ついにヤマトが蘇る!「『宇宙戦艦ヤマト2199』発進式~俺たちのヤマトSP~」イベントレポート!

By saeki, 2012年2月28日


ついにヤマトが蘇る!「『宇宙戦艦ヤマト2199』発進式~俺たちのヤマトSP~」イベントレポート! 出渕裕総監督、ささきいさおさん、小野大輔さんなど、スタッフ&キャストが大集合!

2012年2月18日(土)、東京・よみうりホールにて、「『宇宙戦艦ヤマト2199』発進式~俺たちのヤマトSP~」が行われた。
『宇宙戦艦ヤマト』といえば、1974年~1975にTV放送され、その後のアニメブームの火付け役となった作品。続編や映画化も幾度となくされ、現在も熱いファンが多い。今回は装いも新たに、『宇宙戦艦ヤマト2199』のタイトルでリメイクされることとなったのだ。
この日は、第1話の先行上映の他に、スタッフやキャストが大集合してSPトークを展開。ここでは、当日の模様を紹介しよう。

●新しい『ヤマト』の見所とは!?

第一部は、お待ち兼ねの第1話上映なのだが、なんと上映前にささきいさおさんが登場!初代OP曲「宇宙戦艦ヤマト」を熱唱し、観客達も大興奮であった。
続く第二部「スタッフトーク」では、佐藤利奈さん(原田真琴役)と内田彩さん(岬百合亜役)を司会に、出渕裕氏(総監督)、結城信輝氏(キャラクターデザイン)、氷川竜介氏(アニメ評論家)が登壇。

出渕氏によれば、今作ではSF部分やドラマ部分について、時代に合わせて設定の再構築を行っているという。地球からイスカンダルまでの距離が「14万5千光年」から「16万8千光年」に、ヤマトは「沈没した大和を改造」から「大和に偽装して建造」に、ヤマト搭乗員の役職が「戦闘班/航海班」から「戦術科/航海科」になどなど。出渕氏も「14万5千光年」という馴染みの響きを残したかったとのことだが、専門家の話を聞くなどして、やはり現在出ている数値に合わせようと考えたという。

また、キャラクターデザインを担当した結城氏も、旧作への思い入れは強いという。そのため、旧作ファンが納得しつつ、現在のアニメファンが納得するようなデザインを探っていったそうだ。
そして、出渕氏は今作の見所として、3話のワープシーン、5話の波動砲のシーンなどを挙げてくれた。ファンが期待するイベント事ついては、外していないとのことだ。

●『ヤマト』といえば、宮川氏の曲とささきさんの歌!

そして第三部では、本作の音楽を担当した宮川彬良氏を招いて、劇中の音楽について大紹介!今作では、初代『ヤマト』の音楽担当であり、彬良氏の父でもある故・宮川泰氏の楽曲を使用しているという。しかし、旧作の音源テープが劣化しており、譜面もないため、彬良氏が70数曲を耳でコピーし、譜面を再現したそうだ。

勿論、彬良氏による新曲も制作されており、会場でも一部紹介された。中でも、コスモタイガーの曲(映画『ヤマトよ永遠に』の曲をアレンジ)では、なんと「ワンダバ」(※『帰ってきたウルトラマン』の地球防衛チームが発進する際のBGM)を取り入れているという。これは、チーフディレクターの榎本明広氏の強い要望で作られたそうだ。会場でも楽曲が流され、観客達は大いに沸いていた。

続いて、ささきいさおさんが再登場し、なんと今作のOP曲もささきさんが歌うと大発表! 曲は、旧作のOP曲「宇宙戦艦ヤマト」(作詞:阿久悠氏、作曲:宮川泰氏)を彬良氏がアレンジ。ささきさん曰く「今回は、重厚なヤマト! 鉄の塊が宇宙に向かって飛んでいくような感じになっています」とのことだ。ささきさんも、宮川親子との2代に渡るお付き合いを、嬉しく思っているという。そして初代ED曲「真赤なスカーフ」も熱唱してくれた。

さらに、今作の新ED「星が永遠を照らしている」を歌う結城アイラさんも登場! 結城さんは「すごく光栄で大事に歌いたいという気持ちです。そして身を引き締めて臨みたいと思います」とコメントしてくれた。

●ヒットを祈願して鏡割り!

続いて第四部「キャストコーナー」では、小野大輔さん(古代進役)、鈴村健一さん(島大介役)、桑島法子さん(森雪役)、菅生隆之さん(沖田十三役)と、役者陣が大集合し、「バーチャルヤマト」と題して、波動砲発射のシーンを生アフレコしてくれた。本来は、発射までのカウントダウンは別のキャラがしているのだが、今回は古代が担当。小野さんは「(カウントダウンもやりたかったので)すっきりしました(笑)」と嬉しそうであった。

最後は作品のヒットを祈願して、出演者全員による鏡割りが行われた。用意された樽酒の銘柄には「美伊」の文字。なんと、1話でも登場した軍医・佐渡酒造が飲むお酒と同じ銘柄で、この日のために、特別に印刷されたものだそうだ。
そして出渕総監督と沖田艦長演じる菅生さんによる、「ヤマト2199のスタートを祈って、ヤマト発進!」の掛け声で、樽が割られ、会場内は大きな拍手が巻き起こっていた。

●ファンへ向けた熱いメッセージ!

会場内が大歓声に包まれる中、今回の出演者を代表して、5人の出演者たちは、みんなに向けてメッセージを語ってくれた。内容は以下の通り。

【ささきいさおさんコメント】
「40年近く前の『ヤマト』が、未だに皆様に愛され続けて、それに現役で参加できることが幸せです。また新たな気持ちで、『ヤマト』が大ヒットすることを祈ってます。皆さんもよろしく!」

【宮川彬良氏(音楽)コメント】
「“あなたにとってヤマトとは?”という取材を受けたんですが、“責任”という一言につきます。僕にとっての責任、僕らの世代にとっての責任、子にとっての責任、親にとっての責任、色んなことに当てはまるんですけども、この言葉を貫いていきたいと思います」

【菅生隆之さんコメント】
「スタジオで、緊張感をもって、みんなで刺激し合って、素晴らしい『ヤマト』を作っていきたいと思います。よろしくお願いいたします!」

【小野大輔さんメント】
「昔の『ヤマト』以後に生まれた世代とベテランの方々が、一緒のスタジオで熱い想いを、作品にぶつけています。この『ヤマト2199』が、昔の『ヤマト』を知っている世代と、新しい世代との架け橋になって、みんなに楽しんで頂ける作品になると、嬉しいなと思っております」

【出渕裕氏コメント】
「今回、改めて大きい画面で観て、コレを作る事ができたんだなあという想いは強いです。この作品は、僕自身もそうですけども、想いが深ければ深いほど、色んな想いを大切にしたいっていう作品です。全ての人の『ヤマト』像を満足させるのは不可能ですが、だいたいの人が、『ヤマト』であろうと思っていただけるレベルには、もっていけたんじゃないかなと思います。26話ありますので、どうぞ、よろしくお付き合いのほど、お願いいたします」

気になるアニメ本編は、2012年4月7日より新宿ピカでリー他、全国10館にて、第1章(1話&2話)が上映スタートする。全7章(全26話)からなる物語が、以後も順次公開されているので、期待してほしい!

<Text・Photo/小俣 猛>

【インフォメーション】
イベント上映:4月7日(土)より新宿ピカデリー他、全国10館にて、第1章(約50分)が上映開始!(配給:松竹)
※第2章上映が6月30日より開始決定!

<配信情報>
劇場での上映と同時タイミングで配信開始。

<発売情報>
BD&DVD:第1巻(1話&2話収録)5月25日発売決定!

<ネットラジオ>
3月26日より配信開始!

※その他の詳細は公式サイトを参照!

(C)2012 宇宙戦艦ヤマト2199 製作委員会

●宇宙戦艦ヤマト2199 公式サイト
http://yamato2199.net/