竹達彩奈が初めての朗読を深く語る!?『ふしぎ工房症候群 Premium.2 居場所をください』発売記念トークショー開催!!
竹達彩奈が初めての朗読を深く語る!?『ふしぎ工房症候群 Premium.2 居場所をください』発売記念トークショー開催!!
人気声優・竹達彩奈さんが朗読に初挑戦したオリジナル朗読CD「ふしぎ工房症候群 Premium.2『居場所をください』」が6月22日に発売！ これを記念して原作者の竹内 葵先生とともにトークショーを開催した。来場したファンの皆さんには抽選で嬉しいプレゼントも送られたぞ。
季節は夏！ ということで爽やかな夏服で登場した竹達さん。
夏休み真っ只中でのイベント、ということで「夏休みに入って、姪っ子が北海道に行った、という話を聞いて、『夏休みっていい響きだな』と改めて思いました」「夏休みの宿題は7月中に終わらせて、残りの1か月はゲームをどれだけクリアできるか挑戦していました（笑）」と思い出を語りつつ、『ふしぎ工房症候群』の話へ。
ストーリーの作成に向け、数時間かけて竹達さんのことについて色々と伺ったという竹内先生。「最初はラブストーリーを考えていた」ということだったが、話を聞くうちに方向転換し、ミステリー色の強い内容になったとのこと。
竹達さんは朗読に臨むにあたり「朗読は初めての経験でしたので『とにかくみんなにこの話を伝えよう！』という気持ちでやりました。でもとても楽しかったです」とコメントした。それを受けて竹内先生は「最初はスタッフの中からも『こんな若い子が今回の話をうまく朗読できるのか？』という声もあったのですが、最初にテストで演じてもらったのを聞いて、皆『いける！』と思いました」と絶賛。それを聞いた竹達さんは恥ずかしそうにテレ笑いを浮かべていた。
ストーリー内容について、竹達さんは「私も思春期の頃、その時期特有のものだと思うのですが、親とちょっとしたすれ違いがありました。その経験があったからなのか、今作では感情移入できる部分が結構ありました」とコメント。
実は今作に限らず、毎回竹内先生や周りの方々の体験談が物語に反映されているということが分かった竹達さん＆ギャラリーはビックリ！ どこのエピソードが反映されているのかおそるおそる聞いてみると、かなりヘビーな内容で、場内からも驚嘆の声が上がった。
続いては、来場者に対して募集したお題を発表するコーナー。
お題は「今作の最後で、主人公の『わたし』は暗闇から抜け出すことにより、自分の居場所を見つけることができました。彼女の脳裏に浮かんだ、ほほ笑むふしぎ工房の老人と少女は、その時彼女に対して何と声を掛けたでしょうか？」というもの。
数ある回答の中から5名が選ばれ、作品をイメージしたイラストに、竹達さんのコメントとサインをつけてプレゼントされた。回答に目を通した竹達さんは「パッと思いついたようなものから、スペースに書き切れずに別紙に長文を書かれていた方もいらっしゃって、皆さんすごい想像力だな、と思いました」と感想を述べた。イラストも回答と一緒で様々。とりわけ、ジャケットにも使用されている少女のイラストは「この絵、私に似てますよね？母親にも『似ているわね』と言われました。仕事場でもみんなに見せているんです！」と得意げな竹達さん。
ここで、竹内先生から「最後のシーンで、少女が扉を開けた向こう側にいた人の正体は誰だったでしょう？」という問題が客席に対して出された。正解者は少数だったが、「これをきっかけにもう一度聴き直してみると良いかもしれませんよ？」と竹達さんのフォローも入り、そのまま最後のプレゼント抽選会へ。4名に、先ほどのコーナーの採用者に渡された、コメント＆サイン付きのイラストがプレゼントされた。
「夏休みだけど、くれぐれも夜遊びはしないようにね！」という竹達さんからのありがたいコメントで、イベントは終了した。
＜Text・Photo／ダンディ佐伯＞
☆CD情報
オリジナル朗読CD ふしぎ工房症候群 Premium.2「居場所をください」
発売中（2011年6月22日発売）
XNCG-10021
税込￥2,100
＜ストーリー＞
子供の頃はキラキラしていた。すべてが輝いて見えた。毎日が驚きの連続だった。
小川のせせらぎも、土手に咲く花も、何もかもが喜びを与えてくれた。
タンポポを手に取り、目を瞑り願いごとを三つつぶやいてふっと吹く。わたぼうしが全部飛んだら願いがかなう。そんなことを本気で信じていた。
缶蹴り、竹馬、鬼ごっこ──男の子に混じって野山を駆け巡った。白つめ草でレイやカチューシャを作り、お姫様を気取って見せた。夢も希望も無限大だった。不安に思うことは何もなかった。
なのに、いつのから日だろうか？ 人を避け、自分の殻に閉じこもるようになったのは……？
●コズミックレイ オフィシャルサイト
http://www.cosmicray.co.jp/
