キャストもアーティストも新着情報も満載!『TBSアニメフェスタ2011』レポート
By, 2011年9月28日
TBS系列で放送されるアニメに出演するキャストや、主題歌を担当するアーティストが多数登場する真夏の祭典『TBSアニメフェスタ』が今年も文京シビックホールで開催された。
まず最初に登場したのは、事前に告知のなかった『けいおん!』から劇中バンド・放課後ティータイムの5人(豊崎愛生(平沢 唯役)、日笠陽子(秋山 澪役)、佐藤聡美(田井中 律役)、寿 美菜子(琴吹 紬役)、竹達彩奈(中野 梓役))のメンバー! いきなりのサプライズに、のっけから場内は大興奮に包まれる。アニメ前期OPテーマ「GO! GO! MANIAC」を熱唱。さらに12月に全国公開される劇場版のキービジュアルが先行公開されると大歓声が上がった。最後に日笠がリードボーカルを務める後期EDテーマ「No,Thank You!」を歌い上げた。
『電波女と青春男』コーナーに登場したのは藤和エリオ役の大亀あすか、丹羽 真役の入野自由、御船流子役の加藤英美里、前川さん役の渕上 舞、藤和女々役の野中 藍が登壇。各キャスト思い出のシーンを出しあい、それに対してツッコミを入れていく。大亀さんは作中でエリオの正装(?)である布団ぐるぐる巻き姿ではなかったが、神聖かまってちゃんのメンバーによるビデオレターの応援を受け、OPテーマ「Os-宇宙人」を元気に披露した。
続いては『IS<インフィニット・ストラトス>アンコール 恋に焦がれる六重奏』。今年1~3月に放送されたアニメ『IS<インフィニット・ストラトス>』が、好評にお応えしてOVAとなって2011年11月25日に発売されることが決定! 織斑一夏役の内山昂輝、篠ノ之 箒役の日笠陽子、セシリア・オルコット役のゆかな、凰 鈴音役の下田麻美、シャルル・デュノア役の花澤香菜、そしてラウラ・ボーデヴィッヒ役の井上麻里奈が登場。新作の見どころを語り合い、また、7月に行われた番組イベント「ISワンオフ・フェスティバル」のBlu-ray&DVDが発売されるということもあり(?)、イベント中に行った某人気ダンスアーティストの真似をしたり、と観客を楽しませた。
この後行われた栗林みな実のミニライブコーナーでは、同番組のOPテーマ「STRAIGHT JET」と、TBSにて放送されていた『けんぷファー』OPテーマ「あんりある・パラダイス」、アップテンポなナンバー2曲を披露した。
続いては『緋弾のアリア』コーナー。遠山キンジ役の間島淳司、神崎・H・アリア役の釘宮理恵、星伽白雪役の高橋美佳子、峰 理子役の伊瀬茉莉也、レキ役の石原夏織が登場。作品の思い出を語った後は「武偵憲章第一条 仲間を信じ、仲間を助けよ!」コーナー。作品に関する問題の答えをフリップに書き、全員が正解するとポイントが入り、5問中3問以上正解すると、アリアの顔がかたどられたケーキをプレゼント! という企画。間島に対し客席から「ボケて!」というアシスト(?)が入るなど、結果は残念ながら2問正解。罰ゲームとして恥ずかしいセリフを言わされる羽目になった(笑)。
続いてミニライブコーナーには中野愛子が登場。EDテーマ「カメリアの瞳」をムードたっぷりに激しく歌い上げた。
7月から放送開始されたアニメ『まよチキ!』コーナーは近衛スバル役の井口裕香、坂町近次郎役の日野 聡、涼月 奏役の喜多村英梨、坂町紅羽役の花澤香菜、宇佐美マサムネ役の伊瀬茉莉也、鳴海ナクル役、阿澄佳奈の6名が登場。Blu-ray&DVDに収録されるものとはまた違うキャラクターコメンタリーアフレコが行われ、熾烈なアドリブ合戦が繰り広げられた。
ミニライブコーナーでは喜多村がOPテーマ「Be Starters!」を切なく力強く、そして井口と伊瀬と三人でEDテーマ「君にご奉仕」をキュートに披露した。
続いて行われたのは新作紹介コーナー。『ラストエグザイル 銀翼のファム』の先行試写会が行われ、主人公のファム役を務めた豊崎愛生が登場し、キャラクター紹介を行った。
ここからイベントはいよいよクライマックスへ。まずは10月より始まる『僕は友達が少ない』コーナー。登場したのは羽瀬川 小鷹役の木村良平、三日月夜空役の井上麻里奈、柏崎星奈役の伊藤かな恵、楠 幸村役の山本希望、志熊理科役の福圓美里、羽瀬川小鳩役の花澤香菜、高山マリア役の井口裕香。コーナーの初めにいきなり放送コードギリギリの映像が流され、場内は騒然(笑)。自身の演じた超個性的キャラクターの紹介をしつつ、作品の魅力も紹介。放送が楽しみだ。
現在好評放送中の『アイドルマスター』ステージは、作品の魅力の一つでもある「曲」のライブからスタート。天海春香役の中村繪里子、星井美希役の長谷川明子、萩原雪歩役の浅倉杏美、高槻やよい役の仁後真耶子、双海亜美・真美役の下田麻美の5人がOPテーマ「READY!!」で客席の心を鷲づかみにした。ここからは長谷川が司会を務め、『アイマス』の世界をより深く知ってもらうための企画「アイのから騒ぎ」。あるメンバーからあるメンバーのイメージがスクリーンに映し出され、大いに盛り上がった。そして最後はライブでも盛り上がる「The world is all one!!」を再び5人で披露した。
ラストを飾るのは今年も『ひだまりスケッチ』。ゆの役の阿澄佳奈、宮子役の水橋かおり、ヒロ役の後藤邑子、沙英役の新谷良子の4人が着物に身を包み『ひょう点』コーナーがおもむろにスタート! オマージュした某番組の要領で、お題に合わせて手元のフリップに回答を書きこんでいき、珍回答に場内からは笑い声がドッカンドッカン沸き上がる。
10月にTV放送される『ひだまりスケッチSP』の前編の先行試写会の後はライブコーナー。そのOPテーマ「気まぐれじゃんけんぽん」を披露したあと、重大発表が! TVアニメシリーズの「第4期制作決定」の文字がスクリーンに映し出されると、場内は大きな拍手と歓声で埋まった。まだまだ余韻が残る中、最後は『ひだまりスケッチ』OPテーマ「スケッチスイッチ」を歌い上げ、イベントは終了。
今年も中身のパンパンに詰まった濃厚なイベントとなった。
<Text・Photo/ダンディ佐伯>
●『TBSアニメフェスタ2011』公式サイト
http://www.tbs.co.jp/anime/festa/