宮本佳那子がバラエティ豊かな楽曲を披露！「Secret Girl’s Talk! take21」

By, 2012年3月15日

注目の女性アーティストが多数出演するライブイベント「Secret Girl’s Talk! take21」が3月9日（金）、赤坂グラフィティで行われた。
今回は、うちやえゆか、深津ジュリ、西野花音といった面々に加え、宮本佳那子も登場！　その模様をお届けしよう。

1曲目に披露したのはテレビ神奈川で放送中の『キッズ劇場Neo』のOPテーマ「A・B・C」。客席からは拍手が上がり、場内は早くも熱気を帯びる。

続いてはキャンディーズの「春一番」。「とても緊張した」、ということだが、元気いっぱいに披露し、まるで一足早く春が来たかのような空気が場内を支配した。続いても数々のアーティストがカバーした「砂に消えた涙」、そしてウィルマ・ゴイクのカンツォーネ「花咲く丘に涙して」を静寂の中、伸びやかな歌声で観客を魅了した。

ミュージカルが大好きな宮本さんが次に歌ったのは『レ･ミゼラブル』から「I DREAMED A DREAM」。登場人物のファンティーヌという女性が、一人で子供を育てていくことになるのだが、疲労がたまり、ついに床に伏してしまう。その中で歌った曲を、まるでミュージカルの1シーンのように披露し、観客も食い入るようにみつめていた。

ここからは一転して明るい曲のオンパレード。まずは女の子のためのマンガ誌『ちゃお』に付属しているDVDに収録されているアニメ『姫ギャル♡パラダイス』の主題歌「MOTTE NOTTE GET YOU!」を拍手が沸き起こる中で歌い上げた。
ミニアルバム『Harmony』に収録された「それもハーモニー」を披露すると、最後に「これからも皆さんが笑顔で毎日を過ごせますように」と『Yes!プリキュア5 GoGo！』から「スマイル！」を力いっぱい歌い上げ、ステージは終了した。

最後に、出演後の宮本さんにコメントをいただいたので紹介しよう。

―本日のライブの感想をお聞かせ下さい。

宮本さん：22歳になって初のライブだったのですが3月ということで春らしい曲や「卒業」をテーマにした曲を入れてみたり、「恋」にまつわる曲も入れたりしてみました。ファンの方にもたくさん来ていただいて嬉しかったです。

―イタリアゆかりのカンツォーネの楽曲も披露されましたね。

宮本さん：そうですね、カンツォーネとかマルゲリータとか。あ、マルゲリータは歌ってないです（笑）。季節や歌いたい曲がその時その時にあるので、「この曲をここで聴かせたい！」など、色々なことを考えながら、曲目の構成を考えています。

―今度はファンの方に、ブログで何を歌って欲しいかを聞いてみたりしてもいいかも知れませんね。

宮本さん：いいアイデアですね！　次にライブをする機会があればやってみようかな。

―本日、3月9日はありがとうの気持ちを伝える日（サンキュー＝感謝）ということですが、宮本さんが今感謝の気持ちを伝えたいのは誰ですか？

宮本さん：応援してくださるファンの方やスタッフの方など、たくさんの人に伝えたいと思うのですが、先日風邪を引いてしまった時に、親が看病をしてくれて。その時、親のありがたみがとても良く分かりました。
でも本当、生きていられることに感謝ですね。生きていないとみんなにも会えないですし。

―話は変わりまして、2月16日に行われた『エウレカセブンAO』の製作発表会に登壇されましたが、いかがでしたか？

宮本さん：あのような改まった場所で行われる発表会に出席するのは初めてでしたので緊張しました。一緒に登壇したキャスト二人（本城雄太郎さん、大橋彩香さん）はとても若くて、実は３人の中で私が最年長、ということになってしまうんですが、アフレコ現場ではあまり年の差は気にならないし、意識せず友達みたいに接していますね。

―お二人とはどんな話を？

宮本さん：期末テストや部活動の話を聞いてたりしているのですが、学生時代を思い出しますね。私も学校に通いながら『プリキュア』の曲を歌っていたりしましたし、学業との両立の難しさは分かる気がしますので、二人には親近感が沸いてきます。

―最後に、ファンの方に一言お願いします。

宮本さん：初めての挑戦も多い1年になっていくと思いますが、イキイキとした気持ちを持って頑張っていきたいと思います。飛躍の1年にしていきたいです！