寺川愛美、徳井青空も見どころを紹介!「『東京国際アニメフェア2012』開催直前・完全攻略プレス説明会」開催!!

By, 2012年3月20日



2012年3月22日(木)~25(日)まで東京ビッグサイトで行われる『第11回 東京国際アニメフェア(TAF)』。昨年は10回目の節目の年だったが、東日本大震災の影響で中止となってしまった為、今回は第11回目として行われることとなった。


鈴木仁チーフプロデューサーは「今回は『震災復興』が大きなテーマとなっており、アニメソングのを歌う合唱団を結成し、被災地を巡ってコンサートを行ってきました。動画協会の協力も得て、アニメで支援イベントを各地で行わせていただいております」とコメントした。
また、続いて今回の注目ポイントを聞かれると「『海外からどのようにすれば本イベントを注目してもらえるか?』という観点から企画内容を考えてきました。今回は9ヵ国の駐日大使がイベントに出展します。アニメ産業に対する思いは国によって温度差がありますが、盛り上がりのすごさを本国にも伝えて欲しいと思います」とコメント。
なお、国際色豊かなブースがひしめく「オーバーシーズ パビリオン」は56のパビリオンが用意され(毎回多くのブース出展をしている韓国を除いた数字)、国内外シンポジウムも計18ステージが開催されることになっており、こちらも注目だ。

 
続いては、ブシロードの木谷高明取締役社長、声優の寺川愛美、徳井青空が登場。来場者全員に配られる『カードファイト!! ヴァンガード』のPRカード、ブース内イベント、スペシャルステージ、そしてトムス・エンタテインメント/電通/テレビ東京ブースとの連動企画であるスタンプラリーなど、ブシロード関連のイベントを中心に紹介した。
ちなみにステージは600席に加え、立ち見が約300席の約900人が観覧できる大型スペースで行われる。

 
続いては、『アニマトリックス』や『ほしのこえ』『センコロール』などを手がけてきた、Project blossomの竹内宏彰プロデューサーが登場。東日本大震災以来、たびたび被災地を訪れた山本寛監督と竹内Pが何かできないかと考えた結果生まれた作品『blossom』を紹介。
ここでは、今まさに制作中の山本監督のビデオメッセージも流された。今作は海外を意識した手法を用いており、海外のクリエイターとのコラボも行われ、TAFのステージではゲストとして出演が決定している。
『blossom』は今後も長期的なプロジェクトとして展開が予定されており、グッドスマイルカンパニーブースでも映像を観ることができるスペースが設置されるとのことだ。


最後はスタジオジブリの内野友美さんが登場。『キリクと魔女』や『アズールとアスマール』ミッシェル・オスロ監督の最新作で2012年6月公開予定の『夜のとばりの物語』の特別上映会が紹介された。当日は監督のほか、本作に出演している坂本真綾の挨拶も行われる予定となっている。

今週末は、見どころが盛りだくさんの『東京国際アニメフェア』に足を運んでみてはいかがだろうか?

<Text・Photo/ダンディ佐伯>

●TAF2012 公式サイト
http://www.tokyoanime.jp/ja/