中村悠一、大原さやか、福山潤らが登場!TVアニメ「夏雪ランデブー」先行試写会レポート

By saeki, 2012年7月9日


毎週(木)25:15よりフジテレビ“ノイタミナ”にて好評放送中のTVアニメ『夏雪ランデブー』。
その第1話の先行試写会が7月1日(日)フジテレビマルチシアターにて開催し、葉月亮介役の中村悠一さん、島尾六花役の大原さやかさん、島尾篤役福山潤さんが登壇しました。天気はあいにくの雨でしたが、和気藹々としたイベントとなったこちらの様子をレポートします。


中村さん、大原さん、福山さんが登壇すると、会場からは大きな歓声が起こり、今回大原さんは、浴衣姿で登場。大原さんは、司会の日本放送の吉田尚記アナウンサーから「作品のイメージに寄せて浴衣なんですか?」という質問に「全然関係ないです。(笑)」と周囲を笑わせつつ、「でも、作品の『お花屋さん』にかけて、浴衣のお花柄はちょっと意識しました」とおっしゃっていました。そうするとすかさず、福山さんから「大原さんは、気合が入っているときは浴衣なんです」とコメント、キャスト陣の仲の良さが伺えます。

実は、福山さんが意外にもノイタミナ初出演ということが判明! これには会場のお客さんも驚きの声が。
逆に、『ハチミツとクローバー』、『のだめカンタービレ』など、ノイタミナ作品に常連だという大原さん。「ノイタミナの立ち上げから出演させていただいて、その後もかなりの確率でご縁があるんです」とコメント。一時期、お母さん役が3作品連続した時には『ノイタミナの母』と言われたそうです。

続いて今回の『夏雪ランデブー』では、オーディションが特殊だったという話題に。通常では、収録をする際に松尾監督はミキサールームで声優さんのオーディションの声を聞いているのですが、今回は簡単に説明をした後、松尾監督がそのまま声優さんと同じ部屋に居たそうです。その上、マイクの前でやらなくていいし、座ってやってもいいとおっしゃったそう。
しかも中村さんは、その時のオーディションの内容が、ヒロインといい感じのシーンだったそうで、結果通常通りマイクの前に立ってやられたそうです。そして大原さんも、福山さんも同じくマイク前に立って行ったとのこと。「松尾監督は、声優さん1人1人が一番ナチュラルでやりやすい様にやって下さいということだったのでは?」と大原さんがコメントしました。

アニメの収録の場合『アフレコ』というのが多いのですが、松尾監督は『プレスコ』という先に音声を収録し、その後音に合わせてアニメーションを作る手法をされる監督で今回のイベントに合わせてツイッターで募集した質問でも、『プレスコ』とはどういうものなのかということが多く寄せられたそうです。
実際に体験した中村さんは、「プレスコはやりやすくて楽しかったですよ。作品を選ぶなとは思ったんですけど、「夏雪ランデブー」は派手なアクションなどはなく、日常会話の中にファンタジー要素などを足していく基本的という作りをしているので、会話ベースで進んでいくので、プレスコには非常に向いている作品だと思いました。アフレコだとスタッフさんとかの手で、セリフ尺が決まっていているので、その制約もなく全て僕たちに任せて頂いていたので、心地良かったです。でもその分責任は大きかったですけどね。言い訳もできないですし」とコメント。心情や、リアリティを出すときに向いてるのかもしれないのではないかと、トークが進みます。

また大原さんは「ナチュラルなお芝居という意味では、初心に帰って集中できたし、役者として成長できたなと思いました。またお相手が中村さん、福山さんだったので、信頼感から会話劇に集中できて役者冥利につきました」とコメントし、福山さんは「デフォルメがどこまでいいのかにもよるとは思いますけど、通常の会話に近づけたところでセリフとして録っていこうとするとプレスコの方がまじゃくや呼吸、セリフを受けるタイミングに工夫ができたりするんだと思います」とプレスコの話に盛り上がり、声優さんの演技についての考えがたくさん飛び出しました。

最後に第1話を見た感想に。中村さんは「想像したものなんですが、想像以上のものでした。プレスコで収録したので、よりそう思うと思うのですが、要所要所の動きなので、見て収録してないんですね。ここはこんな風に動いているんだとか、自分が演じているはずなのに一視聴者として楽しめて、来週どうなるんだろうとまた次が楽しみです」
大原さんは「台本にないちょっとした息遣いや、そんな些細なアドリブも、監督さんや作画のスタッフさんがきちんと拾って、六花ちゃんが動いて生きているっていうことがものすごく感動で震えました。こんなクオリティ高く作って下さるのかと。あと島尾くんこういう風に浮いてるのだと思いました(笑)」とコメント。また逆に収録した音を聞いて作画をしているので、いかに大原さんの演技を聞いているということになるのではないかという声もありました。

最後に第一話の見どころと、視聴者のみなさんにメッセージを頂きました。

中村さん:OPからの最初から最後まで空気の統一感が素敵で、ご覧頂ければハマってもらえるのではと思います。雰囲気にのまれて頂けれるのではないかと思います。全11話の中にいろんなドラマが詰まっておりますので、是非楽しんで頂ければと思います。

大原さん:多くは語りません。この作品は低温やけどの様にじわじわと観ているあなたの心を焦がしていく作品だと思うので、その焦がされ感を楽しんで欲しいですね。

福山さん:じゃあ僕は多く語ろうかな!(笑)六花の言うセリフの一つ一つに、島尾としてだけでなく自分としても刺さる言葉があり、役との不思議な距離感を作品では味わせて頂きました。出来上がった作品もものすごく力のあるものになっていますので、できれば最後まで観て頂いて、何度もいろんな目線で楽しんで頂ければうれしいです。


その後媒体向けの写真撮影が行われ、それぞれが青系、赤系、黄系の鮮やかな花束を持って登場。
本作品のような、ゆるやかながらも芯のこもったイベントは終了しました。

<Text・Photo/大根田 理絵>

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