶:僕自身とても思い入れのある作品なので、出演させていただいたこと自体がとても光栄です。原作ファンの方々はもちろん、新しく興味を持っていただいた方にも楽しんでいただけるつくりになっていると思います。応援よろしくお願いします!
森久保:往年のファンの方があっての、今回のドラマCD化だと思います。引き続きこういう形での作品化も応援してもらいたいですし、現代にも生きる物語になっていると思いますので、ここからニュージェネレーションが始まるように頑張ります。
今回は『光の白刃』を放っていないので、次の機会には思いっきりぶっ放したいと思います(笑)!
<Text/ダンディ佐伯>
●『魔術士オーフェンはぐれ旅』シリーズ 特設サイト
http://www.ssorphen.com/